『ボンカレー』と『ボンバーマン』コラボをゴールデンボンバーがアピール。自分たち以上の適任はいない！

　“ボンカレーゴールド×スーパーボンバーマン R”コラボ発表会が、東京カルチャーカルチャーで行われた。

　司会進行のイジリー岡田さんの呼びかけで、大塚食品の食品事業部・田本修さんと、コナミデジタルエンタテインメントのプロモーション企画本部・大石次郎さんが登壇。

　大塚食品とコナミという異なる業種のコラボが行われることについて大石さんは、シリーズ最新作『スーパーボンバーマン R』をアピールする“ボン活”で、さまざまな活動をしていたことを説明。バンジージャンプや爆風突破などに続いての展開を探している時に、「日本の身近に“ボン”があるじゃないか！」と気づいて、熱い気持ちを大塚食品のお客様相談室にメールしたことを明かした。

　これに対して田本さんは、普通は広告代理店や広報を通じて相談が来るため、メールを見て冗談かと思ったことを告白。ただ、同氏の知っている好きな会社ということで返事をしたところ、話が進みコラボ実施に至ったようだ。

　大塚食品の『ボンカレー』は、1968年2月11日に登場し、昨年で50年を迎えたロングセラー商品。これまでに累計30億食を突破している。2003年には湯煎ではなく、箱ごと電子レンジ加熱できるようになったり、2016年には野菜の国産化をしたりと、さまざまな進化を遂げている。

　『ボンバーマン』シリーズは、30年以上に渡って幅広い層に愛されている人気タイトル。シンプルなルールで人を選ばずに遊べることもあり、いろいろなハードで発売されてきた。最新作『スーパーボンバーマン R』では対戦に加えて、八兄弟が主人公のストーリーモードを楽しめる。

　今回のコラボ商品である『ボンカレーゴールド×スーパーボンバーマン Rコラボパッケージ』がここでお披露目された。甘口、中辛、辛口があり、箱のデザインは各10種類存在する。

　全国にあるスーパー、コンビニなど、食品を扱っているところであればどこでも買えると田本さんは説明。地域や店舗によって若干異なるが7月初旬から夏季限定での展開予定だ。

　また『スーパーボンバーマン R』では8月上旬～末に、GEO、イオン、古本市場、WonderGOOの対象店舗で本ソフトを購入するとコラボボンカレー甘口がプレゼントされるキャンペーンを行う。詳細は公式サイトに掲載される。

　ここで、今回のコラボの広報大使に任命されたゴールデンボンバーが登場。鬼龍院翔さんは「このコラボは僕ら以外、適任がいないと思います！」と語ると、喜矢武豊さんは「どちらも小さい時から慣れ親しんでいるので、（我々を含めて）三組で盛り上げたいです」と続けた。

　ゴールデンボンバーは毎年「今年消えるのでは？」と言われていると語った歌広場淳さんは「どちらも50年、30年と長く続いているので、学べることがあると思います」とコメント。樽美酒研二さんは「我々がしっかり告知して、夏だけでなく、秋も冬も売りたいと思われるようにしたい」と宣言した。

　盛り上がるメンバーの横に白ボンが姿を見せる。手に持っているパネルには“広報大使へのミッション”と書かれていた。戸惑う4人と会場の報道陣に向けて、白ボンは映像を公開。広報大使のゴールデンボンバーに“ボン活！ 3本勝負”に挑んでもらうことが発表となった。

　1本目は爆風が吹き荒れる中、100メートル走を行う“爆走100m走対決”で、2本目はボンカレーに入るじゃがいもの芽を取る“国産じゃがいも芽取り対決”、3本目は『スーパーボンバーマン R』での対決だ。

　お題を見たメンバーは「一発目が一番過酷！」と苦笑い。後方で爆発しながら撮影したことは過去にあったようだが、ここまで近いところで爆発している経験はないとのこと。さらにこちらは代表1人が走るのではなく、メンバー全員が走ることになる。

　“国産じゃがいも芽取り対決”は、徳島にある製造工場でつね日ごろから芽を取っている人とバトルを行う。メンバーは「勝てるわけがない！　相手はプロでしょ！」と突っ込んでいた。

　最後はゲームでの対決。これまでにプレイしているうえに、ステージで対決したこともあるとのこと。テンション高めであったが、グランプリモードでの対戦でチームワークが必要と聞くと「それは自信がない！」と難色を示す場面も。9月に実施予定であることを聞いたメンバーは「『ボンバーマン』は好きだから練習したいです」と口々にコメントした。

　勝負の模様を含め、コラボキャンペーンについては公式サイトで公開されるとのこと。

　鬼龍院さんは「特撮で使う採掘場で爆発の中で走って、徳島に行って芽を取って、ゲームで戦う……冷静に考えるとすごい夏ですね」とコメント。一同が笑顔に包まれつつ、発表会は終了となった。