『スパロボDDコラム』第4回制圧戦&クロパイ第3弾開催中。『魔装機神』尽くしの9月をプレイバック!【#26】

電撃オンライン
公開日時

 さまざまな形で実施されてきた1周年のアニバーサリーも9月末で概ね終了。自軍の大幅強化には、またとないチャンスでしたね! そして、ここから『スパロボDD』の新たなステージが始まります!!

 今回の『スパロボDD』コラムでは『魔装機神(スーパーロボット大戦OG)』尽くしとなった9月の展開を振り返り、2日から開催されているグランゾンとそのパイロットであるシュウ・シラカワを入手できる第4回制圧戦“蒼き魔神”と、15日に始まった、『魔装機神』のマサキ・アンドーが『聖戦士ダンバイン』のビルバインに乗る“クロッシング・パイロット”第3弾を紹介していきます!

“蒼き魔神”グランゾン現る! 制圧戦で、その恐るべき力を我が物に!!

 まずは第4回制圧戦“蒼き魔神”で手に入る『魔装機神』シリーズのライバル機であるグランゾンと、そのSSR必殺技専用パーツ“グラビトロンカノン”の評価から。“グラビトロンカノン”は“ドルイド・システム”“フィン・ファンネル(MAP)”に続く、非常に貴重なMAP兵器となっています。

グランゾン&SSR グラビトロンカノン

【ユニットデータ】グランゾン

【ユニットパーツデータ】グラビトロンカノン



グランゾン&SSR グラビトロンカノンの評価(S)

 第4回制圧戦の交換所で入手でき、通常攻撃に射程3の特殊属性を持つバランスタイプを持つ。SSR必殺技のグラビトロンカノンは自機中心3マスのMAP兵器で、特性+0でもアクション2、回数4と回転率に優れるが、味方識別がついていないため使いどころがやや難しい。

 グラビトロンカノンのメイン効果は、移動力1増加、照準値10.5%増加、戦闘回数に応じて攻撃力4.6%増加(最大23%)。さらに気力130以上でバランスタイプの被ダメージ20%軽減、50%の確率で敵から受ける弱体効果アビリティを無力化というもの。

 バランスタイプに対応したサブパーツは優秀なものが多いので、自分の好みに合ったカスタマイズを施していこう。超高速ミサイルをサブに装備させれば射程が1伸び、通常攻撃で射程4の特性属性を撃てるのも大きい。MAP兵器や通常攻撃など、反撃を受けづらい特殊属性の武器が豊富に揃っている他、各種ミッションをクリアすると固有オーブも入手できるので、入手後は早めの実践投入を目指せるだろう。

 サイバスターと並び、『スーパーロボット大戦』シリーズのオリジナルロボットとしては最古参の1体となるグランゾン。初出は1991年発売の『第2次スーパーロボット大戦』で、この頃からすでにシュウはサイバスターの操者であるマサキに追われていました。ラストステージでは、ビアン・ゾルダーク博士が乗るヴァルシオンとともに登場。

 同作では、なんと間接攻撃無効という恐るべき特殊能力を備えており、ラスボスであるヴァルシオンをも凌駕するゲーム中最強の超強敵でした。ヴァルシオンさえ倒せばゲームクリアなので、無理にグランゾンを撃破する必要がないのが唯一の救いでしたね。筆者はちゃんと倒しました。

 なお、当時の解説書(説明書)では“武装機甲士グランゾン”として紹介されていたのですが、この肩書きについてはその後長らく触れられることがなく、近年『OG』シリーズで再び言及されるようになりました。

 次の登場は1992年発売のRPG『ヒーロー戦記』。ストーリー上一時的にパーティに同行するほか、(本筋とはまったく関係ない)ある手順を踏むことで物語の最終局面において仲間となり、ともにラスボスに挑んでくれます。サイバスター(マサキ)との二択ですが、どちらもレベル99で加入するので、即戦力となるとても頼れる仲間でした。

 ちなみに“グラビトロンカノン”を含むグランゾンの搭載武器の多くが、ここで明らかになりました。『スパロボDD』での通常攻撃である“グランビーム”も“ネオグランビーム”として本作で初登場。

