『DMC5 スペシャルエディション』試遊レポート。ファン待望のバージルは新技追加でよりスタイリッシュに!

スズタク
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 カプコンから発売されるPS5/Xbox Series X用ソフト『デビル メイ クライ 5 スペシャルエディション』を試遊したので、そのレポートを掲載します。

 スタイリッシュアクション『デビル メイ クライ(以下、DMC)』シリーズのナンバリング最新作として、2019年3月に発売された『DMC5』。『DMC4』から数年後の世界を舞台に、ネロ、ダンテ、V(ブイ)という3人の主人公が活躍しました。

 本作は、その『DMC5』にさまざまな追加要素を盛り込んだタイトルです。ハードが次世代機になったことでグラフィックはより美麗に、プレイ環境はより快適になった他、新たに“バージル”がプレイアブル化するなどの変化点があります。

 今回の試遊では、目玉であるバージルを含む新要素をひととおり体験してきました。実際に遊んでわかった『DMC5スペシャルエディション』の魅力を紹介していきますので、ぜひチェックしてください。

 なお、プレイしたのはPS5版になります。

バージルとレジェンダリーダークナイトがゲームをさらに盛り上げる!!

 『DMC5スペシャルエディション』最大の魅力といえるのが、新プレイアブルキャラのバージル! ネロ、ダンテ、Vに次ぐ第4のデビルハンターで、『DMC5』ユーザーなら誰もが望んでいたであろう男が、満を持しての参戦となります。

 バージルの存在は『DMC4SE』と同じような位置づけで、“バージルモード”を選択することで本編と同じミッションをバージルでプレイできるというもの。もちろん、腕試し用コンテンツの“ブラッディパレス”でも使用できます。

 さらに、プロローグにはバージル用の新規カットシーンも……!!

 バージルの性能は『DMC4SE』がベースとなっているようで、閻魔刀(やまと)、ベオウルフ、ミラージュエッジ(『DMC4SE』のフォースエッジに当たる武器)の3種の近距離武器と、幻影剣という遠距離武器を使えます。バージルならではの戦闘スタイル“コンセントレイション”も健在なので、『DMC4SE』でバージルを操作している人ならば、すぐに慣れると思います。

  • ▲日本刀のような形状の魔剣“閻魔刀”。
  • ▲光の力を秘める篭手と具足“ベオウルフ”。
  • ▲バージルが魔力で具現化した魔剣“ミラージュエッジ”。

 コンセントレイションは“被弾や空振りなどの無駄な動きを排するほど強くなる”というスタイルなので、バージルは他のキャラ以上に立ち回りに気をつける必要があり、操作難易度は正直なところ高めです。しかし、集中ゲージがMAXの時の戦闘力は相変わらず“悪魔も泣き出すほど”で、ハイリスクハイリターンのバトルを楽しめます。

 閻魔刀には通常時で使える新技が追加されており、周囲の空間を斬り裂いて敵を引き寄せる“時空裂閃”や、空中から急降下して斬りつける“閻魔刀墜撃斬”などを繰り出せました。他にも特定の条件下で使える秘奥義、Vと魔獣たちが一斉攻撃を行う“ワールドオブV”などのアクションがあり、戦術がより豊富になっています。

 また、魔人化のコマンドがドッペルゲンガーを生み出すものに変わっているのも大きなポイント。魔人化自体はなくなったわけではなく、ダンテと同じように真魔人になることができます。本編で戦ったバージルの能力を余すことなく使えるので、ファンにとってはたまりません!

 ちなみに、バージル操作中には彼の戦闘曲『Bury the Light』を聴けました。少し聴いただけでも熱い曲調であると感じたので、早く製品版でじっくり聴きたいです!

 バージルに次いでゲーム部分の大きな追加要素となるのが、新難易度“レジェンダリーダークナイト”。これは『DMC4SE』にもあったものと同様で、すさまじい数の悪魔が出現して襲いかかってくるという恐怖の難易度です。

 実際にレジェンダリーダークナイトでミッションに挑んでみると、通常時の数倍の敵がワラワラと出てきてます。あっという間に画面が敵で埋め尽くされ、視覚的なインパクトは絶大でした。あれだけ大量の敵が動き回っても処理落ちが発生しない点も驚きで、ハードの描画能力の高さに脱帽しましたね……。

