この大陸の続く限り……全てはアタシの逃げ道たりえるのさ!(偽ブランド商)【軌跡シリーズ名言集】

Zenon
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 日本ファルコムの名作ストーリーRPG『軌跡』シリーズの名言集をお届けします。

 本記事で紹介するのは、『零の軌跡』『碧の軌跡』に登場するモブキャラクターの1人の名言。両作品のあるクエストで登場するのですが、『軌跡』シリーズには珍しい“名前のない”人物です。

 にもかかわらず、強く記憶に残る……。下手すればメインキャラクターたちのセリフ以上に。そんな個性があふれすぎて忘れたくても忘れられない、とあるキャラクターについて紹介してまいります。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

この大陸の続く限り……全てはアタシの逃げ道たりえるのさ!(偽ブランド商)

●第3章_クロスベル創立記念祭(英雄伝説 零の軌跡:改)

 彼女が初めて登場するのは、『零の軌跡』第3章の緊急支援要請。クロスベル創立記念祭において、安い品をブランド品と偽って知識のない観光客に売りさばく「偽ブランド商」を取り締まる内容です。

 ロイドたちは共和国からの玄関口・タングラム門の張り込みに着手し、バスの乗客と話をして怪しい人物を突き止めようとします。

  • ▲なかには固有のグラフィックを持っていて、明らかに何かがありそうな人物もいました。

  • ▲クロスベル行きのバスに乗り込み、怪しい人物を推理します。

 バスから降りて、怪しいとにらんだ上品そうなお婆さんに任意同行を求めます。なんとか言い逃れようとしますが、ロイドたちはお婆さんの言動から矛盾を見つけて論破。

 これ以上はもう言い逃れできない、そうお婆さんが悟ったそのとき……!

  • ▲【Before】上品そうな口ぶりで、お孫さんに会うのを楽しみにしている弱々しいお婆さん。


  • ▲【After】正体を現した偽ブランド商。とにかく声がデカい。口が悪い。そして「おまいう」。

 「捕まえられるものなら捕まえてみせなぁああ!!!」と叫びつつ、猛ダッシュで逃走するお婆さん。若いころに登山で鍛えたという自慢の足腰で、逃げ切る気満々です。

 しかしその先で黒髪の女性が足を突き出して転倒。追いついてきたロイドたちの手で御用となりました。

  • ▲うっかり足を突き出してしまったという黒髪の女性。とっさの判断だったはずですが、さすがです。


  • ▲捕まっても元気いっぱいな偽ブランド商。悪びれない相手というのは本当にやっかいですよね。

 協力してくれた黒髪の女性はキリカ・ロウラン。『空の軌跡』では遊撃士ギルドの受付をしていた女性です。『閃の軌跡Ⅳ』でも名前だけは出ていましたね。

  • ▲彼女についての謎は本作をプレイすればわかります。ちょっと複雑な話なのでここでは割愛。

 せっかく捕まえた偽ブランド商ですが、クロスベルの法律では「厳重注意」と「1カ月程度の退去命令」だけになるそうで、罪を反省するような罰則は一切ナシ。帝国と共和国の圧力でそんなことになっていて、両国の悪者にとってはまさにパラダイスな街というわけです。

  • ▲「二度と来ないでください!」と全力で突っ込みたい。

●第3章 胎動~獣たちの謝肉祭(英雄伝説 碧の軌跡:改)

 時は流れ、作中の時間で約半年後……彼女は再びクロスベルにやって来ました(来年まで待てなかったのか……)。

 今度は捜査二課の努力のおかげで、すでに駅まで追い込んである状態からスタート。さながら逃げ場のない袋のネズミ……いかに足が早かろうと出口さえふさいでおけば勝利は間違いない。そう思っていた時期が自分にもありました……。



