『仁王2』DLC第2弾『平安京討魔伝』新要素の手甲や妖怪技をレポート

シュー
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 コーエーテクモゲームスは、発売中のPS4用ソフト『仁王2』のダウンロードコンテンツ(DLC)第2弾となる“平安京討魔伝”を10月15日に配信します。

 この記事では『仁王2』担当の攻略ライターのシューが、事前プレイで感じた“平安京討魔伝”の新武器・手甲や妖怪技について解説します。

 ※プレイに使用したのは主に難易度“サムライの夢路”での使用感覚となっています。

自分だけのコンボを考える武器

 今回の新武器は……ついに来ました“手甲”! 簡単に言うと旋棍以上にインファイトかつ攻撃、ラッシュに長けている武器だと感じました。

  • ▲純粋な殴り武器ではなく、先端に爪が付いているタイプもありました。

 最大の特徴は武技から武技、武技から通常攻撃に繋げることで近接攻撃のダメージが上がる“連綿(れんめん)”というシステム。

 この連携の効果は10回まで蓄積し、その度に与えるダメージが上がっていくので、上手くいけば絶大な破壊力を持った連撃を叩き込めます!

  • ▲連綿なしの状態で透っ破抜きを使用。
  • ▲連綿カウントが10だと約10%ほどダメージが上昇しているようです。

 手甲は体力、気力ダメージのバランスが良く、強い攻撃は体力ダメージ寄りかな?といった感覚です。ひとつひとつの攻撃モーションが短く、また連携が前提になっているので、コンボを組み立てる感覚が新鮮!

 逆に言えば、上手く連携しないとチャンスで大ダメージを与えられません。慣れてくるまでは扱いが難しい部類なので、熟練度をためながらどの武技が繋がるか把握していきましょう。

  • ▲赤いエフェクトは連綿カウントが上昇した証。
  • ▲自分だけのコンボで敵を圧倒せよ!

 手甲に共通しているのは、速い攻撃は“拳”で、強い攻撃は“蹴り”なこと。構え別に変化する攻撃は、他武器と同様に攻撃速度や攻撃回数です。なお、攻撃時の距離感、攻撃範囲に大きな差はないように感じました。

 上段構えの武技にはデンプシーロールのような動きから拳のラッシュを繰り出す“羅業拳(らごうけん)”。そして気力全消費と長大なため時間と引き換えに、渾身の右ストレートをぶちかます“無極(むきょく)”と攻撃面は圧倒的。

  • ▲羅業拳中は、その場から動きません。隙だらけな点に注意!
  • ▲背後からお見舞すれば、夢の1万超えダメージも狙えそう!?

 一方で中段構えにはお馴染みの受け流しの武技も。とくに格好いいのが鉄山靠からアッパーで相手を打ち上げ、空中掴みから叩き落とす“巻き落とし”の派生!

  • ▲始動技が発動すると回り込んで鉄山靠!
  • ▲△の追加入力で、すかさずアッパーカット!
  • ▲最後は浮いた敵の腕を締め上げながら地面に叩きつける!

 手甲はコンボを組み立てる楽しさや、各攻撃にとても魅力的かつ格好いいものが多いのですが、やはり攻撃範囲の狭さ、射程の短さがネック。

 攻撃時間の短さを利用したキャンセルを多用し、機動力を活かして攻撃を加えていく。まさに蝶のように舞い、蜂のように刺す!

 ただ、攻撃でひるまない妖怪相手は要警戒! いかに気力を減らすかが命題になってきます。気力さえ減らせばあとはコンボコンボでラッシュラッシュ!

手甲の簡単なコンボ例

 ものすごく簡単な手甲のコンボを構築してみました。参考にどうぞ!

その1:速い攻撃→楔打ち→強い攻撃→矢倉崩し

 通常攻撃から派生技を使うだけなので、コンボ難易度も簡単な例。上段、中段の構えで使えますが、中段構えが使いやすいです。

 コマンドは□→△→△→□。“連綿”のカウントは1のみですが、まずは手甲の基本として。

  • ▲蹴りと肘鉄でワンセットの楔打ちは、扱いやすい主力技。
  • ▲武技から通常攻撃に繋げるのを意識しましょう!

その2:踏鳴→旋蹴り→五月雨蹴り→強い攻撃

 すべて蹴り技の武技で繋げたコンボです。最初に使う“踏鳴(ふみなり)”は次の武技の威力を上げる効果があり、始動技として最適。“連綿”も3カウント稼げます。

 こちらは中段、下段の構えで使えますが、下段構えが使いやすい。

 コマンドはL1+□→L1+△→△長押し→△。ひるむ相手にはこの技で押し切れるかと!