 ただでさえ数の暴力で押し切られる危険性が高いうえに、出現する敵の攻撃力が高いので、油断しているとすぐにお陀仏になります。攻略の難しさは“ダンテマストダイ”以上と思われますが、このモードは敵が多いぶんスタイリッシュランクが上がりやすいので、悪魔の群れをなぎ払う爽快感を一番感じられる難易度とも言えます。

次世代ハードのパワーでより美しく、さらに快適に

 次世代ハードの恩恵はゲーム部分だけでなくグラフィックにも出ています。本作には、水面や鏡などの光の反射をリアルに表現する“レイトレーシング”が搭載されており、この機能によって『DMC5』からさらに美麗になったグラフィックを満喫できます。

  • ▲レイトレーシングをオフにした状態。
  • ▲レイトレーシングをオンにした状態。水面にダンテや敵の姿が映っています。

 レイトレーシングはメインメニューのオプションでオン/オフができ(プレイ中は変更不可)、オン選択時は解像度優先(4K/30FPS目安)とフレームレート優先(1080P/60FPS目安)の2つから選べます。なお、TURBOモード、レジェンダリーダークナイト、ハイフレームレートで遊ぶ場合はレイトレーシングは自動無効となります。

 『DMC5』の時点で十分高精細なグラフィックでしたが、レイトレーシングをオンにすると光の反射がよりリアルになります。特に目立つのが水たまりで、操作キャラや敵、街灯の光などがリアルに映し出されているのがわかりました。ミッション2の序盤はレイトレーシングが輝くロケーションなので、遊ぶ際には少し足を止めてすみずみまで眺めてみることをオススメします。

 試遊では残念ながら体験できませんでしたが、本作には最大120FPSで描画できる“ハイフレームレートモード”もあります。60FPSでも相当ヌルヌル動くゲームが味わえるのに、その倍となったらどれだけ滑らかな動きになるのか……対応モニターを持っている人はぜひ試してみてください!

 また、次世代ハードの処理能力によって、ロード時間が大幅に短縮されているのも見逃せないポイントです。PS4版『DMC5』と比べるとゲーム全体がサクサク進行し、ミッション出撃時のロードでは画面上のTIPSを読み終える間もなくロードが完了するほどでした。

 過去作の『スペシャルエディション』で恒例となった“TURBOモード”も本作で追加されており、プレイそのもののスピードを1.2倍にできます。アクションゲームにおける1.2倍の加速は効果が大きく、もともとハイスピードな本作のバトルをさらにテンポよく進められます。

 試遊ではダンテを使ってTURBOモードを体験しましたが、最初は操作速度の違いについていけず苦戦。ただし、慣れてくるとこのスピード感がやみつきになります。操作キャラだけでなく敵の動きも速くなるので難易度は上がると思いますが、加速した世界で華麗にコンボを決められたときの達成感は格別です。

もう一度『DMC5』の世界に浸りたくなる

 参戦を待ち望まれていたバージルは、『DMC4SE』の操作感を引き継ぎつつより戦術が豊富になっており、ファン好みのプレイアブルキャラになっている印象でした。バージルモードをやり込むだけでも、かなりのボリュームが期待できそうです。

 バージル自体はオリジナル『DMC5』の追加ダウンロードコンテンツとして12月15日に配信されることが決まっていますが、レジェンダリーダークナイトやTURBOモードでバージルを使えるのは『DMC5スペシャルエディション』だけ。可能であるならば次世代ハードとセットで楽しみたいですね。

 前述のとおりゲーム全体のロード時間が短くなっており、すでに『DMC5』を遊び尽くした身でも「もう一度プレイし直したい!」と感じるほど魅力的だった本作。シリーズファンの冬をホットにしてくれる作品なのは間違いないでしょう!

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『デビル メイ クライ 5 スペシャルエディション』

  • メーカー:カプコン
  • 対応機種:PS5
  • ジャンル:アクション
  • 発売日:2020年11月12日
  • 希望小売価格:4,990円+税

『デビル メイ クライ 5 スペシャルエディション(ダウンロード版)』

  • メーカー:カプコン
  • 対応機種:PS5
  • ジャンル:アクション
  • 発売日:2020年11月12日
  • 価格:4,536円+税

『デビル メイ クライ 5 スペシャルエディション(ダウンロード版)』

  • メーカー:カプコン
  • 対応機種:Xbox Series X
  • ジャンル:アクション
  • 発売日:2020年11月10日
  • 価格:4,536円+税