電撃オンライン

アニメ『D4DJ』試写会が開催。トークでは制作現場の裏側も!

紅葉つかさ
公開日時

 10月22日にTVアニメ『D4DJ First Mix』の試写会が行われ、アニメに出演する西尾夕香さん、高木美佑さん、倉知玲鳳さん、Raychellさんが登壇。第1話の先行上映と登壇者によるトークが行われました。

 試写会で上映されたTVアニメ第1話とトークパートの模様はD4DJ公式YouTubeチャンネルにて配信されます。

アニメ第1話カット

















DJを知らなくても楽しめる作品に

 トークパートでは、西尾さん、高木さん、倉知さん、Raychellさんがアニメの監督を務める水島精二さんに気になったことを事前に質問して答えている映像を見ながらトークするというもので、アニメの絵作りへのこだわりや苦労した点が質問されました。

 絵作りへのこだわりとして水島さんは「キャラの元気な感じなど躍動感を出しながら、作画アニメのようなアクションをさせるように作りました」と話し、西尾さんも自身が演じる愛本りんくのコミカルな動きに感動したと水島さんの意見に同意。注目してほしいポイントとしてライブシーンでの表情や動きがあげられ、Raychellさんによると実際のリアルライブと同じような照明な動きにもなっているそうです。

 また、演出についても、作中で初心者であるりんくに説明するシーンなどでDJを知らない人にもわかるような演出がされています。アニメに登場する機材も実際の機材を再現しているそうで、リアルでDJ活動をしている高木さんからは、アニメを見るとDJができるようにな演出になっていると語られました。

 続けて質問されたアニメ制作で苦労した点について、水島さんはアニメを作る際にはいつも苦労していると前置きしつつ、3DCGを作るアニメーターなどのスタッフが演出も手掛けているので、足りない部分などをフォローすることが大変だったと振り返りました。ですが、これらの経験を踏まえて将来的に監督などができる人が出てくれればと人材育成も兼ねた先を見据えての制作をしているそうです。

 キャスト陣の苦労した点としては、西尾さんは同じ元気といってもその中での加減、高木さんは暗くなりすぎないように微妙なニュアンスを、倉知さんは癖のある“ねっとり感”の表現、Raychellさんは、つねにかっこよく演じることにそれぞれ苦労したと語りました。

 最後に「制作中のエピソードは?」という質問に対して水島さんは、昨今の状況もあり、大勢が同時にアフレコできないので工夫を凝らしたことなどを挙げました。ちなみにアニメ第1話は、新型コロナウイルスが本格的に流行する前にアフレコをしていたそうですが、それ以降少人数でのアフレコに変わったという制作の裏話も西尾さんから語られました。

 また、今回の試写会では、水樹奈々さんが演じる天野愛莉とRaychellさんが演じる姫神紗乃が歌う「WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント」がTVアニメ『D4DJ First Mix』のエンディング曲として起用されることが発表。ほかにも、アニメのYouTubeやTwitterでの配信、キャストによる生放送番組「D4DJ生放送中!」の実施などもあわせて発表されました。



©bushiroad All Rights Reserved. © Donuts Co. Ltd. All rights reserved.

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら