『CoD:BOCW』アルファテストプレイリポート。広めのマップを縦横無尽に駆け回るのが楽しい!
- 文
- 柏又
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SIEより11月13日発売のPS5およびPS4ソフト『コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー』。本作は、世界的人気を博しているミリタリーFPSシリーズ『コール オブ デューティ(以下、CoD)』の最新作です。今作はTryarchが開発する『ブラックオプス』シリーズが登場。東西冷戦時代を舞台に、歴史に残らない隠密作戦が展開します。
本作の対戦モード“マルチプレイヤー”のアルファテストが、9月19~21日午前2:00までの2日間、PS4限定で実施されました。今回は、短い期間ながらも本作の魅力をしっかり堪能できたアルファテストのプレイレポートをお届けします。
あらゆる武器タイプが活躍できる多様性のあるマップが魅力的!
アルファテストでプレイできたのは、シリーズおなじみの最大6人対6人で遊ぶ対戦形式“CORE MOSHPIT”と、12人対12人で戦う大規模戦“COMBINED ARMS DOMINATION”の2つ。マップは前者が3つ、後者が2つ用意されていて、対戦終了後に次のマップとルールを投票で決める仕様になっていました。
昨年発売された『CoD モダン・ウォーフェア』と同じく、本作のマルチプレイヤーマップにもバックストーリーが設定されていて、開始前にはプレイキャラクターが登場するデモシーンが流れます。
最初にプレイした感想は、やはりマップが広く作られていると感じられるところ。たいていのマップには、長射程の武器が生きるひらけたエリアと、建物など障害物が入り組んだエリアがそれぞれ存在していて、プレイヤーのメインで使い武器に応じて立ち回る場所が変わっていく感じです。
とくに今作の特徴であるCOMBINED ARMS DOMINATIONは、最大24人が参加するるにしてもかなりの広さがあり、初めてプレイする人はやや戸惑うかもしれません。
しかし、マップに慣れて自分の得意となるエリアを把握できると、マップの広さはあまり気にならなくなりました。DOMINATIONやHARD POINTなどで苦手なエリアを攻める場合は、迂回したりスモークグレネードなどを使うかなどの対処法を考えられる、いい感じのマップデザインになっていると思います。
COMBINED ARMSも、慣れてくるとジェットスキーやスノーモービルといった乗り物や、ジップラインのように高速移動できる施設の活用法がわかってくれば、むしろ広大なマップを駆けまわる楽しさを感じられることでしょう。
COMBINED ARMSは乗り物を活用した戦いがおもしろい!
今回のマルチプレイヤーの特徴のひとつであるCOMBINED ARMS DOMINATIONは、5つあるエリアの占領を目指す大規模戦。このモードでは、高速移動手段としての乗り物以外にも、戦車や機銃を搭載したボートといった戦闘用の乗り物が使えるのもポイントです。
これらの乗り物は、歩兵に対して圧倒的な攻撃と防御力を誇り、立ち回りしだいで大活躍が期待できます。ただし小回りがあまり効かないため、対車両用の装備をもった相手に集中攻撃されるとあっという間にやられてしまいます。
『CoD4』以降、わりと歩兵同士の戦いがメインだったこのシリーズですが、プレイヤーの操る車両と戦うのはそのバランスも含めて新鮮に思いました。従来作だと高位のキルストリーク報酬を呼べる人向けだった、強力な兵器をチャンスがあればだれでも使えるというのは、強いとは言えない腕前の自分としては悪くないですね。
ワイルドカードで大きく方向性が変わるクラス作成
クラス作成で武器や装備を組み合わせるクラス作成は、シリーズおなじみの要素です。今作は“Pick10”ではなく、各項目ごとに使うものを選んでいくオーソドックスなスタイルを採用していました。
「じゃあ、クラス作成の自由度は前作ほどないの?」というとそんなことはまったくありません。今作では、必ずキャラクターが装備できる“ワイルドカード”の選択によってクラス作成の方向性が大きく変わる仕様となっています。
とくに、メイン武器を2つ装備し、かつ1つのカテゴリから複数のPERKを選べる“ロウブレーカー”と、各カテゴリから追加て1つずつ合計6つのPERKを同時に装備可能な“PERKグリード”は、かなりトガったクラス作成を可能にするでしょう。
また、一定時間ごとに再使用できる装備“フィールドアップグレード”もなかなか強力なものがそろっていて、クラス作成に組み込む楽しさが増えていると思います。
そして、今作では活躍に応じて強力な装備が使用可能となる“スコアストリーク”のポイントがやられてもリセットされないようになりました!
高位のスコアストリークを獲得するには死なずに活躍してボーナスを獲得する必要があるものの、地味にがんばれば偵察機やRC-XDくらいは使えるのはうれしいところです。
ここまで、マルチプレイヤーのアルファテストをプレイして感じたことをまとめてみました。肝心の撃ち合った感覚としては、プレイキャラクターの体力が若干多めになっているものの、倒す(倒される)までの時間はそこまでかからないように思いました。
筆者は『CoD』シリーズは毎年楽しく遊んでいるのですが、今のところ『CoD:BOCW』はその中でもかなり好みのマルチプレイヤーを搭載していると感じています。
11月13日の発売はもちろん、10月にPS4先行で実施されるオープンベータも楽しみな内容のアルファテストでした!
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