 その後長きに渡って使われることがなかった武器ですが、2013年の『スーパーロボット大戦OG ダークプリズン』で突如復活。グランゾンの“グランビーム”とネオ・グランゾンの“ネオグランビーム”として、低威力ながら弾数豊富で、特殊効果もついた武器として活躍しました。

 1993年発売の『第3次スーパーロボット大戦』では、真の姿であるネオ・グランゾンも初登場。以降最凶の敵だったり最強の味方だったりと、シリーズ屈指の超強力ユニットとして猛威を奮っています。はたして『スパロボDD』にネオ・グランゾンが参戦する日はやってくるのでしょうか?

 そんなグランゾンを入手できる“蒼き魔神”の折り返し地点となるエリア5には、テイニクェット・ゼゼーナンが駆るバラン=シュナイルがボスとして立ちはだかります。

 ゼゼーナンは1995年の『第4次スーパーロボット大戦』のラスボスとして初登場した異星人“ゲスト(ゾヴォーク)”の要人で、『OG』シリーズにも登場。シュウを己の野望のために利用したことでその逆鱗に触れ、やがて破滅していくという役回りで、シュウと非常に深い因縁をもつキャラクターなので、“蒼き魔神”でのボスとしての起用も納得ですね。

マサキがビルバインでディスカッターを振るう! “クロッシング・パイロット”第3弾開催中!!

 お次は待望の“クロッシング・パイロット”第3弾! こちらでは、グランゾンと肩を並べる『スパロボ』オリジナルロボットである魔装機神サイバスターのパイロット・マサキが、ショウに代わりビルバインに乗るという夢のクロスオーバーが実現します。

 イベントでは『魔装機神』の原作者である阪田雅彦氏自らが手がけたストーリーが展開。ビルバインに乗ったショウが東京に現れるという展開は『聖戦士ダンバイン』第32話“浮上”を踏襲したものと思われ、直後に黒騎士の襲撃を受けるという点でも類似したシチュエーションとなっています。

  • ▲偶然出会ったショウとマサキ。地上から異世界へと召喚されてしまったという、お互いの境遇に驚きを禁じえない。

 ただし今回はショウと黒騎士の直接対決はお預け。サイバスターが故障してしまったマサキが、負傷したショウに代わってビルバインを駆り、黒騎士のズワァースと渡り合います。ところで、MAP兵器の“サイフラッシュ”が便利すぎるからという理由だと思うんですが、サイバスターの故障率メチャクチャ高いですね……。



  • ▲チャムの思いつきでビルバインに乗ることになったマサキは、慣れない機体で苦戦を強いられる。

 シナリオのクライマックスでは、ビルバインがサイバスターの剣“ディスカッター”を使ってズワァースを圧倒する場面も。この“オーラ斬り”ならぬ“ディスカッター・プラーナ斬り”は、バトルミッションや期間限定ミッションをクリアすることでもらえるSSR必殺技専用パーツとなっています。では、こちらの性能も見ていきましょう。

SSR ディスカッター・プラーナ斬り(CP)

【ユニットパーツデータ】ディスカッター・プラーナ斬り(CP)



ディスカッター・プラーナ斬り(CP)の評価(S)

 性能としては、基本的に“オーラ斬り”がベースになっており、威力・運動性・完全回避の確率などがやや高くなっている。特性を+5にすることは難しくはないので、回避壁として役に立ってくれるだろう。

 対になっているというワケではないが、イベントでマサキに“ゼオルートの教え”のオーブが追加されているので、こちらのレベルを可能な限り上げてやればさらに活躍しやすくなる。

 シナリオ中、黒騎士が“大剣”と呼ぶディスカッター。それもそのはず、ディスカッターは全高28.48メートルのサイバスターが使う武器で、プラモデルなどからその長さを測ると、ざっと20メートルほどはあると思われます。一方のビルバインは全高8.8メット(メートル)で、サイバスターと比べるとかなり小型の機体。

 つまり、ビルバインは自身の倍はゆうにある大きな剣を振り回すことになるんですね。こんなので斬りかかられたらただごとでは済まないでしょうから、黒騎士もご愁傷さま、といったところです。

