今、『女子無駄』がおもしろい! 漫画最新巻&アニメの見どころまとめ

そみん
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 『コミックNewtype』で連載中のビーノさんによる漫画『女子高生の無駄づかい』。その単行本の最新巻となる第5巻と第6巻が7月4日に発売され、さらにTVアニメが本日7月5日からいよいよ放送開始となります。

 絵柄やタイトルの響きからは、かわいい女の子たちの学生生活を描く日常系作品に感じるかもしれませんが、実際はなかなかパワフルな残念女子系コメディです。

 漫画だけでも、アニメだけでも楽しめますが、当然ながら両方一緒に楽しむほうがおすすめです。自分が思わず笑ってしまったポイントを中心に、それぞれの『女子無駄』の見どころについて紹介していきます。

そもそも漫画版『女子高生の無駄づかい』とは?

 物語の舞台は、個性的な女子が集う、さいのたま女子高校。だいぶ偏差値が足りない田中(通称:バカ)を中心に、BLに傾倒する菊池(通称:ヲタ)、無表情な才女・鷺宮(通称:ロボ)など、今しか生きられない“女子高生”を無駄に生きる女の子たちを描く日常系学園コメディとなっています。

 作者であるビーノさんならではの独特の視点で描かれる女子高生生活は、ある意味で生々しく、ある意味で想像の斜め上を行く展開で、読んでいて思わず吹き出してしまうこともしばしば。

 ちなみにファンの間では、『女子無駄』の生きざまはもはや伝説。一度は涙の連載打ち切りとなってしまったものの、その“ジワるおもしろさ”から人気が再燃。見事に連載再開を果たし、TVアニメ化までたどりついた奇跡の作品としても知られています。

 大原則はコメディですが、変化球のようにさしこまれる“イイお話”(と見せかけて落とすこともありますが)、無駄に心をきゅんきゅんさせられてしまう王道的な恋愛エピソードなど、一言では表せない不思議な世界観を持ったユニークな作品です。

 本作を連載している『コミックNewtype』では最新話を含めた一部のエピソードを無料で楽しめるほか、『BOOK☆WALKER』では期間限定で第1巻冒頭部分の無料お試し版が配信されています。

 バカこと田中をはじめ、気になった女の子を見つけた場合は、まずは気軽に無料で楽しめる漫画を読んでみましょう。

単行本を買うメリットは?

 漫画『女子高生の無駄づかい』の単行本は、7月4日に第5巻&第6巻が2冊同時発売となりました。

 『コミックNewtype』という無料のWeb雑誌で連載されている漫画と聞くと、「最新話が無料で読めるなら、単行本を買わなくてもいいじゃん」と考える人がいるかもしれません。

 でも、あえて断言しましょう。『女子無駄』は、Web連載時よりも単行本のほうが圧倒的におもしろいと!

 その理由は、純粋に単行本描き下ろしの要素が多いこと。等身大の作者コメントが読めるあとがき漫画“あとがきのむだづかい”は毎回おもしろいですし、各話の間に後日談的に差し込まれるひとコマ漫画的なカットもセンスがキラリ。
(ちなみにテレビアニメ版では、このひとコマ漫画的なカットをふくらませた場面も多く、単行本派の自分としては「やるな!」とニヤニヤしながらアニメを楽しめちゃいました)

 さらに、単行本のカバーをはずした表紙に毎回仕掛けがあるのは当然レベルとして、第1~6巻すべてに毎回10ページ前後の描き下ろし漫画まで用意されています。どんだけ漫画を描きたいんだ、ビーノさんは!(ホメ言葉)

【描き下ろし漫画の内容】
・第1巻:中二病のヤマイがコンタクトを入れる話と、ロリとおばあちゃんの日常を描く2本立て
・第2巻:ロリとバカと顔出しパネルにまつわるお話
・第3巻:ロリを中心としたレギュラメンバーの入学式前後のお話
・第4巻:ワセダの学校や日常生活
・第5巻:バカ、ヲタ、ロボの小学生時代のお話
・第6巻:壊れたボートに乗ったヤマイがピンチになるお話

 カバーの折り返し部分など、とにかくスペースがあれば漫画を掲載しており、BOOK☆WALKERの電子書籍版を含めて、単行本を買うメリットは確実にあります!

最新巻・第5巻の見どころは?

 バカこと田中に本気で留年の危機が迫るエピソード“なかま”を経て、レギュラーメンバーが2年生となり、後輩キャラのチラ見せや、ヤンキー系の新レギュラーキャラ・野原愛莉(通称:ノラ)も仲間入りする第5巻。

 個人的に第5巻の裏テーマは“ラブ”じゃないかと思うほど、男と女や女と女がドキドキの急接近を果たすエピソードが多めな感じ。

 特に巻末に収録された、2017年にニコニコ静画で実施された読者投票企画用に描き下ろされたエピソード“こい”が秀逸な出来!

 この読者投票は“どのキャラ×どのキャラの話が読みたいか”を募集したもので、そこで選ばれたのは“ヲタ×ワセダ”のカップリング。

 いやあ、わかるファンにはわかるでしょうし、初見の方へのネタバレを避けて詳しくは書きませんが、自分としては「おいおいおいおいふざけんなよ? かわいすぎんだろうが」「はいっ。あざーーっす。同人誌(ナマモノ)じゃん、いただきました。あざーーっす」と、変なテンションになってしまったほど(笑)。

 『女子無駄』はどの巻から読んでもすんなりと楽しめるので、もしアニメにはまって漫画の単行本も読みたいと思った方には、この第5巻から読み始めることをおすすめします!

