iPhone 11 Proに5つのカメラを追加する一体構造ケースは買いか?【ジャイアン鈴木のデッド or バイ】

ジャイアン鈴木
公開日時

 はろはろ、物欲系ライターのジャイアン鈴木です。本連載はメーカー様から借りた製品をじっくり舐るように試用して、最終的に“デッド(買わない)”か“バイ(買う)”を決める連載です。

 第2回目となる今回は、iPhone 11 Pro Maxに5つのカメラを追加する一体構造ケース『iPhone 11 Pro Max 5-in-1 トラベルセット』を購入検討いたします!

  • ▲ShiftCam Japan『iPhone 11 Pro Max 5-in-1 トラベルセット』11,000円(税込)。

5つのカメラに加え、アダプターを使えば6つの“プロレンズ”も装着可能

 『iPhone 11 Pro Max 5-in-1 トラベルセット』は、CPLフィルター、4倍望遠、180°魚眼、10倍マクロ、20倍マクロのフィルター、レンズを装着可能なiPhone 11 Pro Max用保護ケース。

 iPhone 11 Pro Maxの超広角、広角、望遠のトリプル12MPカメラに上記の5つのフィルター、レンズを組み合わせ可能です。

 ちなみに今回はiPhone 11 Pro Max用をレビューしますが、もちろんiPhone 11 Pro用も発売されています。

 本製品だけでも5つのフィルター、レンズを利用できますが、アダプターを使用することで6つの“プロレンズ”を装着可能。さらに撮影の幅を広げられます。

 『iPhone 11 Pro Max 5-in-1 トラベルセット』のパッケージには、iPhone 11 Pro Maxケース、5-in-1トラベルレンズ、フロントプロレンズアダプター、バックプロレンズアダプター、マイクロファイバーレンズパック、説明書が同梱されています。

 プロレンズは、“プロ12mm非球面超広角レンズ”(18,000円+税)、“プロ230°魚眼レンズ”(18,000円+税)、“プロマクロレンズ”(9,800円+税)、“プロ18mm広角レンズ”(9,800円+税)、“プロ60mm 2x望遠レンズ”(9,800円+税)、“プロマクロレンズ(ロングレンジ)”(11,800円+税)の6種類が現在販売されています。

  • ▲プロレンズを装着すると、まるでコンパクトデジタルカメラのような趣きです。

レンズ、フィルター、カメラの組み合わせをいったん整理

 レンズ、フィルターとカメラの組み合わせが少々ややこしいので、下記にまとめてみました。5-in-1トラベルレンズは4段階にスライド可能で、スライドさせたあとで利用するカメラを超広角(0.5x)、広角(1x)、望遠(2x)から選択します。

【レンズ、フィルターとカメラの組み合わせ】
・CPLフィルター → 超広角カメラ
・10倍マクロ、180°魚眼 → 広角カメラ
・20倍マクロ、4倍望遠 → 望遠カメラ

 組み合わせを覚えておいたほうがスムーズに操作できますが、最終的にはカメラアプリのプレビュー画面で確認可能。使っているうちにすぐ覚えられるのでご安心ください。

 一方、プロレンズは5-in-1トラベルレンズを取りはずして、フロントプロレンズアダプターまたはバックプロレンズアダプターを利用して装着します。

 プロレンズはアダプターにねじ込んで装着しますが、あらかじめはめておいたほうが脱着しやすいですね。

 普段は5-in-1トラベルレンズを利用して、ここぞというときにプロレンズを使う……という使い方に落ち着くと思います。

  • ▲CPLフィルターは超広角カメラと組み合わせます。
  • ▲10倍マクロは広角カメラ、20倍マクロは望遠カメラと組み合わせます。
  • ▲180°魚眼は広角カメラ、4倍望遠は望遠カメラと組み合わせます。
  • ▲フィルター、レンズを使わないことも可能。
  • ▲プロ18mm広角レンズは広角カメラと組み合わせます。
  • ▲フロントプロレンズアダプターを使用すれば、プロ18mm広角レンズをフロントカメラと組み合わせられます。

実際にどのような写真を撮れるのか?

 さて、『iPhone 11 Pro Max 5-in-1 トラベルセット』でどのような写真が撮れるのでしょうか? まず効果がわかりやすいのが4倍望遠。

 光学2倍が光学4倍にアップするので、デジタルズームも最大10倍から最大20倍にアップします。

 今回はアンテナ塔を撮影しましたが、野鳥や小動物を撮影したら楽しそうですね。

  • ▲望遠で10倍デジタルズーム。
  • ▲4倍望遠で20倍デジタルズーム。

 180°魚眼の絵面は楽しいですね。今回はわかりやすいようにケラレを残しましたが、ピンチインすれば消すことも可能。

 周辺の解像感はかなり低下しますが、スマホの画面サイズで鑑賞するなら必要十分です。

  • ▲180°魚眼。

 iPhone 11 Pro Max 5-in-1 トラベルセットで実用性を高く感じたのが10倍マクロと20倍マクロ。iPhone 11 Pro Maxの標準カメラをはるかに上回る接写が可能になります。

 オートフォーカスもしっかり効くので撮影も簡単ですよ。

  • ▲10倍マクロ。
  • ▲20倍マクロ。

 ちょっと使いこなしが難しいのがCPLフィルター。CPLフィルターは反射光を抑えたり、色彩を鮮やかにする効果があるのですが、本製品のCPLフィルターには目印がないんですね。

 今回快晴の日に作例を撮りましたが、太陽光で画面が見づらくて効果を確認しづらかったです。

 CPLフィルターは90度ごとに効果が変化していきますが、最も効果が高い角度に印を付けておくことをオススメいたします。

  • ▲CPLフィルターなし。
  • ▲CPLフィルターあり。

 プロレンズは今回「プロ18mm広角レンズ」を借用しましたが、iPhone 11 Pro Maxではフロントカメラ専用と考えたほうがよいですね。

 iPhone 11 Pro Max自体の超広角カメラのほうが画角は広く、解像感も高いのです。

 とは言えプロレンズにはこのほかにも5製品が用意されています。180°魚眼より広く撮影可能な“プロ230°魚眼レンズ”とかは楽しそうですよね。

  • ▲広角カメラ。
  • ▲プロ18mm広角レンズ。
  • ▲超広角カメラ。

“デッド(買わない)”か? “バイ(買う)”か?

 というわけで購入検討の結論ですが、今回はいったんペンディングです。製品自体は気に入ったのですが、実は記事執筆時点では未発表のiPhone 12(仮)を購入予定なんですね。

 仕事上、新しいiPhoneが出るのを待っているので、それ用の『5-in-1 トラベルセット』が発売されるのを待ちたいなぁと。

 とは言え、本製品が撮影の幅を広げてくれるナイスなアイテムだということはよくわかりました。新型の『5-in-1 トラベルセット』ができるだけ早く発売されることを期待します!