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『グリードフォール』攻略企画。剣、魔法、罠という主人公の成長の軸となる3つの要素について解説!

柏又
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 Game Source Entertainmenより発売中のPS4ソフト『グリードフォール』

 本作は、大国が植民地を建設する未知の島“ティア・フラディ”を舞台に、未知の病“マリコール”の治療法を求めてやってきた主人公の冒険を描くアクションRPGです。

 対立する2大国の間で中立を保つ主人公の勢力“商人会衆”、そして原住民や傭兵といった6つの派閥がひしめき合うなか、プレイヤーなりのやり方で物語を進めていく自由度の高さが魅力です。

 本作は最初に選択できる3つのクラスに加え、放射状に伸びるスキルツリーや属性、能力といったステータスにポイントを割り振ることで成長していくのですが、始めたばかりの状況では割り振り方に戸惑う人もいるかもしれません。

 今回はプレイスタイルにもとづいた各ステータスの役割について解説していきます。

まずは3つのクラスごとの習得スキルと立ち回りについて解説!

 ゲーム冒頭のキャラクターメイクで最初に選ぶのは3つのクラス。これらのクラスはおもに戦闘での立ち回りを決めるもので、選択によって最初に習得するスキルが異なります。スキルはレベルアップごとに得られるポイントで成長させたり、新たな系統のスキルを習得することが可能です。

 まずは3つのスキルの立ち回りと成長方針について解説します。

戦士

 近接物理攻撃を得意とするクラスです。敵のライフに有効な片手剣と装甲に有効な片手大型武器が使用可能で、2つの武器を切り替えつつ装甲を削ってからライフに大ダメージを与えるのが基本的な立ち回りとなります。

 どちらのスキルも成長させるとより強力な両手持ちの武器が装備可能となりますが、攻撃時のスキが大きいので命中させるにはそれなりの腕前が必要となるでしょう。

 銃器は、中距離から敵のライフと装甲の両方に有効なダメージを与えますが、弾を消費するのでどうしても接近できない場合に使っていくといいでしょう。

 成長の方針としては、ライフダメージに有効な片手剣を優先しつつ、ロングブレードの手前まで伸びたら片手大型武器や銃器を成長させるのがオススメです。両手武器はかなりクセがあるのでセーブしてから試したほうがいいと思います。

 また、技術系スキルの間にある“ロール”や魔法スキルの間にある“マジックヒーリング”は、かなり生存に役立つので覚えておいて損はないです。

技術

 銃やポーションを使ったトリッキーな立ち回りを得意とするクラスです。銃器と罠のほか片手剣スキルを習得していて、罠や銃で敵の装甲を削りつつ片手剣でライフにダメージを与えていくのがプレイスタイルとなります。

 複数の薬品やスキルを多用するのでショートカットのほか、L1ボタンの“戦略的一時停止”をうまく活用するといでしょう。

 罠スキルは成長させるとポーションを爆弾として投てき可能となります。銃器スキルは伸ばすとピストルより強力なライフルが使えるほか、近接武器をポーションでコーティングして攻撃時に追加効果を与えられるようになります。

 いずれも使用にアイテムを消費するので、科学の力の能力でポーションや弾を自作できるようになった方がいいでしょう。また、ヒット&アウェイ気味に立ち回ることが多くなるので戦士スキルとの間にある“ロール”を習得しておくと間合いを取りやすくなります。

魔法

 神の魔法の指輪を装備し、敵の装甲を無視してライフに直接ダメージを与える魔法を使うクラス。スキルは神の魔法の指輪と静止のほか、片手大型武器を習得していますがこちらの使用機会はほとんどないと思います。ほかの2クラスとはまったく異なる立ち回りで戦うのが魔法クラスの特徴です。

 神の魔法の指輪は、□ボタンで敵を追いかけて飛ぶ“影のミサイル”、△ボタンで手から衝撃波を放つ近接攻撃“影の衝撃”が使えます。影の衝撃のほうがより大きいダメージを与えられますが、反撃を受ける危険性があるため周囲の敵の動きに注意しつつ使いましょう。

 神の魔法の指輪スキルを伸ばすと離れた場所へ瞬間移動できる“稲妻ダッシュ”を習得できます。ツリー的に“ロール”のスキルが遠い魔法クラスとって重要な間合いを取る手段となるため、早めに習得したいところです。

 静止スキルは、敵の動きを一定時間封じることができます。ただし効果はダメージを与えるとそこで消失するので攻撃し放題ということにはなりません。あくまで近接攻撃を加えるスキを作る、といった感じですね。

 静止スキルを成長させると、自身の装甲の強化と自動回復効果を付与する“大いなる光の盾”を習得します。うまく使えばザコ敵あたりなら近接戦闘で渡り合えるかもしれません。

