Switch版『セブンナイツ』新たな物語とシステム＆多彩なキャラクターを紹介！

　ネットマーブルが展開する全世界で合計ダウンロード数6000万を記録した大ヒットスマホゲーム『セブンナイツ』。その外伝的作品『セブンナイツ ～時空の旅人～』が、Nintendo Switchで11月5日に発売されます。

　このSwitch版『セブンナイツ』特集記事では、本作の魅力を3回にわたって紹介していきます。

　Switch版『セブンナイツ ～時空の旅人～』は、モバイル版と世界観を共有しつつ、バトルや育成＆収集要素などをコンシューマー向けに一新した作品。モバイル版にはなかった属性要素を加え、さらに戦略的なバトルを楽しめます。

　そこに加え、本作のみのオリジナルストーリーや自由度の高いマップの探検要素も用意されているのもうれしいポイントです。

　特集第1回となる今回の記事では、本作の主な見どころを紹介するとともに、世界観や主要キャラクターについて解説していきましょう。

スイッチ版の主な見どころを紹介

壮大なスケールで描かれるストーリー

　モバイル版『セブンナイツ』のストーリーは、女神に見出された主人公のエバンが世界中の大陸を旅しながら、世界を覆う危機を救っていくという王道ファンタジーとなっています。

　“セブンナイツ”とは、かつて破壊の神によって12個に分かたれた世界を統治している英雄たちの総称。モバイル版ではセブンナイツの統治する7つの大陸をめぐりながら、世界を救うために旅を続けていきます。

　Switch版『セブンナイツ』も、基本的な世界観や一部の登場人物はモバイル版と共通。新たな主人公ヴァネッサが、伝説の魔道具サンディと共に時空を旅していく壮大なストーリーが描かれます。

リアルタイムバトルはさらに戦略的に

　モバイル版のリアルタイムターン制バトルをベースに、属性の概念を加えてさらに戦略的になったSwitch版のバトルシステム。弱点属性を突くことでより高いダメージを与えられるほか、気絶させてチャンスを作り出せます。

　また、リアルタイムで変動するゲージが頂点に達する前に攻撃方法を選ぶと、キャラクター固有の強力なスキルを発動可能。スキルの発動タイミングも、戦闘では重要となります。

　

自由度の高いマップ探索と奥深い育成システム

　本作では、ノード（つなぎ目）で区切られたマップを探索していくことで、さまざまなイベントが発生。メインストーリー、モンスターとの遭遇＆戦闘、宝箱探し、罠、隠された物語など、プレイヤーの選択によって異なる展開を楽しめます。

　ストーリーを進めることで、新たなキャラクターが仲間になることも！　キャラクターはレベルアップや次元スキルの獲得＆強化、専用装備の装着、スキルの強化などによって強化が可能です。

8人目のセブンナイツを主人公に、新たな物語が描かれる

　本作の主人公ヴァネッサは、8人目のセブンナイツである魔術師。ある理由から別時空に落ちてしまった彼女は、元の世界に戻るための“時の結晶”を求めて旅立つことになります。

　道中では、合計15人のプレイアブルキャラクターが登場。彼らの力を借りて、ヴァネッサは壮大な戦いへと身を投じることになります。

STORY

　偶然の出来事により漆黒のような暗闇に落ちてしまったヴァネッサ。

　封印が解け目覚めた魔道具サンディの存在やいきなり大きくなった体など、何もかもが困惑の連続だったが、元の世界に帰りたいという一心で、ヴァネッサはサンディと共に複数の時空を旅する。

　そして旅の途中に新たな仲間たちに出会い、事件を解決していくが、その果てで巨大な陰謀が彼女の前に立ちはだかる。

　限られた時間内に“時の結晶”を手に入れないと永遠に次元の迷子になってしまうかもしれない状況の中、故郷に戻るために、そして仲間たちを助けるために巨大な陰謀に立ち向かうヴァネッサの旅が今始まる。

主要なキャラクター

ヴァネッサ
CV：田村ゆかり

　魔術師の名門として名高いウィンダリング家出身。幼いころ友人たちとともに家の中を探検していたところ、魔道具サンディを見つけ、その発する光に巻き込まれて、別時空へと移動してしまう。

サンディ
CV：千葉翔也

　時間を支配する究極の魔道具。魔法学会の決断によりウィンダリング家に預けられ、800年間封印されていたが、真の主となるほどの素養を持った魔術師は現れず、やがて忘れ去られた。ある事件をきっかけに、長き眠りから目を覚ます。

