『ドラクエウォーク』本当にあった怖い話。メタルダンジョンで…【電撃DQW日記#698】

そみん
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 スクウェア・エニックスのiOS/Android用アプリ『ドラゴンクエストウォーク(ドラクエウォーク)』のプレイ日記をお届けします。

 この記事では、RPGが好きな筆者(そみん)がメタルダンジョンでレベル上げをしていた時のちょっと怖い話について語ります……。

『ドラクエウォーク』本当にあった怖い話。メタルダンジョンで…

 自分は1年以上『ドラクエウォーク』を遊んでましてね。楽しいこともありましたし、悲しいこともありました。いろいろな思い出があるんですけど、これは私、生涯忘れることはないんじゃないですかね。

 2020年、令和2年のこの秋は、暑かったり寒かったり、よくわからない日が多くて、寒暖差で体調を崩しがちでしてね。ちょっと『ドラクエウォーク』をさぼる日が多くなって、いやだなー、このままじゃいやだなーなんて思ってたんですよ。

 まあ、ログインボーナスはちゃんともらっていたんですけどね。

 とはいえ、プレイ時間が減ると経験値稼ぎの時間も減るわけで、あれはちょうど、遊び人と踊り子が実装されて少したった週末のことでした。

 スーパースターに転職するために遊び人と踊り子のレベルを上げたい。でも、体調を崩していて、なかなかレベルが上がらない。ようするに、悪循環ってわけですね。

 そんな状況の人間がどういう心理になるかっていうと、やっぱり、ちょっとズルをしたくなる。まあ、メタルスライムを狩りたいって思っちゃうわけですね。

 となると、週末のメタルダンジョンで荒稼ぎをしたくなる。ちょっとまだパーティのレベルが低めで、まずいかなあ、これはもうちょっとレベルを上げたほうが安全かなあなんて思ったりもするんですけど、なにせメタスラのオノを持っている。天下無双の6回攻撃があるし、なんとかなっちゃうでしょと、あまり考えずにメタルダンジョンに向かったんですよ。今思えば、それがよくなかったんですけど。

 こんなことを言うのも自慢みたいでイヤなんですけど、この1年、メタル系に負けたことなんてないんですよね。そりゃまあ、レベルが低すぎるときははぐれメタルのイオラで全滅することもありますけど。って、負けてるじゃないかって言われるとそうなんですけど、それはあくまでレベル差が激しい時の話であって。

 あとまあ、連戦でHPが減っているのに回復をし忘れてイオラで全滅したこともありますけど。って、え? また負けてるじゃないかって? いやこういうのはレベル差や油断の話で、本質的な負けじゃないんですよ。あくまでも精神的な敗北であって、ある程度のレベルがあって、ちゃんとHPを回復して挑めば、メタル系に負けることはありません、ええ。

 で、ご存じの方も多いと思うんですけど、メタルダンジョンってのは3連戦になるんですけど、暗い洞窟を4人で進んでいくわけですよ。一本道なので迷うことはありません。まっすぐ進めばいいんですけど、あの日はなんだか、後ろでギー……カタンって音がしたような気もして、やだなー、なんかやな空気だなー、って思いながら進んだことを覚えています。

 そうはいっても、いざ戦いが始まると、そんなことは忘れていつものようにオートバトルでさくさく進めちゃいまして。1戦目が終わり、2戦目も終わって、いざメタルホイミンが登場するラストバトルになりました。

