……とっても、かっこいいです（エミール）【NieR Replicant名言集】

　スクウェア・エニックスの人気アクションRPG『NieR（ニーア）』シリーズの名言集企画、第3回目のお時間です。前回の記事からちょっと長く時間が空いてしまったことをお許しください。

　今回も、第2回目に引き続き、シリーズ処女作『ニーア レプリカント』から名言をセレクトしてみました。前回の記事のラストで、次は『ニーア オートマタ』にしようかなぁなんて書いてた気がしたりしなかったりもしますが、どうかお気になさらず……。

　さてさて、そんな『レプリカント』ですが。本作、10年の時を経てバージョンアップ版となる『NieR Replicant（ニーア レプリカント）ver.1.22474487139...』が来年4月22日にリリースされると、先日のTGS公式番組で発表されましたね。

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　予約も始まり、おそらく世の中は『レプリカント』熱がここから加速していくことでしょう。そんなご時世的な盛り上がり（？）を期待しつつ、今回はちょっとだけ踏み込んだセリフをチョイスしてみたいと思います。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

……とっても、かっこいいです（エミール）

　こちらはとある戦いの後で、主人公であるニーアに対して、旅の仲間であるエミールが口にする言葉です。名言というか、もう告白に近いかもしれませんねこのセリフ。

　ご覧いただければわかるとおり、ニーアさんかっこいいんですよ！

　あまりネタバレはしたくないので表現には気を遣うのですが。妹であるヨナの病気を治す手段を探し、旅に出た主人公のニーアは、物語の中盤で大きな挫折を味わうことになります。そこから数年の時が流れ、少年だったニーアは青年へと成長。彼は久しぶりに、かつて行動をともにしていた少年・エミールと再会することになり……というのが今回のシチュエーションでございます。

　ちなみに、この目隠しをした少年がエミール。彼は“自分が見た対象を石化させる”という恐ろしい能力を秘めており、そんな自分を受け入れてくれたニーアを慕って、行動をともにするようになります。自身の能力を忌み嫌うエミールは、常に目隠しをしているわけで……。

　ある悲しい事件を機にニーア一行は一度バラバラになるのですが、成長したニーアはエミールと再会。2人で力を合わせ、ある強敵との戦いに挑むことになります。そこでニーアに抱きかかえられたエミールが口にするのが、この「……とっても、かっこいいです」というセリフなんです（しかもこの前に「僕が想像していたとおり」という枕言葉も入って参ります）。

　なんだろう、ちょっと照れちゃうなあ、おじさんは。まるで愛の告白。もしかしてエミールって、ヒロインだったけ？

　……うん、ヒロインだったわ。僕のなかで彼はヒロイン。なんならカイネも白の書も、ニーアの旅の仲間はみーんなヒロインといっても過言ではない気がする。もちろん、妹であるヨナも含めてね。

　ここらへん、プレイヤーの数だけ色々な想いがあると思うので、あくまで僕個人の見解ということでご了承いただければ幸いです。

　まだ本作を未プレイの方からすれば、「目隠しをしているはずのエミールがなぜニーアの顔を見ることができたのか？」という疑問もあることでしょう。その答えが知りたいのなら、まもなく『NieR Replicant（ニーア レプリカント）ver.1.22474487139...』が発売されると思いますので、ぜひ手に取ってみてもらえませんか。そのうえで、このときエミールに何が起こったのか、そして僕が感じた“ヒロイン感”の意識が共有できるかどうかを確かめてみてほしいです。ニーアさんがどんなリアクションをするかも含めて、ぜひご覧くださいませ。

　今回の記事、全体的に若干ボヤかした書き方をしてしまってごめんなさい。これも核心のネタバレを避けるため……スクショが少なめなこともご容赦いただければ幸いです。でも、このままだとちょっと手抜きに思われるかもしれませんので、このセリフのちょっと手前のシーンのスクショをチラホラと。

　ここでの戦闘シーンやエミールの過去が語られる回想シーンは、作中屈指の名場面の1つなので、未プレイの方はお楽しみに！

　ということで、今回も最後までお付き合いいただきありがとうございます。次回こそ『ニーア オートマタ』から名ゼリフをチョイスするかもしないかも？　

　ということで、また第4回目の記事でお会いできればうれしいです！　今回はこのへんで。

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