 魔法スキルは、装甲を無視できる反面、攻撃に魔法ポイントを消費するのがネックとなります。戦闘が長引く場合は魔術ポーションが欠かせなくなるので、あらかじめ余裕を持たせておきましょう。

 なお、技術スキルとの間にある“シャドウバースト”は、効果範囲が狭いため習得の優先とは低いと筆者は考えています。戦士スキルとの間にある“マジックヒーリング”は、攻撃と魔術ポイントの奪い合いとなるため、回復するならポーションを飲んだ方が早いかもしれません。

属性は基本ステータスと装備可能なアイテムに影響する

 属性のステータスは、主人公の力や敏捷性といった身体能力を決めるステータスで、3レベルごとに獲得できるポイントで成長できます。ポイントによって与えるダメージやヘルスポイントの上限が変化するほか、武器や防具の装備条件にもなっているため選んだクラスごとにポイントを割り振るのがセオリーです。

 戦士クラスなら力と敏捷性、技術なら敏捷性と精度、魔術はメンタルパワーと意思に優先してポイントを割り振るのが基本となります。なお、防具はすべて持久力が装備条件となるため、より強力なものを装備したい場合はポイントの割り振りを忘れないようにしましょう。

能力はクエストや探索でのプレイスタイルに影響

 能力は、会話や鍵開け、クラフトなど戦闘以外のゲームプレイに影響するステータスです。4レベルごとに獲得できるポイントを割り振ってレベルを上げます。ここは、ひとつずつ効果を解説していきましょう。

 カリスマは、会話中に%で表示される説得の成功率に影響します。説得に成功することでクエストを有利に進められる機会はわりと多いので、とりあえずゲームを進めたいのであれば割り振っておくと便利です。

 キャラクタークリエイト時に1ポイント、レベル5で1ポイント割り振り、カリスマ+1の効果があるマントを装備すれば序盤の会話がかなり楽になるでしょう。

 科学の力は、作業台でポーションや弾を自作できる能力です。ポイントを割り振るとレシピが増えます。また、レベルが1以上であれば爆発物のポーションを使って薄い壁を爆破することも可能です。消耗品を買わなくてすむのでサイフに優しいスキルといえますね。

 スタミナは、障害物の踏破能力のほか、非戦闘中のライフや魔術ポイントの自動回復量に影響します。スタミナレベルに応じて高い段差を登ったり、谷間を飛び問えるといったアクションが可能です。クエストでも役立つことはあるのですが、どちらかというとフィールドの探索における出番が多い印象です。

 ピッキングは、レベルに応じて扉や箱にかかったカギを開けられるほか、敵の仕掛けた罠が見やすくなります。カギのかかった箱はわりとよく見かけるので、戦利品を獲られる機会がより多くなる能力といえますね。なお、ストーリー上開けなければならないカギは、能力がなくても対応する鍵を見つければ開けられます。

 職人の技は、作業台で武器や防具の空きスロットに装飾品を追加して能力をカスタマイズできる能力です。レベルが高くなるほどより強力なカスタマイズができます。ただし、武器のレベル1と防具の全装飾品は、ニュー・セレンの鍛冶屋に素材を持ち込んで金貨をはらえばカスタマイズしてもらえます。

 直感はちょっと変わった能力で、レベルに応じて素材の収集場所が見やすくなったり地図の検出半径が広がるほか、素材や戦利品の入手量が増えます。さらに、フィールド上の狭いすき間を通り抜けたり、会話中に特殊な選択肢を選べるようにもなります。必須ではないですがあるとおもしろいプレイができることでしょう。

 なお、先に述べたようにカリスマはマントでレベルを+1できるほか、装備品の“ストラップ”のスロットに装飾品をつけることで科学の力とスタミナ、ロックピックのいずれかを1レベル上げられます。ストラップの異なる防具を用意して、用途に応じて着替えればより幅広い活動ができると思います。

 ここまで主人公のステータスについて解説してきましたが、ポイントの割り振りしだいでアクションからRPG的な要素までさまざまなプレイができることが書いていて感じました。一度割り振ったポイントは、ボスなどを倒すと手に入る“記憶の水晶”を使うと再度クラスの選択からやり直せるので、セーブ/ロードなどもうまく使いつつ、理想のキャラクターメイクを目指してください。

© Greedfall. A game developed by Spiders, published by Game Source Entertainment in Japan under licence from Focus Home Interactive and Spiders. Greedfall is a registered trademark of Focus Home Interactive. All rights reserved.

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グリードフォール(GreedFall)

  • メーカー: Game Source Entertainment
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: RPG
  • 発売日: 2020年10月15日
  • 希望小売価格: 7,480円+税

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