  • ▲帝国へ高飛びしようと列車を待っていた偽ブランド商。そこへ《特務支援課》が現れ、大声で言いたいことだけ言って逃げ出しました。

 入口は固めているので問題ないと思っていたら、まさかの共和国行き列車の屋根に飛び乗っての逃走! これには一同、開いた口がふさがりません。



  • ▲ピョーンと階段上から列車の屋根に飛び乗る偽ブランド商。いやホント、健脚ですねぇ……。

 すかさずロイドたちも追従して列車の屋根に飛び乗ります。そして車内に入り、後ろから隠れ場所をつぶしていく作戦に。

 車内では《西ゼムリア通商会議》を襲撃した共和国系テロリスト《反移民政策主義》の残党が《黒月》の追っ手に捕まろうとしているところでした。

 と、(彼らにとって)絶体絶命のピンチだったそのとき! 列車後方からものすごい勢いで走ってきたお婆さんと《黒月》が衝突してしまいます!!



  • ▲突然の乱入に反応できず、うずくまる《黒月》構成員の2人。

 すると、偽ブランド商は《黒月》に追われていたテロリストたちの事情をひと目で看破。そして警察の追っ手に対抗するため、彼らを勢いのまま同行者にします。



  • ▲勢いで押し切る偽ブランド商。そして割と素直に同行するテロリストたち。


  • ▲再び屋根に上がると、テロリストが武装して襲ってきます。お互い事情は知らないけど戦うことに。なお、同行している捜査二課のレイモンドもゲストで戦いますが、ほぼ戦力外でした。

 さらに先へ進むと、ついに偽ブランド商との最終決戦です。もうこれ以上は逃げ場はないと諭し、投降するよう呼びかけるロイド。そして「確かに……」とあきらめムードのテロリストたち。しかし偽ブランド商は、一人諦めていませんでした。



  • ▲列車さえ止まればこちらの勝ち。共和国なら土地勘があるから逃げ切る自信があるとのこと。あれ、なんか本当に逃げ切られそうな気がしてきた……?

そして、今回の名言につながります。

 「この大陸の続く限り……全てはアタシの逃げ道たりえるのさ!」



  • ▲このお婆さんならやりかねない……そう思わせている時点でじつにパワフルですよね。テロリストたちも「ついていきますぜ!」とすっかりその気に。なんか単純でチョロイ連中に見えてきました


  • ▲ちなみに、戦闘では偽ブランド商も参加し、テロリストに発破をかけて援護してきます。彼女を倒さずクリアするとボーナスポイントが入り、逆に倒してしまうと「さすがにかわいそうだったかな」と同情するロイドのセリフが見られます。

 そして共和国軍に連行される偽ブランド商。クロスベルの法律も『碧の軌跡』時点では厳しくなったのできちんと取り締まれるようにはなったのですが、逮捕する場所が共和国になりそうだったので引き渡すことに。


  • ▲「借りは必ず返す」と言い放って去っていく偽ブランド商。ロイドも「本当にまた現れそうで嫌だな」とゲンナリしています。

 というわけで、偽ブランド商の名言「この大陸の続く限り……全てはアタシの逃げ道たりえるのさ!」をお送りしました。

 ロイドたちの物語も描かれる『創の軌跡』や、いずれ描かれるであろう共和国編のお話で再登場する可能性が高いモブキャラだと思っていますので、よく覚えておいてください。自分は、忘れたくても忘れられません(笑)。

 シリアスなものからコメディ的なものまで、軌跡シリーズにはほかにも数々の名言が存在します。今後もそれらをピックアップしてお届けしていく予定なので、お楽しみに!

※画面はPS4『英雄伝説 零の軌跡:改』、『英雄伝説 碧の軌跡:改』のものです。
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英雄伝説 創の軌跡

  • メーカー: 日本ファルコム
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: RPG
  • 発売日: 2020年8月27日
  • 希望小売価格: 7,800円+税

英雄伝説 零の軌跡:改

  • メーカー: 日本ファルコム
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: RPG
  • 発売日: 2020年4月23日
  • 希望小売価格: 3,980円+税

英雄伝説 碧の軌跡:改

  • メーカー: 日本ファルコム
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: RPG
  • 発売日: 2020年5月28日
  • 希望小売価格: 3,980円+税