権力におぼれた英雄タイタスと死の薬“緋晶薬”(権力編1章:ネタバレあり)【電撃オクトラ日記#17】

由井ノコウ
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 スクウェア・エニックスから配信中のiOS/Android用RPG『OCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー) 大陸の覇者』“権力”編ストーリーのプレイ日記第1回をお届けします。

 今回は物語の始まり、第1章に入るまでのプロローグに当たるシーンがなかなかに印象的だったので、そこを中心に実際にプレイした感想を交えて紹介していきます。

あなたが求めるものは“富”? “権力”? “名声”?

 ゲームを始めると、“富”、“権力”、“名声”のどれを求めるのかを選択することになります。その選択によってそれぞれ別の物語が展開していきます。

 このプレイ日記を担当する私、ライターの由井ノコウは今回権力の物語を進めていくことにしました。

 富も名声もステキな響きですが、権力という力強い響きにはなかなか抗いがたいものがありますよね。いつかは私も人の上に立つような存在に……。

 ちなみにほかふたつのストーリーは、別のライターさんたちがプレイ日記を担当しているので、ぜひそちらも合わせて読んでみてください!

力におぼれた英雄タイタス

 権力編で敵として立ちはだかるタイタスは、異民族の攻撃から国を守った救国の英雄とのこと。

 しかし、その後権力を得た彼は最悪の方向へ増長していってしまったようです。

 英雄と呼ばれた人物ではあるので、根っからの悪人ではなくて、力をもって変わってしまった人……という感じなのかもしれません。

  • ▲権力を極めし者“英雄”タイタス(声優:小山 力也)。かつて、聖火騎士団とオルステラ連合軍を率い、異民族の侵攻を退けた英雄。現在は元罪人の更生組織“緋翼”を率い、エンバーグロウを力で支配している。

 前作『オクトパストラベラー』に引き続き、かなり重ためのストーリーが展開しそうな予感がしますねっ……!

ヴェルノートと“緋晶薬”


 物語を選択すると、牢屋のような鉄格子が備え付けられた部屋でタイタスとヴェルノートという男性が会話しているシーンから物語が始まります。

 その内容によると、ヴェルノートは万病を治す薬を開発しようと研究をしていたのですが、結果として“緋晶薬”と呼ばれる摂取した人間が死に至る薬を生み出してしまったようです。

 その薬を“摂取した人間が死に至る薬”(もしくはそれ以上に非道ななにか?)として利用しようとたくらむタイタスと、それを拒むヴェルノートという構図で会話が進んでいきます。

 最終的に恋人が人質に取られていたために、ヴェルノートは渋々要求を受け入れてこのシーンは終わります。

 いやぁ、開幕から重たいですねっ!

 根は悪いやつじゃないのかな? なんて思いましたが、タイタスはそれで許せるレベルの人間じゃなさそうです……。

 この後で分かってくるヴェルノートと恋人のリンユウの人柄や関係を知ると、さらに許しがたくなっていきます。



  • ▲幸せそうな生活を送るふたりを見ると……。

 元英雄の権力者となると、これからの冒険の前途が不安になりますが、同時に「打ち倒さないと!」という使命感もふつふつと湧いてきましたよ!

 天罰覿面! 英雄タイタスの長く伸びてしまった鼻をバシッとはたいてやりますとも!

  • ▲非常にわかりやすく力におぼれています。

 今回のプレイ日記はここまでとなります。

 本格的な物語が始まる前のプロローグからかなり濃厚な物語が展開しています。

 敵となるタイタスだけでなく、脅されて従っているヴェルノートとその恋人であるリンユウの関係性。気になることが沢山ありますが、その辺りは次回以降のプレイ日記で触れていきたいと思います。

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OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者

  • メーカー: スクウェア・エニックス
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2020年10月28日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者

  • メーカー: スクウェア・エニックス
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2020年10月28日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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