  • ▲地面を踏み抜き、ダメージと共に武技の威力を高めます。
  • ▲五月雨蹴りは蹴りの連続技。これでもかと蹴りのおかわりで追撃します。

新妖怪は朧車や夜叉!

 新妖怪も多数見掛けましたが、今回は朧車と夜叉をピックアップして紹介します。どちらも強敵! 本当に強かった! とくに夜叉!

 ですが、まずは朧車。牛車におどろおどろしい顔を宿したインパクト大の妖怪です。

  • ▲こいつが曲がり角から出てきた時はギョッとした……。

 基本的には体当たりが中心。距離があれば怖くはないのですが、時折り長距離を突進したり、遠距離攻撃を使ってきます。

 牛車の中にアムリタの塊を隠しているので、上手く引き出せれば大ダメージを与えられます。角も折れますよ!

 妖怪技は“朧夜霧(おぼろよぎり)”。妖属性の息吹を左右に振る攻撃で、属性値が高く簡単に属性やられにしてくれる頼もしい技です。

  • ▲朧夜霧は正面から左、右へと薙ぎ払う。酒呑童子とは違うモーションです。

 夜叉は薙刀、藁人形による呪い、怨霊飛ばし、そして高波も起こすという技盛りだくさんの相手! 薙刀の範囲が広く回避しにくいのと、掴み攻撃の呪いの藁人形が非常に厄介でした。

 呪いを受けると専用のゲージが付与され、ゲージがなくなると問答無用で体力1の瀕死になるというもの。ゲージが減り切る前に倒しきれば呪いも解除されるので、時間との戦いになります。

  • ▲薙刀の攻撃範囲が広い上に、ディレイ気味に攻撃してくる嫌らしいヤツ!
  • ▲五寸釘を木に打ち付けてる夜叉もいます。音が聞こえてきたら警戒を。

 妖怪技は“夜叉水簾(やしゃすいれん)”。前方に高波を起こすので攻撃範囲が広く、狭いところや複数相手に便利です。もちろん水属性付き!

  • ▲呪い、怨霊、水技と忍者よりも忍者している気がします。

舞台は平和と安寧の都・平安京

 最後はシナリオについて。前回と同様に、ソハヤマルが社に反応して時を越える秀の字でしたが、そこは平安京の由来である平和と安寧とは程遠い、炎に囲まれた貴族街から物語は始まります。

 どうやら頻発する天変地異により次第に荒廃。祈祷などを行うものの改善せず、あやかしの群れに荒らされるままになっているようでした。一方で霊石をあまり見掛けず、いつもと少し様子が違う印象も。

 歩みを進めると同じくソハヤマルを持つ女性が参上。おまけに守護霊も2体と強大な力を持つことは明らか! そんな彼女はこちらをあやかしと見間違えて戦闘態勢に……。

 察しのいい方の予想通り、彼女は源頼光。前回は源義経がソハヤマルの所持者でしたが、平安京では彼女が刀を振るっているようです。ちなみに義経とはまた違う剣技を魅せてくれるので、期待していいですよ!

 刀を交えたあと、頼光は坂田金時に呼ばれて羅生門へ向かうようで、秀の字もそれを追いかけます。燃え盛る羅生門へ。

 シナリオの続きは、DLC第2弾“平安京討魔伝”をお楽しみに! ということで新要素のレポートは以上になります。

 手甲は初陣から妖怪が多く、ひるまない相手に苦戦していましたが、コンボの仕組みが分かると気力切れから一転攻勢できる感覚が爽快でした!

 とくに対人間には旋棍と同様に武技を押し付けていく戦いができるので、非常にラク。特殊効果を何つけようか迷いますね。自分のセーブデータでプレイするのが楽しみです!

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仁王2

  • メーカー: コーエーテクモゲームス
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: ARPG
  • 発売日: 2020年3月12日
  • 希望小売価格: 7,800円+税

仁王2(ダウンロード版)

  • メーカー: コーエーテクモゲームス
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: ARPG
  • 発売日: 2020年3月12日
  • 価格: 7,800円+税

仁王2 Deluxe Edition(ダウンロード版のみ)

  • メーカー: コーエーテクモゲームス
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: ARPG
  • 発売日: 2020年3月12日
  • 価格: 10,800円+税

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