『スパロボDDコラム』魔神皇帝降臨! ついに実装されたマジンカイザーの力に迫る!!【#28】
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『スパロボDD』サービス開始から約1年、ついに……ついに!! 最強(異説あり)のマジンガー・マジンカイザーが参戦しました!! ということで早速ですが、待望の登場となったマジンカイザーと、そのSSR必殺技パーツ“ファイヤーブラスター”の性能を見ていきましょう!!
“魔神皇帝”ついに参戦! 神をも悪魔をも超える圧倒的な力を目撃せよ!!
マジンカイザー&SSR ファイヤーブラスター
【ユニットデータ】マジンカイザー
【ユニットパーツデータ】ファイヤーブラスター
マジンカイザー&SSR ファイヤーブラスターの評価(SS)
マジンカイザーは攻撃&防御タイプで参戦。通常攻撃は打撃属性、SSR必殺技のファイヤーブラスターは特殊属性になっており、マジンガーZの防御力はそのまま、攻撃力を大幅強化したような性能に仕上がっている。
ファイヤーブラスターは攻撃&防御タイプの移動力+1、戦闘回数に応じて攻撃力・防御力3.4%増加(最大17%)、気力が10上昇する毎に照準値3%増加、HP50%以下のとき自分のアクション開始時にHP10%回復の効果を持つ。攻撃力・防御力の高さもさることながら、真ゲッターと双璧をなすユニットだけあって、こちらもHP回復持ち。ただし、HP回復にはHP50%以下という条件があるので、その点だけは真ゲッターよりも立ち回りに注意が必要になる。
このタイプでは不安なことの多い命中も、気力により照準値が増加していくのでまったく問題なし。攻撃力では攻撃特化タイプの真ゲッターに及ばないものの、こちらは高い防御力も両立できる点が強みといえる。総じて攻撃、防御、命中、耐久力、すべてが高水準の超強力ユニットだ。
さすがは“魔神皇帝”。その名に恥じない高性能です! 機体の改造段階をマジンガーZから引き継ぐほか、パイロットである兜甲児の育成も進んでいることが多いので、即戦力として投入できるのも強みですね。
マジンカイザーは、1998年発売の『スーパーロボット大戦F 完結編』で初登場した機体。当時は、弓教授と『ゲッターロボ』の早乙女博士が、マジンガーZに進化のエネルギーであるゲッター線を浴びせることで完成を見るという、まさしく『スパロボ』ならではの夢のコラボレーションによって誕生した機体でした。往年の『東映まんがまつり』的な展開とも言えますね。
2000年にスタートした『スーパーロボット大戦α』シリーズでは、甲児の祖父・兜十蔵博士が開発するも、その制御不能な力から封印されていたマジンガーZのプロトタイプが、自己再生と自己進化を行うことで誕生した機体であると設定が変更されており、悪のマジンガーが現れた際に起動してこれを倒すためのカウンターとしての役割が与えられていました。
OVA『マジンカイザー』のマジンカイザーの設定は前掲どちらとも異なっており、甲児が絶体絶命のピンチに陥った時にパイルダーの自動操縦機能によって導かれる、マジンガーZやグレートマジンガー(真)を凌ぐスーパーロボットとして兜十蔵博士が秘密裏に開発していた新たなマジンガーとなっています。
設定のみならず、『F完結編』や『α』に登場した原作漫画版とOVA版ではデザインも多少異なっており、わかりやすいところでは、(一部作品を除いて)胸部放熱板の中に黒いパーツが配されているのが原作漫画版、金色の輪になっているのがOVA版。また、OVA版マジンカイザーの手足の色は胴体と同じ黒で統一されているなど、似て非なるものとなっています。
2018年にリリースされた『スーパーロボット大戦X』に原作漫画版として参戦した際には、放熱板の中央が黒になっていました。立体化の折にはOVA版の胸部デザインが採用されることが多く、最近だとバンダイのプラモデル“HG マジンカイザー INFINITYSM”、グッドスマイルカンパニーのアクションフィギュア“HAGANE WORKS マジンカイザー”ともにOVA版を踏襲したものとなっています。
SSR必殺技専用パーツの“ファイヤーブラスター”は、マジンガーZのブレストファイヤーやグレートマジンガーのブレストバーンに相当する必殺技。『スパロボ』シリーズでは、マジンカイザーが初登場した『スーパーロボット大戦F 完結編』以降しばらくは同機最強の必殺技として君臨していましたが、後に“カイザーノヴァ”にその座を譲ることになりました。
原作OVA『マジンカイザー』でのファイヤーブラスターは、マジンガーZのブレストファイヤーの数十倍の威力を誇るとされ、第1話のマジンカイザー初登場を劇的に飾りました。熱線の直撃により複数の機械獣を消滅させただけでなく、その余波で周囲の機械獣をドロドロに溶かし、暴走したマジンカイザーの圧倒的な力を見せつけています。
一方で第3話でのテスト使用時には、そのあまりの威力から大きな反動があることがわかり、使用直後にマジンカイザーがバランスを崩してしまいました。同話で機械獣ダムダムL2に向けて放たれた際には、ボスボロットとビューナスAが背中を支えて転倒を防いでいます。
以降は甲児が出力制御に慣れたためかサポートを必要としなくなり、第6話では新たに登場した“妖機械獣”ドラゴガメオ3をターボスマッシャーパンチとの連携で撃破するなど無類の強さを誇りました。
第7話(最終話)では、地獄王ゴードンとの決戦においてフィンガーバリアによって弾かれ、最強武器の座を“ファイナルカイザーブレード”に譲るものの、続編『マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍』では、ミケーネ七大将軍の一人・妖爬虫将軍ドレイドウを焼き尽くすという戦果を上げています。
ところで『スパロボDD』のマジンカイザーですが、どうも登場シナリオ(第1章Part10)を見る限りでは、OVA版とまったく同一の設定ではないようです。甲児が危険を承知で、暴走したマジンカイザーにパイルダーオンするというシナリオの展開や、“第7格納庫”の存在などは『スパロボα』を彷彿とさせるものでした。
また、兜十蔵博士の開発動機には何者かの“声”が関係しているとのことで、今後『スパロボDD』ならではの展開も期待できそうですね。
魔神皇帝、そしてトランザム……新たな力が目覚める“第1章Part10”の展開をチラ見せ!!
