【創の軌跡キャラ考察】《重剣》アガット、その剣は遊撃士の使命とティータのために! 近藤社長コメント付き

アツゴロウ
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 日本ファルコムが世に贈る人気ストーリーRPG『軌跡』シリーズ。その最新作であるPS4用ソフト『英雄伝説 創の軌跡』のキャラクター情報&考察を、日本ファルコム近藤社長のコメントとともにお届けします。

 リベール王国を中心に活躍の場を広げるA級遊撃士アガット。遊撃士としての使命を果たすため、何より大切なティータを守るために、彼はその《重剣》を振るい続ける。

アガット・クロスナー(声優:近藤孝行)

 「俺が全力で支えてやるさ。――頑張れよ、ティータ」

 《重剣》の二つ名を持つリベール出身のA級遊撃士。

 大剣を自在に扱うパワーと持ち前の気合で数々の任務を全うしてきた実力者であり、《リベールの異変》解決の功労者の1人でもある。

 遊撃士として帝国入りした後はさまざまな局面でトールズ第II分校や新旧《VII組》と共闘し、災厄《巨イナル黄昏》ではエステルらリベールの仲間たちと協力して危機に立ち向かった。

 リベール時代からの付き合いであるティータの成長を深い愛情をもって見守っており、災厄後も遊撃士としての仕事をこなしながらティータの開発研究に協力しているようだが、彼を目の敵にしているティータの母、エリカ博士がやって来たためか個人的な気苦労も増えているという。

  • ▲ロイドやノエルと言葉を交わすアガット。

 災厄《巨イナル黄昏》により勃発した世界大戦も終結し、制限されていた帝国内での活動を再開した遊撃士協会。遊撃士であるアガットも故郷のリベール王国を離れ、帝国などで積極的に活動しているようです。

 写真ではロイドやノエルと親しく話しており、クロスベルにも足を運んでいる様子。クロスベルの《特務支援課》や警備隊とも、良好な関係が築けているのでしょう。

  • ▲新型兵器・オーバルギアIIIに乗ったティータと共闘。

 リベール王国出身で、トールズ第II分校に留学したティータとは、王国でクーデター事件が起きたころからの付き合い。アガットと、オーバルギアIIIを駆るティータがともに戦うシーンもあるようです。ティータが頼れる仲間であることを知りつつも、彼女の戦闘参加はできるだけ避けたいと思っているアガットなので、いつも以上の戦闘能力を発揮してくれそう。

 また本作でのアガットは、ティータの開発研究に協力しており、2人で過ごす時間も長くなりそうです。ただし、アガットを目の敵にしているティータの母・エリカ博士の干渉がなければ、の話ですが……。

  • ▲ティータを溺愛し、アガットを敵視するエリカ。彼女の尋常ならざる振る舞いにも注目。

 ティータが手がけているのは、次世代のオーバルギアの開発。思えばアガットは、オーバルギア開発の初期段階のテストに協力したこともありました。このこと自体は、テストにかこつけてアガットを痛めつけようともくろむエリカの謀略でしたが(笑)。本作でもアガットやティータが出演する、オーバルギア開発にまつわるエピソードが見られるかも?

  • ▲オーバルギア開発のテストに付き合わされたアガット。写真は『空の軌跡 the 3rd Evolution』のものです。

アガット OnePoint PlayBack

 アガットの初登場作品は、『軌跡』シリーズの第1作である『空の軌跡FC』。主人公エステルの先輩遊撃士だった彼は、未熟ながらも着実に成長していくエステルに協力し、リベール王国軍・情報部のクーデターや、『空の軌跡SC』で結社《身喰らう蛇(ウロボロス)》が巻き起こした《リベールの異変》の解決に貢献していきます。

