私はね、人って一面だけじゃないと思うよ…(郁美)【マギレコ名台詞集】

長雨
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 アニプレックスのiOS/Android用RPG『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝(マギレコ)』。

 現在メインストーリーでは“自動浄化システム”により、魔法少女が魔女にならない奇跡が起こる神浜市を舞台に、さまざまな勢力に所属する魔法少女たちの想いがぶつかり合う第2部“集結の百禍”編が展開中です。

※本記事は物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

私はね、人って一面だけじゃないと思うよ…(郁美)

●メイン【第2部】第1章“前書きは靴音と一緒に”1話“約束の魔法少女たち”

 魔法少女の名言を紹介する連載企画第32回目は、元“マギウスの翼”である牧野郁美(声優:木野日菜)の真理をついたセリフを紹介しましょう。

 郁美はいつでも可愛くいたい魔法少女で、その想いからぶりっ子のような言動をよくしています。しかしセンスがやや古いため、周囲にはコミカルな人物と思われがちなようです。

 普段はメイド喫茶で働いており、存分に“キュンキュンビーム”ができる職場は彼女にとって天職! 

 ある事件で“マギウスの翼”の白羽根として活動していた観鳥 令(声優:河瀬茉希)に出会い、郁美自身も黒羽根に所属するようになりました。

 組織解体後は、“神浜マギアユニオン”に協力しています。

 尊敬する先輩アリナ・グレイ(声優:竹達彩奈)が町を滅ぼそうとしたことを知って落ち込んでいる御園かりん(声優:金元寿子)を、励ましに通っている郁美。

 彼女の明るい気質&メイド喫茶仕込みの話術で元気づけようとしますが、かりんの心が晴れることはありません。

 郁美の心配してる気持ちが、ちゃんとかりんに伝わっているようなのがせめてもの救いです。

 かりんはアリナが芸術作品を通して“命”と向き合っていることを見てきたと言い、第三者から聞かされた彼女の行動が受け入れられない様子。

 第1部で魔女を芸術だと語り、環 いろは(声優:麻倉もも)たち(とプレイヤー)を苦しめたアリナですが、かりんにとっては厳しくもいい先輩だったんですよね。

 “どちらが本物なんだろう…”と問う郁美に、かりんは“自分が見ていたものこそ本物”と主張します。言い切っていますが確信しているという雰囲気ではなく、そうだと信じたいという想いをひしひしと感じて切ないです。


 アリナが美術部に来なくなったのは行方不明になったのではなく、自分を怒っているからだと思っている(自分に言い聞かせている)かりん。

 彼女は自分が上達すれば戻ってきてくれると信じ、遅くまで美術部にこもるようになったようです。

 そんなかりんの言葉を肯定して、郁美はとびっきりの笑顔で“キュンキュンパワー”を送ります。しんみりとした空気を、力技でぶち壊せるのも彼女の魅力!

 そして「人って一面だけじゃないと思うよ」と話すのでした。先輩としてのアリナも、“マギウス”のアリナも、全部本当の彼女なんですよね。

 郁美の言葉を通して、可愛い魔法少女たちが秘めた業の深さを改めて実感しました。

 第2部では、“マギウス”の思想を受け継ぐ組織“ネオマギウス”も登場。

 郁美からそのことを聞いたかりんは、1人でアリナを探しに行ってしまい……。

 第2部で生死も行方も不明になっているアリナと彼女を追うかりん、それを心配する郁美たちの動きにもぜひ注目してみてください。


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