 でも、なんか変なんですよね。こう、すぐには言葉にできなかったんだけど、何かがいつもと違う。それは1戦目の時からあったんですけど、よくわからなかった。

 普通に勝って、普通に回復して2戦目に進む。2戦目も、普通に勝って、普通に回復して3戦目に続く……いや、やっぱり何かがいつもと違う。

 なんだろなー。でも、勝ってるしなー、なんて思っていたら、はたと気付いたんです。

 2戦目のとき、画面が赤かったぞ? 真っ赤だったぞ? いやまあ、誰も死んでないので真っ赤ではないんだけど、オレンジっぽくなっていた。

  • ▲画面は当時のイメージを再現したものです。

 なんだこれ? こんなに苦戦する相手だったか? レベル的に多少ダメージを食らうことはあっても、ここまでひどいってことはないだろう。

 でもまあ、根が楽観的というか、深く考えるのが苦手だし、まあいいやで3戦目に進みました。でも……やっぱり気になるじゃないですか。

 すると向こうのほうからスーッと、スーッと来るんですね、2匹のメタルホイミンが。まあ、いつものことなんですけど。たまにはメタルホイミンが3匹でてもいいと思うんですけど、いつも通りに2匹なんですね。いつもと同じ、なのに。

 何かがおかしい! 見ないほうがいい!

 でもなんだか知らないけど、誰かに警告されているような気配がある。

 見ろ! 見ろ! 見ろ! オートバトルにまかせずに、ちゃんと見ろ! 見ろ! 見ろ!

 そんな風に言われてる気がしちゃって。

 オートバトルにしながら、スーッと、ちょっとだけ目を開けて、薄目でバトル画面を見たんですよ。そしたら……。

  • ▲画面は当時のイメージを再現したものです。この画面にメタルホイミンはいませんが、当時はいました。

  • ▲まままるは怪談をはじめた! 自分が怖くなってしまった!
  • ▲よせよ、おい!

 遊び人がですね、自分で怪談を始めて、勝手に自分で怖がって、行動不能になってたんですよ。仮にこの冒険者をA子さんとしておきましょうか。A子さん、何やってんの。

 よく見たら、パーティにはもう1人遊び人のBさんもいる。まさかのまさかだろ、お前がメタスラのオノを持ってんだぞ、やめてくれよ、やめてくれよと念じてたんだけど、もう冷や汗がとまらない。ファーっと背中が冷たくなって、Bさんは、今度は突然スヤーっと眠り始めてしまったわけで……。

 これだッ!

 これですよ、苦戦していた原因は。4人中2人の遊び人が、勝手に行動不能になっている。メタスラ装備を持たせている2人が戦力外になっちゃったから、4引く2は2というわけで、実際は2人で戦ってたわけだ。こんなん勝てるか!

 しかもパーティ的に回復役が少なくて、さらに悪いことにホイミやベホイミを使えるこころも装備をし忘れていた。悲惨なのは踊り子ですよ。メタスラのやりで攻撃をしたいのに、他の仲間がダメージを受けているから、いやしのおどりで回復に回るしかない。攻撃をしたいのに、踊るしかない……こんなの……地獄ですよ。

 メタスラの剣を持ったレンジャーが1人で頑張っている。メタルはやぶさ斬りでメタルホイミンに数ダメージを与えては、メタルホイミンのホイミで60とか80とか回復される。

 もういっそ、メタルホイミンが逃げてくれればいいのに、遊び人は怪談で怖くなり、踊り子はいやしのおどりを踊り、レンジャーはメタルはやぶさ斬りを使っては回復される……もうやめてくれ、堪忍してくれ、メタルホイミン逃げてくれ、そう心で叫びながらオートバトルを見ていたら、いつしか戦いは終わっていました。

 その時の経験値がいくつだったかは、覚えていません。

 ただ、あれ以降、メタルダンジョンに行くときはいつも思うんです。遊び人にメタスラのオノを持たせるのはやめようって……。

 そして、今でも不思議に思うことがあります。オートバトルを中断して、手動で道具を使って回復して、踊り子がメタスラのやりで攻撃すればよかったんじゃないかって。あの時のことは、よく覚えてないんですけどね……。

※『ドラゴンクエストウォーク』は、Google Maps Platformを使用しています。
※『ドラゴンクエストウォーク』を遊ぶ際は、周囲の環境に十分気を付けてプレイしましょう。
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ドラゴンクエストウォーク

  • メーカー: スクウェア・エニックス
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2019年9月12日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

ドラゴンクエストウォーク

  • メーカー: スクウェア・エニックス
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2019年9月12日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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