初の完全オンラインで行われた“ぷよぷよカップ SEASON3 10月”をレポート。決勝戦では怒涛の攻めが展開!?

　セガは、セガ公式プロ・一般混合競技会“ぷよぷよカップ SEASON3 10月 オンライン大会”を10月24日に開催しました。

　この大会は、プロ選手と一般選手が混合で競う競技会。本大会でベスト4に進出した一般選手には、“ぷよぷよランキングプロ選抜大会 SEASON4”への出場権が付与されます。

　今回は、セガ公式大会初の完全オンラインでの開催。決勝トーナメントの模様はYouTube LiveとPeriscopeにてライブ配信となりました。

　大会MCは、『ぷよぷよ』スペシャルサポーターの橘ゆりかさんが務め、レジェンドプレイヤーのmomokenさんとプロ選手のTom選手が実況・解説しながらのライブ配信となっていました。

　予選を勝ち抜いたのは、以下の16人。よく見るプロ選手が予選で落ちていたため、波乱となる可能性があると、momokenさんはコメントしていました。

グループ01 puyota
グループ02 fame
グループ03 いさな
グループ04 reoru
グループ05 ぴぽにあ
グループ06 ヨダソウマ
グループ07 TS
グループ08 ta-ti
グループ09 しいくいん
グループ10 ranea
グループ11 たつのこ
グループ12 Kamestry
グループ13 hover
グループ14 aru
グループ15 HIRO
グループ16 タイタン

　本大会は、シングルイリミネーション形式のトーナメントで実施。試合は5勝先取となっています。

　1回戦から、熱い対戦の連続。突然の攻撃にカウンターで対応したり、相手の盤面を見てしかけるタイミングを調整したりと、見逃せない展開ばかり。相手のスキやミスに対して、必要な連鎖を作って理想的な形で仕留めるという展開に、MCや解説の面々も興奮を隠せずにいました。

　勝ち上がったのは、以下の選手。

グループ01 puyota
グループ03 いさな
グループ06 ヨダソウマ
グループ08 ta-ti
グループ10 ranea
グループ11 たつのこ
グループ14 aru
グループ16 タイタン

　勝ち上がったメンバーを見てmomokenさんは、「5本先取の中で尻上がりの選手、乗っている人が残っている」という感想を述べていました。

　準々決勝以降は、自分のやりたいプレイだけでなく、相手の状況を見て動くという全体的なプレイレベルがさらにアップ。ギリギリの展開に、視聴者のコメントもかなりの盛り上がりを見せていました。

　準決勝に挑むのは、いさな選手、ta-ti選手、たつのこ選手、タイタン選手の4人。お互いに構えていると見るやコマめにしかけたり、大きな連鎖となる“本線”で一気に相手をつぶしたりと、冷静に取り組む様子を確認できました。

　決勝にコマを進めたのは、いさな選手とタイタン選手。

　先に勝利したのはタイタン選手に対して、すぐにいさな選手が取り返します。ただ、ここからタイタン選手は本線を伸ばすことに成功。さらには本線を組みたいという、いさな選手の心理のスキをついて、先手をとって攻撃。そのままの勢いで優勝を手にしました。

　中盤以降、寄せ付けないタイタン選手のプレイに、解説をしていたTom選手は「いさな選手に何もさせなかったのが、本当に強かった。どうしたらよかったのかな……」と言葉を選びつつ、コメントしていました。

　相手のリソースがないと見るや大胆にしかけたり、いい状況だったにもかかわらず、わずかな配置ミスで負けてしまったりと、一手で勝敗が決まる大会ならではの怖さを見ることができました。

　大会で使われた『ぷよぷよeスポーツ』は現在発売中。プレイを見て興味を持った人は練習してみては？

　今シーズンのセガ公式eスポーツ大会は、プロ賞金大会とプロ・一般混合競技会が展開。次大会は11月14日の“ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON3 STAGE2”となります。こちらは“mu-mo live”にて生配信。視聴チケットは近日販売され、価格は550円（税込）。

　全国都道府県対抗eスポーツ選手権2020KAGOSHIMAのオンライン開催エントリーを受け付けています。

　『ぷよぷよ』と『テトリス』の対戦を楽しめる『ぷよぷよテトリス2』は12月10日に発売。パッケージ版には早期購入特典として、スマートフォン向けパズルRPG『ぷよぷよ!!クエスト』で使用できるシリアルコードが付属されます。