 なお、マサキが慣れないビルバインでも黒騎士と五角以上に渡り合えたのは、彼が“神祇無窮流(じんぎむきゅうりゅう)”を会得していることに起因しているとシナリオ中で言及されています。この“神祇無窮流”は地底世界ラ・ギアスに伝わる剣術流派のひとつ。

 『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』で地上世界から召喚され、魔装機神操者に選ばれたマサキを引き取ることになったゼオルート・ザン・ゼノサキスが“剣皇”と呼ばれる同流派の達人であり、マサキは彼から手ほどきを受けました。

 しかしゼオルートは、当時破壊神ヴォルクルスの影響下にあったシュウのグランゾンを止めるため、単身立ち向かい、そして命を落としてしまいます。この一件は、マサキやゼオルートの娘・プレシアとシュウとの関係に、後々まで影を落とすこととなりました。さらに『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD』では、ゼオルートの残留思念がマサキの前に現れ流派の真髄を伝授しています。

 なお“神祇無窮流”は約5000年前にヴォルクルスを封印したとされる“剣神”ランドール・ゼノサキスを開祖とする流派で、非常に長い歴史をもっています。『魔装機神II』以降の『魔装機神』シリーズでは、神祇無窮流の使い手で、サイバスターによく似た“魔装機帝”ゼルヴォイドに乗るエラン・ゼノサキスをはじめ、流派の関係者が数多く登場。東西南北の4宗家といった設定もさらに深く堀り下げられ、ストーリーの根幹にも大きく関わってくるので、気になった方はぜひそちらもプレイしてみてください。

 また、ランドールの伝説については阪田雅彦氏が連載していたWeb小説『ラングラン戦記』に詳しいのですが、配信元サイトが閉鎖してしまったので、残念ながら現在は読むことができません。いつの日か復刻されることを願っています!!

 ちなみに、期間限定ミッションなどをクリアすることで、かけらが手に入るマサキ専用の新スキルオーブは“ゼオルートの教え”。敬愛する亡き師の教えは、魔装機神操者として成長したマサキの中に、今もなお根付いているのです……。マサキの能力を大幅にアップできるまたとないチャンスですので、ぜひチャレンジしてみましょう。期間限定ミッションでは、貴重な“魔装機神操者(マサキ)”や“聖戦士(ショウ)”のオーブももらえますよ!!

 以上『魔装機神』一色になった『スパロボDDコラム』第26回でした! このコラムが掲載される9月30日から始まるショートシナリオイベント“ゲッターノワール 黒き流人”では、『生スパロボチャンネル』で参戦がほのめかされていた“ゲッターノワール1号機”がついに登場!

 しかも、ガシャから排出されるSSR必殺技専用パーツ“ダブルトマホークダークネス”の演出では、ゲッターノワール1~3号機が合体した姿である“ゲッターノワールG”なる未知の機体まで登場する模様です。デザインはすでに公開されており、尋常じゃなくカッコイイので、筆者も絶対にゲットしたいです!!

 でも、まだ手に入っていない“真夏の任務”のために水着ガシャも回したいし……いったい、どうしたらいいんだぁぁぁぁぁぁ!? 次回は、このあたりのご報告もさせていただこうと思っています(笑)。

(C)Olympus Knights / Aniplex, Project AZ
(C)賀東招二・四季童子/ミスリル
(C)カラー
(C)サンライズ
(C) SUNRISE/VVV Committee
(C)SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design (C)2006 CLAMP・ST
(C) サンライズ・プロジェクトゼーガ
(C)サンライズ・プロジェクトゼーガADP
(C)創通・サンライズ
(C)創通・サンライズ・MBS
(C)ダイナミック企画・東映アニメーション
(C)東映
(C)永井豪/ダイナミック企画
(C)Production I.G/1998 NADESICO製作委員会
(C)1998 永井豪・石川賢/ダイナミック企画・「真ゲッターロボ」製作委員会
(C)2001永井豪/ダイナミック企画・光子力研究所
(C)永井豪・石川賢/ダイナミック企画

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

スーパーロボット大戦DD

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

スーパーロボット大戦DD

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

関連する記事一覧はこちら