『Project CARS 3』プロが教える7つのコツ。初心者必見の上達方法とは？

　バンダイナムコエンターテインメントより発売中のPS4/Xbox One（デジタル版のみ）/PC（Steam）用レースゲーム『Project CARS 3』について、初心者必見の上達のコツをお届けします。

　アドバイザーは、忍ismのレースゲーマー・高橋 拓也さん。レースゲーム自体をこれから遊ぶ人に向けたアドバイスを7つの項目でわかりやすく解説しています。

　なお、高橋さんのドライブテクニックが気になる方は、過去に出演した電撃オンラインchの『Project CARS 3』生放送をチェックしてみてください。

初心者の心得①低スペック車輌で基本動作を理解する

　最初から高性能な車輌に乗って爽快感を味わうのも運転する楽しさを感じ取れますが、その分動作が忙しくなります。

　基本操作を理解するためにも、まずは1つ1つの動作に余裕のあるスピードの出ない低スペック車輌から始めることをおすすめします。慣れて来たら徐々に高性能な車輌に変えていきましょう。

初心者の心得②アシスト機能に頼ってみる

　Project Cars 3』をはじめ、各ドライビングシミュレーションゲームには用途別にアシストを介入させることができます。

　レースゲーム初心者にオススメのアシストとして

・ブレーキアシスト
・ステアリングアシスト
・トランスミッション

　の3つを挙げます。

ブレーキアシスト…壁やコース外に頻繁にはみ出してしまう方にオススメです。
曲がり角に差し掛かる際に自動的に適正な位置で減速してくれるため、どこでブレーキを踏めば止まれるか理解できるようになります。

　またステアリング操作に集中できるため、1つ1つの操作別に慣れることができます。操作に余裕が出てきたらアシストを弱めて行き、最終的にはアシスト無しを目指してみましょう。

ステアリングアシスト…ブレーキアシスト同様に壁やコース外に頻繁にはみ出してしまう方にオススメです。曲がり角に差し掛かる際に自動的にステアリングを切ってくれる機能です。

　ペダル操作に集中できるため、1つ1つの操作別に慣れることができます。こちらも操作に余裕が出て来たらアシストを弱めて行き、最終的にはアシスト無しを目指してみましょう。

トランスミッション…実車同様にAT、MTを選択できる車輌が多々あり、MTではペダル操作・ステアリング操作の他にシフトチェンジ操作が加わります。

　前述の2つのアシスト機能と比べてもATとMTによる車輌性能に大きな変化は無いので、MTに慣れない方はATで運転スキルを身に付けることをオススメします。

初心者の心得③始めて走るコースはゆっくり走ってレイアウトを覚える

　走るにあたって、まずはコースのレイアウトを覚えることから始めましょう。右→左→左→右のようにどちらに曲がるのか覚えて、慣れてきたら緩いコーナー（高速で曲がれる）、キツいコーナー（減速しないと曲がれない）といった形で覚えて、慌てずゆっくり走ってみましょう。

　その際、初心者の心得②で挙げたブレーキアシスト、ステアリングアシストでどのように走るのが正しいのか参考にしてみるのも1つの上達方法になります。

初心者の心得④他車とのレースより、1人でのフリーラン

　運転に慣れない時にレース（特にオンライン）をすると、いつも以上に頑張ろうと思う気持ちで逆に空回りしてしまい、場合によっては相手との接触を起こしてしまいます。レースをする上で自分の走りたい位置に相手が走っていたりして、慣れ不慣れがどうしてもあります。

　まずは、1人で余裕を持った運転できるようになってからレースに参戦してみることをオススメします。

初心者の心得⑤同じ設定で繰り返し練習する

　基礎スキルを身につける個人的にオススメの方法として、同じ車輌、同じサーキットで繰り返し練習することです。

　作品内には多くの車輌、サーキットが収録されていますが、色んな情報が混ざって混乱してしまうことがあります。まずは、好きな車輌、好きなサーキットと言った形で同じ組合せで反復練習してみましょう。

初心者の心得⑥レースでは相手への思いやりを

　相手との争いになると熱くなり、頑張ろうと気持ちが高ぶり易くなります。

　気持ちが高ぶると普段の操作とは異なり走行が乱れることもあるので、レースに慣れるまでは余裕を持って一歩引いた形でレースしてみましょう。

初心者の心得⑦上手い人の走りを参考に

　オンラインの世界のプレイヤーやAIとのレースでは参考となる走りがあります。

　AIはセオリーな運転で走行していることが基本的であり、オンラインでも速い人=運転が上手い人ということがほとんどです。

　そのため、走行する際に後ろに着いて走ってみたり、走行せず観戦視点やリプレイ機能で参考にしてみるのも上達への近道です。