続いては、マジンカイザーを入手できる“第1章Part10”の展開をチラ見せ! 『マジンカイザー』はもちろん、『機動戦士ガンダム00』『コードギアス 反逆のルルーシュ』をメインに、複数の世界を股にかけた激動の物語が展開します。詳しい内容は、プレイしてご自分の目で確かめてください!
スコープドッグに新必殺技“ロケットパレード”追加! サイバスターの代名詞“サイフラッシュ”も実装!!
10月15日から開催中のイベント“戦場の在処”はついに佳境に突入! 4ステップアップガシャには、スコープドッグRSC用のSSR必殺技専用パーツ“ロケットパレード”とサイバスター用の“サイフラッシュ”が追加されています。こちらの性能も見ていきましょう!!
SSR ロケットパレード
【ユニットパーツデータ】ロケットパレード
ロケットパレードの評価(S)
メインは戦闘回数に応じて攻撃力と運動性3.4%増加(最大17%)、命中時に3アクションの防御力・照準値15%デバフ、実弾属性のブレイクゲージ減少量65%増加、敵ユニットの弱点属性で攻撃時に与ダメージ18%増加と盛りだくさん。スコープドッグの悩みだった攻撃を大きく強化できるうえにブレイクゲージ減少量アップも付いているため、マルチプル・コンバットのお株を奪うことになった。
武器性能では射程4・実弾という部分で評価できるが、特性+0でアクション4、回数2という点がややマイナス。必殺技命中時のデバフ効果が3アクションなので、スピードの高い敵に対しては穴が開いてしまう。
また戦闘回数に応じて運動性が上がる特性上、ステージ序盤の壁役にはあまり向いておらず、レヴ・ラディエイターをサブに装備した射程4からのサポート役という立ち位置はそのまま。パラメータの増加とデバフの追加で全体的にパワーアップはしているが、これまでの運用方法から大きく変化する程ではないだろう。
スコープドッグRSCとしては3つ目のSSR必殺技パーツとなる“ロケットパレード”。『スパロボDD』に登場するスコープドッグRSCは、“吸血部隊”と恐れられた凄腕ATパイロット集団“レッドショルダー”の装備を真似て、キリコとその仲間たちが組み上げた機体です。なので、本機のRSC(レッドショルダーカスタム)という名称は適当ではなく、より正確にはレッドショルダー風カスタムといったところでしょうか。
模造品だけにレッドショルダーのトレードマークである赤い肩アーマーが本家とは逆の左肩になっているなどの相違点があり、本機体の制作が行われた原作第10話におけるキリコの「赤はもっと暗い。血の色だ。それとマークは右肩だ」というつぶやきは、それまで謎に満ちていた彼の出自の一端を明らかにした名ゼリフとして語りぐさになっていますね。
完成後は第11話で治安警察の包囲網をかいくぐるのに使われ、『スパロボDD』の戦闘演出で見られるような、ターンピックで反転してのミサイル射出も披露されています。満載した銃火器を駆使し、装甲車やヘリを次々と撃破していきましたが、弾薬切れとともにアッサリと乗り捨てられてしまいました。
なお、この直後にフィアナのブルーティッシュドッグが立ちはだかるのですが、そのときにはすでにキリコは普通のスコープドッグに乗り換えています。このあたりのドライな感じが『ボトムズ』らしさですね(笑)。
また、TVシリーズから約30年後を描いたOVA『幻影篇』にも、肩アーマーの間違いまでもが同仕様のスコープドッグRSCが登場します。こちらのパイロットはキリコではなく、彼を狙う謎の刺客。とは言えその技量はキリコを思わせるほど卓抜しており、ル・シャッコのベルゼルガWPを、実弾を用いたリアルバトルのバトリングで追い詰めました。
本編での活躍期間はごくわずかながら、印象的なシーンの多いスコープドッグRSC。重武装ならではのカッコよさも相まって『ボトムズ』を代表する人気機体となっています。
SSR サイフラッシュ
【ユニットパーツデータ】サイフラッシュ
サイフラッシュの評価(S)
サイバスターの代名詞ともいえる必殺技がついに登場。性能はお馴染みの自機中心のMAP兵器で射程1-2の特殊属性となる。メインは回避特化タイプの運動性13%増加、戦闘回数に応じて攻撃力が4.6%増加(最大23%)、気力120以上のとき20%で分身が発動といった効果だ。
既存SSRのアカシックバスターから攻撃力は大幅に強化されたものの、分身付きとはいえ運動性13%増加止まりは回避型として少々心もとないのは残念なところ。
