アプリ『ワールドウィッチーズ UNITED FRONT』インプレッション。気楽に楽しめるSTGと育成要素が魅力

ライターM
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 ケイブ×KADOKAWA×フォワードワークスが贈るアプリ『ワールドウィッチーズ UNITED FRONT』が10月13日配信予定。配信直前ということで、芳佳たちの“ケモミミ”を愛して止まないライターMによる、先行プレイで感じたインプレッションをお届けします。

 なお、画面はすべて開発中のもので、正式リリース版とは異なる場合があります。

気になるストーリーは?

 本作の舞台となるのは、『ウィッチーズ』シリーズのいずれにも登場しない、“エーテル”と呼ばれるエネルギーに満たされた世界。

 突如出現した異形の存在に街を蹂躙されて撤退を余儀なくされていた主人公(=プレイヤー)は、ウィッチを名乗る謎の少女・宮藤芳佳に助けられます。

 正体不明の敵を“ネウロイ”と呼称する芳佳。大空を舞う彼女の活躍でネウロイは退けられ、負傷者の手当まで受けた主人公は芳佳を伴って基地へと帰還するのでした。

 世界設定は完全オリジナルとなっていて、国名や地名、気候等々は『ウィッチーズ』シリーズの世界と共通ですが、本作の世界ではウィッチもネウロイも異世界からの来訪者に分類されています。

 時間軸もねじれているようで、芳佳たち501JFW(統合戦闘航空団)のメンバーは1944年(SW1期終了時)から、雁淵孝美ら502JFWのメンバーは1945年(BW終了時)から来訪。よって本作での芳佳にはまだ、孝美を治療した記憶はありません。

 このあたりのキャラクターの絡みも、アニメファンにとっては見どころとなっています。

 何よりも501JFWと502JFWの精鋭が肩を並べて戦うと言うだけで、グッとくるモノがありますよね。

 余談ですが、ガチャの出現率をチェックしていたら、『ノーブルウィッチーズ』で活躍する506JFWの黒田那佳の存在を確認。時間軸という制約がないので、ありとあらゆる『ウィッチーズ』作品からの参戦が期待できそうです。

お気に入りのウィッチを育成強化

 ゲームの基本部分はソーシャルゲームアプリのお約束を踏襲していて、AP(スタミナ)を消費しながら主要任務(メインストーリー)を進めるオーソドックスなもの。

 任務はAVG仕立てのストーリーパートとSTG仕立てのバトルパートの2種類。バトルパートではメインキャラクター1名、サブキャラクター2名、サポートキャラクター1名の最大4人編成で挑みます。

 各キャラクターには空きスロットが3つ用意されていて、ガチャなどで手に入るメモリーズカードをセットすることでスコアアップなどさまざまな恩恵があります。

 AVGパートでは、時折会話の選択肢も登場。その場の気分にあわせた選択を楽しめます。

 宿舎に戻ってウィッチにプレゼントを贈れば信頼度アップ♪ 信頼度に応じてプレゼントがもらえたり、キャラ別ストーリーが解放されたりします。

 本作ならではの要素としては、ウィッチが両脚に装備するストライカーユニットのカスタマイズなどを楽しめます。ストライカーユニットは各キャラクター固有の装備が用意され、アイテム消費によって性能強化や改造も可能。

 武器は機関銃、ライフル、ランチャー、刀など作中でおなじみの装備が用意されていて、キャラクターごとに装備可能な種類のみ換装可能です。TVアニメ第二期のラストで芳佳が烈風丸を装備したようなイレギュラー要素はあるのか、そういった部分も楽しみです。

基本オートで楽しめるお気楽STG

 『ゴシックは魔法乙女』など多くの人気STGを手がけるケイブが開発しているだけあって、STGパートはかなり本格仕様……なのですが、オート機能が優秀なおかげで誰でもゆる~く楽しめます。

 画面右上をタップすればオートとマニュアルの切り替えが可能で、一時停止を押すと表示される戦闘情報ではオート照準(ターゲッティング)も解除できます。

 試しにすべてマニュアルでプレイしてみたところ……かなりの歯応えがあるゲームになったため、それを望まないのであればオートでユルユルと楽しむことをオススメします。

 オートプレイでは、うかつなマニュアル操作よりも安定して高いスコアを出してくれました。

 ドッグファイトの舞台は巨大な四角いフィールドに仕切られていて、四方八方からネウロイの大軍が襲来。数段階に及ぶWAVE形式で、襲来するネウロイを撃破しつつ最終WAVEまで進むとボス戦へと突入します。

 大型ネウロイ戦では、コアを探し出して露出させて破砕することで撃破となります。ここらへんはTVアニメ同様なので、作品を見ている人は迷いませんし、初めての人でもすぐに慣れるかと。

 ネウロイは直前に表示される光の直線や曲線に沿って移動するため、待ち伏せや予測射撃も可能。まあ、オートプレイでは不要ですが(苦笑)。

 画面左端の仮想コントローラで移動、画面右端のボタンをタップすることで射撃を行います。画面下部のゲージは上段がシールド、下段がHPで、射撃をしていない状態では自動的にシールドを展開してくれます。

 ネウロイを撃破することで画面左上のゲージが貯まり、MAXになると一定時間強力なパワーショットが使えるようになります。

 キャラクターアイコンの左側はスキルゲージとなっていて、時間経過とともに増加。ゲージMAX時にアイコンをタップすると、キャラクター固有のスキルが発動します。スキルの発動だけは必ずマニュアル操作となるので、ボスのコアを露出させる魔眼や治癒魔法などタイミングを計って使いましょう。

 キャラクターによっては、原作で使用している固有魔法がスキルになっているウィッチもいるので、その点も注目です。

 いろいろと説明したため、難しそうに感じるかもしれませんが、オートプレイではすべてCPUが行ってくれるので、まったく気にせずに楽しめるので、ご安心を!

 TVアニメ『ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN』が放送開始ということで、アニメに合せて楽しみたい一本。オート操作とマニュアル操作ではかなり手応えが変わるので、腕に覚えのある人はぜひマニュアル操作で突き進んでみてください。

※画像は開発中のもの。
©島田フミカネ/KADOKAWA ©ForwardWorks Corporation. Developed by CAVE Interactive CO., LTD.

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『ワールドウィッチーズ UNITED FRONT』

  • メーカー:フォワードワークス
  • 対応端末:iOS / Android
  • ジャンル:STG
  • 配信日:2020年10月13日
  • 価格:基本無料/アイテム課金

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