灯凛
CV：小松未可子

　アイサ大陸の巫女一族の末裔で、魂をなだめる魔道具“反魂灯”の主。さまよう魂を探していたところ、深淵の次元にて、ヴァネッサと出会う。

セイン
CV：大森舞

　幼いころに悪魔に家族を殺された過去を持つ女剣士。悪魔を討伐する組織“聖十字団”によって命を救われ、その一員となった。自身の力では悪魔に及ばないことに絶望し、人体に悪魔の力を注入する秘密実験に参加する。

オルリー
CV：大原さやか

　婚約者の死をきっかけに魔術を学び、かつてアイサ大陸で起こった破壊の戦争で英雄的活躍を為した女性。戦時中に出会ったテオとともに、戦争と世界の混乱を終わらせるための組織“ナイトクロウ”を結成する。

アキラ
CV：喜多村英梨

　エルフと大悪魔のハーフ。人間と悪魔の戦争では人間側として参戦し、戦後は悪魔を討伐するために“聖十字団”を結成した。現在は白晶が仕掛けた罠にはめられ重傷を負っているものの、治療を受けながら調査任務を続ける。

カール・ヘロン
CV：森久保祥太郎

　腕試しのために世界各地を巡っていた戦士。テオに負けたことをきっかけに放浪の旅をやめて、“ナイトクロウ”の一員となった。奔放な性格の持ち主で、しばしば問題行動を起こすが、戦闘においては優れた実力を見せる。

エース
CV：鈴木裕斗

　月光の島の領主であり、アイサ大陸で最も強いと言われる四皇の1人。幼かったころ、自分と月光の島の窮地を救った剣客テオの力に惚れこみ、以来彼の弟子となった。

神楽
CV：ゆかな

　オロチが封印された八蛇剣を監視する巫女一族の末裔。オロチの降臨を食い止めるために母親が犠牲になり、自身もオロチに噛まれたことで呪いをうけ、体をじょじょに蝕まれている。オロチを完全に封印する方法を探すうちに、月光の島にたどり着く。

テオ
CV：石川英郎

　破壊の戦争で活躍し、最強の剣客として名を馳せた男。戦後は堕落した世界に幻滅し、“ナイトクロウ”を結成した。その後、秘密裏に活動を続け、各地で数々の戦争と混乱を終結に導く。

リナ
CV：諏訪ななか

　名高い陰陽師の一族。陰陽術だけでなく楽器についても興味を持っており、新たな演奏法を見つけるために各地を旅していた。その道中でエースとデイジーに出会い、彼らを助けたことでエースに起用される。

ルディ
CV：三木眞一郎
　
　元は孤児だったが、騎士を養成する学校で学び、やがてテラ王国の守護者と呼ばれる光の騎士となった。クリスとはよきライバル関係だったが、彼が殺人事件の犯人の容疑者となると関係が悪化。王国を守るため、彼と敵対することになる。

エリシア
CV：伊藤静

　ルディと同郷の貴族の女性。孤児出身でありながら民を差別しないルディの姿に憧れて、光の騎士を目指す。クリスが悪魔を率いて王国への侵略を始めると、ルディとともに王国を守るために自警団を結成する。

クリス
CV：森川智之

　元はテラ王国の騎士だったが、部下殺しの濡れ衣を着せられ、王国をはなれる。その後、犯人が光の力を操るものだという話を耳にしたことで、ルディへの復讐を誓い。地獄の悪魔たちを率いて王国の侵略へ向かう。

カルマ
CV：小西克幸

　破壊の戦争の際、破壊の力に飲まれ多くの命を奪った戦士。その罪悪感をぬぐうために、力を尽くす。戦争が終わってもその罪悪感が消えることはなかったが、皇帝の養女リンとの出会いが、彼に救いをもたらすことになる。

リン
CV：井上麻里奈

　幼いころ、アイサの皇帝の養女となった女性。パスカル皇帝が幽閉されてからは皇帝代理を務める。敵対勢力である白晶の策略によって政局が混乱していくなか、自身の統治力に疑問を抱くが、カルマの助力を得て、数々の試練を乗り越えていく。

　次回特集第2回目では、Switch版『セブンナイツ』を先行プレイしたインプレッション記事を掲載。プレイでわかった本作の魅力と、バトルシステムや育成＆収集要素の詳細に迫っていきます。