小説の世界は――戦場だった。『いつか僕らが消えても、この物語が先輩の本棚にあったなら』

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 『いつか僕らが消えても、この物語が先輩の本棚にあったなら』(著者:永菜葉一、イラスト:なび)が、MF文庫J(KADOKAWA)から8月25日に発売されます。

 日常の全てが灰色の柊海人と、全てが虹色の天谷浩太、正反対の日々を送っていた2人の前に現れた文芸部部長・神楽坂朱音。小説に魅せられた3人の少年少女が贈る、青春創作活劇の幕開けです!

あらすじ:青春の全てを捧げた、小説の世界は――戦場だった。

 柊海人の日常は全てが灰色だった。可愛い妹と何かと気に入らないことがあればすぐに激昂してしまう父。アンバランスな家庭を守るため、アルバイトに明け暮れ、将来のことなんて考えられなかった。

 天谷浩太の日常は全てが虹色だった。幼いころから欲しいものは何でも与えられ、何をしたって上手くいった。

 そんな二人に文芸部部長・神楽坂朱音は小説の世界の素晴らしさを説いた。そして、囁く

「君たちのどちらかがプロデビューして、私を奪って欲しい――」

 いびつな関係の3人が小説という名の戦場に出揃うとき、物語は動き出す。

 小説に魅せられた少年少女が贈る、本物の青春創作活劇!

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『いつか僕らが消えても、この物語が先輩の本棚にあったなら』

  • 発行:MF文庫J(KADOKAWA)
  • 発売日:2020年8月25日
  • ページ数:292ページ
  • 定価:640円+税

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