  • ▲情報部の兵士の銃撃からティータを守るアガット。写真は『空の軌跡 FC Evolution』のものです。

 アガットがティータと知り合ったのもこういった事件の最中でした。最初はティータを子ども扱いしていたアガットですが、彼女の優しさや芯の強さを理解し、大切な仲間の1人として扱うように。ティータも、ぶっきらぼうな口調に隠されたアガットの優しさに触れ、彼を慕うようになります。

  • ▲結社の《剣帝》レオンハルトに敗れ、心身ともに打ちのめされたアガットを、ティータが励ますシーンも。写真は『空の軌跡 SC Evolution』のものです。

 その後、アガットが月に一度はティータの実家を訪ね、食事をするようになるなど、家族ぐるみの付き合いをするようになる2人。そのせいでティータを溺愛するエリカから“かわいい娘に近付く悪い虫”認定されてしまうわけですが、この時点での2人の関係は、恋人というより家族に近いものでした。

  • ▲エリカだけでなくティータの父・ダンからも品定めされることに。写真は『空の軌跡 the 3rd Evolution』のものです。

 『閃の軌跡III』では、ティータが第II分校の留学生として、アガットがティータを見守りつつ帝国内の調査を進めるA級遊撃士として再登場。このときも2人は家族同然に接していましたが、年ごろの女性に成長してきたティータは、アガットを異性として意識し始めた様子。

  • ▲アガットとの再会を喜ぶティータ。写真は『閃の軌跡III』のものです。

 『閃の軌跡IV』では、帝国の要塞に囚われていたティータをアガットが救出。そのときアガットも、ティータが自分にとって、かけがえのない大切な存在なのだと自覚したようでした。

  • ▲ティータの無事な姿を見て、心から安心するアガット。写真は『閃の軌跡IV』のものです。

 互いを想い合うアガットとティータ。2人の間にまだ障害が残っているとすれば、それはエリカの存在だけでしょう。『創の軌跡』ではアガットとエリカがからむシーンも多いようなので、なんとかエリカに認められるような行動をアガットに期待したいところ。『軌跡』シリーズファンが長年待ち望んでいた、年の差カップルが正式に成立するか否かは、本作でのアガットの行動にかかっているのです!

日本ファルコム近藤社長コメント

 『空の軌跡』での出来事を経てA級遊撃士へと昇格し、『閃の軌跡』では帝国側のメンバーとも絆を深めていったアガットですが、本作ではエリカの要請もあり、ティータの護衛も兼ねてクロスベルを訪れることになります。

 時期的にはクロスベルの再独立調印式の前後になるかと思いますが、アガットの場合はリン、エオリアといったクロスベル支部の遊撃士メンバーとは違う形で独自に行動を起こしていくことになります。

 A級遊撃士として各地で実績を重ね、頼もしい存在となったアガットですが彼を目の敵にしているエリカ博士とは相変わらずのようで、そのあたりのやりとりもティータ、エリカ、アガットを中心に描くエピソードで見ることができるので『空の軌跡 the 3rd』以来となる3人のコメディチックなイベントも楽しんでいただければと思います。

創の軌跡マガジン、8月27日発売!

 日本ファルコムが贈る大人気RPG、『軌跡』シリーズ。その最新作である『英雄伝説 創の軌跡』の発売に合わせて、ファン必携の特別増刊が電撃から発売です!

 前作までの増刊“閃の軌跡マガジン”に引き続き、登場キャラクターや舞台となるゼムリア大陸についての詳細な設定情報を掲載するほか、取り逃しなくゲームを進めるために役立つ物語中盤までの濃密な攻略チャートを収録。

 さらに、近藤季洋社長へのインタビュー、新久保だいすけ氏・啄木鳥しんき氏・さがら梨々氏によるトリビュートイラスト企画など盛りだくさんの内容でお届け。

 ティオのオリジナル衣装を入手できる特典プロダクトコードも付いてきます!

※画面は開発中のものです。
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英雄伝説 創の軌跡

  • メーカー: 日本ファルコム
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: RPG
  • 発売日: 2020年8月27日
  • 希望小売価格: 7,800円+税

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