D4DJの音ゲー『グルミク』で誰でもDJデビュー!? 多彩なゲームシステムを紹介&レビュー

紅葉つかさ
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 ブシロードより配信中のスマートフォン向けリズムゲーム『D4DJ Groovy Mix(グルミク)』のレビューをお届けします。

 本アプリは、ブシロードによる“DJ”をテーマにした新たなメディアミックスプロジェクト『D4DJ(ディーフォーディージェー)』のコンテンツのひとつで、世代を超えた名曲の再生(リミックス)はもちろん、新たなオリジナル曲が展開予定となっています。

オリジナルユニットが生み出す新たなDJの形

 本作には、Happy Around!(ハッピーアラウンド!)、Peaky P-key(ピーキーピーキー)、Photon Maiden(フォトンメイデン)、Merm4id(マーメイド)、燐舞曲(ロンド)、Lyrical Lily(リリカルリリィ)という6組のユニットが登場します。

 ゲーム内では彼女たちのオリジナル楽曲や、彼女たちが演奏する人気楽曲のカバーなどを“ライブ(リズムゲーム)”でプレイできるほか、各DJユニットが大きなステージへと駆け上がっていくストーリーが楽しめます。






 キャラクターは全6ユニット24人が登場しますが、“ライブ”で使用する際には、レアリティなどによってイラストや性能の違う“メンバー”として4人まで編成してプレイできます。そんな“メンバー”のイラストですが、これがとても美麗に仕上がっています。

  • ▲星4[黒薔薇の貴公子]三宅葵依。
  • ▲星3[歓楽紡ぐ指先]三宅葵依。

 メンバーを編成してライブをプレイするというのは前述しましたが、そこで重要になってくるのが、総合力、ハート、テクニック、フィジカルといった“ステータス”。そして、それぞれが持つ“スキル”です。

 ステータスは、ライブ中のスコアに大きく影響します。ステータスは“レベル”に応じて上昇し、レベルはライブなどで獲得できる各種“EXPチケット”を使用して“トレーニング”をすると上げられます。EXPチケットはライブをプレイしていれば手に入るので、あまりストレスを感じることなく集められます。

 本作には6ユニットそれぞれにストーリーが用意されています。現在公開されているストーリーでは、各ユニットが“D4FES.”というイベントに参加するため奮闘する姿が描かれています。

 ユニットごとの特徴や関係性などが見えてくるシナリオになっているので、すべてのユニットのストーリーも見てみるといいかもしれません。なお、各ユニットのストーリーを解放するには、そのユニットに所属するメンバーをライブで使用し、ユニットのランクを上げる必要があるので注意しましょう。


 現在は準備中となっていますが、“D4FES.STORY”というストーリーも用意されているようで、こちらも早く読んでみたいですね。

 また、期間限定で開催されるイベントにもストーリーがあり、ユニットごとのストーリーに比べていろいろなキャラクターが登場して交流している姿が見られます。さまざまなストーリーが楽しめるのも本作のポイントのひとつではないでしょうか。

 ストーリーとは異なりますが、ホーム画面の“マップ”から、キャラクターたちの通う学園や商店街、レコード屋などに行くことができます。ここではいろいろなキャラクターがちびキャラで登場し、タップすれば日常の何気ない会話を聞くことができます。意外な素顔を知れるのもうれしいですが、ライブ中とは違う私服姿を見れるのは貴重なのではないでしょうか。



独自のノーツでDJになりきったプレイができる

 本作は、DJをテーマにした作品ということで、リズムゲームの部分もスクラッチやスライダーを模したノーツが使われています。従来のリズムゲームと同じくタップや長押しするノーツは直感的でわかりやすく、本作独自のノーツが加わったことで、DJ気分に浸ってリズムゲームをプレイできます。

 オレンジ色のノーツは、スクラッチノーツという名前で左右の端にあるターンテーブルをタッチすることで、ほかのノーツの動きが少しだけ巻き戻るノーツです。

 赤色のノーツ、ホールドノーツは、ターンテーブルを長押ししている間、他のノーツの動きが止まって流れてこなくなるノーツです。

 ピンク色のスライダーノーツは、楽曲にエフェクトをかけるノーツで、画面の下の方にあるツマミとノーツの位置があっていれば自動でかかってくれるノーツです。

 この3つが組み合わさることで、いかにもDJをしているような楽しさが味わえるわけです。難易度もEASY、NORMAL、HARD、EXPERTの中から自分の腕によって好きな難易度を選べるので、リズムゲームに不慣れな方でも安心してプレイできますよ。

 また、難易度とは別に一部のノーツをオートにできるモードもあるので、その時の気分や曲の難しさに応じて、すべてのノーツをタップする“マニュアルモード”にしたり、すべてをオートにした単純に楽曲を楽しむ“オーディエンスモード”にしたりもできます。


  • ▲オートにするノーツは自由に設定できるので、苦手なノーツだけオートにすることも可能です。

 さらに、ライブ中には“ユニット編成”したキャラクターが登場してさまざまな掛け合いをしている様子が見られます。編成したキャラクター同士が同じユニットに所属していなくても、掛け合いは発生するので、いろいろな組み合わせでライブをプレイしてみたら意外な関係性などが分かったりして楽しいかもしれませんね。

 ほかにも、ライブ中の機材などを“クラブ”でカスタマイズすることができます。最初はシンプルなデザインになっていますが、手に入れた機材を設置して自分好みのDJテーブルを作り、ライブを楽しみましょう。


 また、設置した機材によっては特定メンバーのステータスが上がり、ライブ中のスコアをさらに高めることもできます。見た目を気にして設置するか、それとも性能を気にして設置するか非常に悩ましいところです。

 本作で遊べる楽曲は、“クラブ”で楽曲を購入して解放することができます。総楽曲数はリリース時で120曲以上が収録されており、新しい曲から懐かしい曲、ゲームやドラマなどで流れるサントラなど幅がとても広いので、好きだった曲、一度は聴いたことのある曲も収録されているのではないでしょうか。

  • ▲もっと選べる楽曲を増やして自分だけのリストを作りたいです。

 また、ライブでは好きな曲で遊べるモード以外にも、好きな曲を4曲選んで遊べる“メドレーライブ”というのもあり、1曲あたりは短いですが、好きな曲で自分だけのセットリストでのライブができます。

 楽曲をつなぎあわせることがDJの真骨頂とも言えるので、ぜひ自分が一番アガるメドレーを組んで、遊んでみてはいかがでしょうか。



DJを知らなくても単純に楽しめる作品になっていた

 本作には、DJプレイを模したノーツやメドレーライブなど独自システムが多くあり、それにより実際にDJをしているような気持ちでプレイできます。筆者はリアルでDJをしたことはありませんが、どんどん興味が湧いてきます。

 曲数も豊富なのでいろいろな楽曲をつなげて遊べるのも楽しく、「この楽曲からつなげるとしたら、この楽曲がいいかな?」などを考える楽しみもあります。

 そんなリズムゲームの部分もさることながら、登場するキャラクターやストーリーも魅力的で、本作をおもしろさに一役も二役も買っています。筆者は花巻乙和と犬寄しのぶ推しなのですが、皆さんも推しメンを見つけるとより一層楽しめると思います!


  • ▲こちらが花巻乙和と犬寄しのぶ。星4イラストを載せたかったのですが、まだ筆者の元には来てくれません(泣)。

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