『安達としまむら』9巻で2人の日常がちょっとだけ変わる
- 文
- イナヤ マギ
- 公開日時
『安達としまむら』の最新作『安達としまむら9』(著者:入間人間、イラスト:のん)が、電撃文庫(KADOKAWA)から10月10日に発売されます。
女子高生の“安達”と“しまむら”が、のんびり日常を過ごしながら、ふとしたことでその関係が少しだけ変わる、ほのぼの女子高生ラブコメです。
あらすじ:女子高生2人の日常が、ちょっとだけ変わる。
安達と出会ってからの一年が割と濃いから、過去が遠くなっているのを感じる。良くも悪くも、安達は印象的なので他の記憶を上書きしてしまう。わたしはいつか、安達との過去だけで埋め尽くされるのかもしれない。
私には思い出というものがおよそ欠けている。そして、私には今にしかしまむらがいない。少なくとも、今この時は。一年前はまだちゃんと覚えていて、そこにある。だから昔じゃない。私は、いつかしまむらと過去を過ごせるだろうか。
安達と出会う前のしまむらと、しまむらと出会ってからの安達。少しずつ何かが変わっていく。そんなお話。
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『安達としまむら9』
- 発行:電撃文庫(KADOKAWA)
- 発売日:2020年10月10日
- ページ数:216ページ
- 定価:590円+税