駆け抜けるがいい、若人たちよ。時代を照らす刹那の閃きのように(アルゼイド子爵)【軌跡シリーズ名言集】
- 文
- ジュンキ
- 公開日時
日本ファルコムの名作ストーリーRPG『軌跡』シリーズの名言集をお届けします。
本記事では、名言には事欠かないこの人物の『閃の軌跡IV』からの台詞をピックアップしました! ただし、今回はゲーム終盤のネタバレ多めとなっていますので、お読みの際はご注意をば。
※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。
――駆け抜けるがいい、若人たちよ。時代を照らす刹那の閃きのように(アルゼイド子爵)
●終章 散り行く花、焔の果てに(英雄伝説 閃の軌跡IV)
舞台となるのは『閃の軌跡IV』の物語終盤で、リィンたちが決戦に臨もうとしている最終局面。
エレボニア帝国から周辺諸国、さらにはゼムリア大陸全土までもを巻き込まんとする世界大戦が目前に迫るなか、その悲劇を食い止める力となりうるのは、リィンら《VII組》を中心とした“第三の力”。
そこでは、国や組織の垣根を超え、さまざまな人間が力を合わせて彼らの道を切り開きました。
世界大戦という未曽有の事態に際し、各国の協力者が固唾を飲んで状況を見守ります。
そして、七耀暦1206年9月1日、正午。
エレボニア帝国に端を発した世界大戦――のちにヨルムンガンド戦役と呼ばれる、ゼムリア大陸の近代史上最大規模の戦いが幕を開けました。
戦端が開かれ、空に陸に、所狭しと兵器が飛び交う戦場。眼前に広がるのは、まぎれもない戦争。
その間隙を縫うように、オリヴァルトの指揮の下、戦いの元凶を討たんとする“第三の力”・《光まとう翼》が動き出します。
最終決戦の地となる《幻想機動要塞》は結界で守られており、それを打ち破るためには5つ存在する《塩の杭》の攻略が必要。
リィンたちが要塞へと向かう道を切り開くべく、《光まとう翼》はエステル、ロイドたちを中心に部隊を5つに分けた同時突入作戦を展開します。
その部隊の1つに、《光の剣匠》ことヴィクター・S・アルゼイド子爵の姿も。
とりわけこの部隊は《光の剣匠》を筆頭に、《黄金の羅刹》オーレリア、《蒼の深淵》クロチルダという恐るべき陣容。これには同行した《零駆動》さんも形無し。
いや、トヴァルも十分な実力者なんですけどね。これは相手が悪すぎた(苦笑)。
有志たちによる《塩の杭》攻略は果たされ、最後の希望がリィンたち《VII組》に託されます。
要塞前に立ちはだかる敵も、リィンのヴァリマール、クロウのオルディーネを中心として撃破。
そして、彼らは最後の戦いの地、《幻想機動要塞》へと突入するのでした。
「――駆け抜けるがいい、若人たちよ。時代を照らす刹那の閃きのように」
そこで見送るアルゼイド子爵が放ったこの一言は、まさに“閃”の一文字を冠して4作品にも及ぶ壮大なドラマを紡いできた、『閃の軌跡』シリーズそのものを象徴するものといえるでしょう。
ちなみに、“閃”を使った台詞は、このほかにもシリーズ内でいくつか存在していますので、それを探してみるのも一興かと。
思い返してみれば、『空の軌跡』『零の軌跡』『碧の軌跡』、そしてこの『閃の軌跡』と、これまでのシリーズタイトルには、いずれもその一文字に込められた大きな意味があった気がします。
ユーザーのみなさんのなかには、きっと最新作『創の軌跡』を絶賛プレイ中という人も多いのでは? そのプレイを通じて、今回の“創”の文字に込められているものをひも解いてみるのもおもしろいかもしれません。
それは、はたして単に“はじまり”という意味だけにとどまるものなのか。『創の軌跡』のストーリーを見届けたあとに、それについてもまたどこかで語らう機会が作れるといいですね!
※画面はPS4『英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA-』のものです。
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英雄伝説 閃の軌跡IV ‐THE END OF SAGA-
- メーカー: 日本ファルコム
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- ジャンル: RPG
- 発売日: 2018年9月27日
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