最新巻・第6巻の見どころは?

 なんだかんだで2年生に進級したバカこと田中たちですが、あいかわらずの平常運転が続きます。

 ヤンキー系の新レギュラーキャラ・野原愛莉(通称:ノラ)のかわいさやオバカさが掘り下げられるエピソードがありつつ、個人的にイチオシの中二病少女・ヤマイが活躍するエピソードも収録。

 特にドラゴンの卵をめぐる“かち”は、定番ネタであるワセダ対ヤマイの中でもトップクラスのおもしろさ。なお、ワセダ対ヤマイの戦いのテイストを知りたい方は、『コミックNewtype』に無料掲載されている第12話“せんたく”を試し読むのがおすすめです。

 余談ですが、第6巻は冒頭の“ぎせい”がとても衝撃的なので、『女子無駄』を知らない知り合いに読ませてみて、ニヤニヤと反応を楽しむのもアリかと思います!

アニメ版『女子高生の無駄づかい』の見どころは?

 TVアニメ『女子高生の無駄づかい』の大きな見どころは、何はなくとも女の子たちがかわいいところ!

 ただ、単なる“かわいさ重視”ではなく、原作漫画が持つエッジが効いた部分を妥協なくアニメ化しているところも大きな見どころです。

 筆者は先行上映会で第1話と第2話を見ましたが、原作漫画ファンの視点から見ても、非常に話のまとまりがよく、ついつい見入ってしまいました。

 女子高生の途切れない会話をうまくアニメで表現している感じで、次から次といろいろなネタが畳みかけてきて、ニヤニヤしている間に各話を見終えて満足しちゃう感じです。

 原作漫画ファンとしては、バカこと田中の生々しいネタがどう料理されているのか気になると思いますが、ご安心ください。つばを飛ばしたり食べ物を咀嚼(そしゃく)したりと、きれいな作画ながらギリギリのところまで攻めて原作再現をしています!

 さて、今さらなんですが、アニメで大事なのは声と動きですよね。どうですか、この豪華な声優陣!

【本作のメインキャスト】
・田中 望(バカ):赤﨑千夏
・菊池 茜(ヲタ):戸松 遥
・鷺宮しおり(ロボ):豊崎愛生
・百井咲久(ロリ):長縄まりあ
・山本美波(ヤマイ):富田美憂
・一 奏(マジメ):高橋李依
・染谷リリィ(リリィ):佐藤聡美
・久条翡翠(マジョ):M・A・O
・佐渡正敬(ワセダ):興津和幸

 そもそもの原作漫画が濃いキャラぞろいですが、そこに声と動きがくわわって、さらに濃ゆいキャラだらけのアニメとなっていました。ヘタをすると、夢に出るレベル(苦笑)。

 赤﨑千夏さんが演じるバカがボケ倒して、戸松 遥さんが演じるヲタがしっかりとツッコミを入れて、気がつくと豊崎愛生さんが演じるロボがポツリとつぶやいてオチを持っていく。そのテンポ感も心地よし!

 かわいい女の子たちを愛でながら、頭を空っぽにして笑っているうちに30分がたってしまうようなストレスフリーの作品となっていますので、アニメを見て幸せな気持ちになりたい方はぜひチェックしてみてください!

TVアニメの放送開始日&時間帯は?

 AT-Xで7月5日から毎週金曜21:30に、TOKYO MXで7月5日から毎週金曜22:30に放送されるほか、地上波先行&最速配信でAbemaTVにて7月5日22:00から配信されます。

 そのほか、テレビ愛知、KBS京都、サンテレビ、BS1でも7月5日夜より放送開始となり、その他サイトでも7月12日以降に順次配信予定です。詳細は公式サイトをご確認ください。

【放送情報】
・AT-X 7月5日から 毎週金曜 21:30~22:00
・TOKYO MX 7月5日から 毎週金曜21:30~23:00
・テレビ愛知 7月5日から 毎週金曜21:30~27:35
・KBS京都 7月5日から 毎週金曜24:00~25:00
・サンテレビ 7月5日から 毎週金曜24:00~24:30
・BS11 7月5日から 毎週金曜23:00~23:30
・AbemaTVにて7月5日(金)22:00より地上波先行・最速配信開始!

 先日の上映会で発表となっていますがBlu-ray & DVDの発売もすでに決まっています。詳細は公式サイトをご確認ください。

(C)ビーノ/KADOKAWA/女子高生の無駄づかい製作委員会


『女子高生の無駄づかい(1)』

  • 発行:KADOKAWA
  • 発売日:2016年4月7日
  • 価格:580円+税

『女子高生の無駄づかい(5)』

  • 発行:KADOKAWA
  • 発売日:2019年7月4日
  • 価格:620円+税

『女子高生の無駄づかい(6)』

  • 発行:KADOKAWA
  • 発売日:2019年7月4日
  • 価格:620円+税

『女子高生の無駄づかい(1)』

  • 発行:KADOKAWA
  • 発売日:2016年4月7日
  • 価格:580円+税

『女子高生の無駄づかい(5)』

  • 発行:KADOKAWA
  • 発売日:2019年7月4日
  • 価格:620円+税

『女子高生の無駄づかい(6)』

  • 発行:KADOKAWA
  • 発売日:2019年7月4日
  • 価格:620円+税

『女子高生の無駄づかい Vol.1(Blu-ray)』

  • メーカー:KADOKAWA メディアファクトリー
  • 発売日:2019年9月25日
  • 価格:9,000円+税