特性+3でアクションが2、射程1-3と同時に強化されるので、サイバスターを主力で使っていくなら、運動性の強化という意味も含めて、まずは特性+3までの強化を目指していこう。
続いては、サイバスター2つ目のSSR必殺技パーツとなる“サイフラッシュ”! サイバスターといえば、やっぱりこれですね。“制圧戦”で獲得できるユニットのSSR必殺技パーツが、ガシャから排出されるのは今回が初となります。
前々回“クロッシング・パイロット”第3弾の紹介時にも書いたのですが、サイフラッシュはその便利さ故にサイバスターの故障率が高いのでは? と疑われるほどに優秀なMAP兵器。サイバスターの参戦作品では、自軍合流直後からしばらくの間、機体の故障によりサイフラッシュが使えないというケースがままあるんですよね(笑)。
実はサイフラッシュは、サイバスターの使用武器としてはディスカッター(バニティリッパー)と同じく最古参。初登場作品である1991年発売の『第2次スーパーロボット大戦』から、ずっと使い続けています。同作では唯一のMAP兵器であり、威力こそ高くないものの無制限で使用可能という、今考えるととんでもない代物でした。
ちなみに、イベント“戦場の在処”のボスは『第2次スーパーロボット大戦』のラスボスだった、ビアン・ゾルダーク博士が乗る“究極ロボ”ヴァルシオン。BGMも『熱風!疾風!サイバスター』なので、サイバスターの独壇場ですね!!
……といったところで、今回の『スパロボDDコラム』はここまで! 次回もお楽しみに!!
PS.前回の『スパロボDD』コラム執筆時に、ゲッターノワール1号機のSSR必殺技専用パーツ“ダブルトマホークダークネス”が当たらず悲嘆に暮れていた筆者ですが、レッドPが10月12日に配信された『生スパロボチャンネル』の記念として“ただただ”配布してくれたDクリスタル300個のおかげで……
ガシャ終了間際の滑り込みで“ダブルトマホークダークネス”ゲットできました! 配布の300個だけでは4ステップ目のDクリスタルが足りず、少しだけ追加課金もしてしまいましたが……(結局4ステップアップを3周しました)。若干“俺ルール”を曲げてしまった感があるものの、当たったのでヨシ! 前回のコラムでは強がってみたものの、実は割とガチで凹んでいたのでメチャクチャうれしいです!!
前回から続く“ダブルトマホークダークネス”狙いのDクリスタル大量消費で、マジンカイザー用の“ファイヤーブラスター”がお預けになってしまったんですが、こちらは期間限定ではないので、いつの日か……できれば来月くらいに当たってくれれば。頼むよ?
(C)Olympus Knights / Aniplex, Project AZ
(C)賀東招二・四季童子/ミスリル
(C)カラー
(C)サンライズ
(C) SUNRISE/VVV Committee
(C)SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design (C)2006 CLAMP・ST
(C) サンライズ・プロジェクトゼーガ
(C)サンライズ・プロジェクトゼーガADP
(C)創通・サンライズ
(C)創通・サンライズ・MBS
(C)ダイナミック企画・東映アニメーション
(C)東映
(C)永井豪/ダイナミック企画
(C)Production I.G/1998 NADESICO製作委員会
(C)1998 永井豪・石川賢/ダイナミック企画・「真ゲッターロボ」製作委員会
(C)2001永井豪/ダイナミック企画・光子力研究所
(C)永井豪・石川賢/ダイナミック企画
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スーパーロボット大戦DD
- メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
- 対応端末: iOS
- ジャンル: SRPG
- 配信日: 2019年8月21日
- 価格: 基本無料/アイテム課金
スーパーロボット大戦DD
- メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
- 対応端末: Android
- ジャンル: SRPG
- 配信日: 2019年8月21日
- 価格: 基本無料/アイテム課金