『DOAXVV』3周年記念インタビュー。2.5周年イベントの経緯や人気の水着、コラボについて振り返る
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コーエーテクモゲームスがサービス中のPC用ゲーム『DEAD OR ALIVE Xtreme Venus Vacation(デッド オア アライブ エクストリーム ヴィーナス バケーション)』。本作の開発者インタビューを掲載します。
本作は、常夏の島でバカンスを過ごす『DEAD OR ALIVE Xtreme』シリーズタイトル。『DEAD OR ALIVE』シリーズに登場する女の子たちに加えて、オリジナルのヴィーナスとオーナーであるプレイヤーとの交流を楽しめるタイトルです。
配信開始から3周年を記念して、作田泰紀ディレクターへのインタビューを実施。この1年間や新ヴィーナス、3周年イベントについて、お聞きしました。
なお、インタビューはオンライン上で実施しています。
3周年アニバーサリーコーデのコンセプトは夜空!?
――3周年を迎えました。今の心境と、この1年の状況についてお話いただけますか。
3周年を迎えることができて、まずはプレイいただいているオーナーの皆さまに「ありがとうございます」とお伝えしたいと思います。サービス当初は不具合もあったのですが、なんとか3年間やってこられました。これもオーナーの皆さまのおかげです。
この1年間を振り返りますと、コロナ禍での開発はどうしても外せません。このゲームは毎週アップデートを行うことに重きをおいていました。それにもかかわらず、新型コロナウィルスの関係で、出社して作業できずアップデートできないかもしれない状況にありました。
――公式サイトのほうでも、アナウンスが公開されました。
アップデートを含めて、オーナーの皆さまに楽しんでいただける環境を維持したいと思い、やれることをやってきました。ただ一部、コンテンツの削減などご迷惑もおかけしてしまうこともありました。申し訳ございません。
実は、グループ会社などにもCG協力を依頼しているため、2月くらいから徐々に新型コロナウイルスの影響でスケジュールの遅延が出ていましたが、どうにかやりくりしておりました。それが4月に入りいよいよ出社できなくなる可能性がでてきたため、早めにアナウンスさせていただきました。
その中で、最悪の事態を考えつつ、“パティ”の追加や“2.5周年イベント”など優先順位をつけてスケジュールを組んで対応しました。オーナーの皆さまからは予想以上に温かい声をいただいたのは本当にうれしかったです。
「遊ぶものがない!」と意見をいただくことも想定していたのですが、こちらが準備したガチャやコンテンツを受け入れていただきました。
ただ、5月に入ってからはいよいよ「やることがない」というご意見が多くなり、本当に申し訳なかったです。あれ以上コンテンツの提供が遅くなっていたら、「もういいや」と離れられてしまう結果もあったかもしれず、ギリギリのラインは守れたのかなと思っています。
なにより、このように進行できたのも、自身や家族に襲われた不安な状況にも関わらず出社対応してくれたスタッフや、在宅勤務という不慣れな開発環境の中で努力してくれたスタッフなど、一致団結して協力してくれた開発スタッフのおかげです。心から感謝しています。
――3周年イベントの内容についてお話いただけますか。
イベントのメインとしてあるのは、3周年のアニバーサリーコーデで、ヴィーナスごとに専用の水着を用意しています。昨年は周年っぽさをあえて外したデザインでしたが、今年はドストレートのデザインとなっています!
昨年はSSRの出現確率は通常のガチャと同じ設定でしたが、今年はSSR確率が3倍で出やすくしています! また、最大7日間、アニバーサリーコーデガチャ用の10連ガチャチケットを毎日プレゼントします。SSRが出る確率は3倍なので何かしらの水着は手に入るのではないかと思います。
とはいえ、推しのヴィーナスの水着が出ないというケースがあります。そこで、アニバーサリーコーデ8枚を下取りすることを条件に、招待済みのヴィーナスのアニバーサリーコーデと交換できるような仕組みにしました。
――それは例えば、かすみ3枚と、他のキャラの水着5枚とかでもいいのでしょうか?
そうですね。要は持っている8つの3周年記念のSSR水着と、招待済みのヴィーナスに限定して好きな1着をトレードするようなイメージです。どうしても好きなヴィーナスのコーデを手に入れたいという場合、検討してみてください。
これまでもご要望が大きかった要素なので、喜んでいただえればうれしいです。
――“3rdアニバーサリーコーデ”デザインのこだわりや特徴は?
青く広がる夜空のような感じと、星のようにキラキラしたデザインをテーマにしています。とにかくカワイらしく、かつ綺麗なので、パーティを楽しめるような雰囲気になっています。
生地には細かい刺繍が施されています。最初上がってきたデザインだと凹凸がぼやけて残念だったので、そこは作り直してもらって、美麗に仕上げています。
――そのコーデで何をするのでしょうか?
イベントを進めていくと、どんけつゲームをプレイできるチケットが手に入ります。スコアを稼いでいくもので、フェスコーデで何の水着を着ているのかがスコアに影響します。なお、勝ち負けもスコアに反映されます。
すべてのオーナーの獲得スコアをサーバーで集計していくので、協力して頑張ってほしいです。スコアが一定以上になると、全員向けの報酬としてアイテムをプレゼントというお祭りタイプのイベントになっています。かなり豪華なアイテムがそろってるので、ぜひ頑張っていただきたいです!
――どんけつゲームというのは、コンシューマ版の『DEAD OR ALIVE Xtreme 3』などにもあったものがベースになっているのでしょうか?
ベースは同じですが、今回はフェスコーデによる性能勝負や演出が入っております。ビーチバレー同様に見守るコンテンツとして、アレンジしていると思っていただければと思います。
――ちなみに、なぜ新たなアクティビティを“どんけつゲーム”にしようと思われたのでしょう。
なぜか……そこにどんけつがあるから(笑)。冗談はさておき、お祭りイベントを展開していくなかで実施するものを考えた時、綱引きやビーチフラッグは少し違うのかなと思ったためです。なんとなくで、そこまで強い理由があるわけではないのですが……。
どんけつゲーム中には撮影も可能なので、そちらも楽しんでください。
2.5周年イベントは予定していなかった!?
――カジノでブラックジャック、ルーレットが追加されました。反響はいかがでしたか?
正直に申し上げると、オーナーの方々から「モニカが強い」という意見をいただいており、多くの支持を得るまでには至ってません。
――なるほど。コンシューマ版だとカジノで勝ちにくいことが普通だったので「あんなものかな」と思っていたのですが、それは毒されていたのかもしれません。
おまかせ設定にして勝てた際に喜んでいただければと考えていましたが、モニカが強すぎて負けた際のストレスで遊ばなくなってしまった方も多くいらっしゃいました。
我々としては、通常のアップデートと異なり1カ月間の期間は設けておりますので、その期間の中で気が向いた時に「勝った」、「負けた」と楽しんで頂ければと考えておりましたが、予想以上に、すぐ入手して撮影したいと希望されている方が多かったと認識しています。
一方でカジノとあわせて追加した小道具については好評で撮影のバリエーションは広がったと思います。ただ、小道具を交換するチップに制限があるため、ストレスを感じられている部分もあります。
今後、インターフェイスの見直しや遊びやすくするなどの改善をしたいと考えています。
我々開発チームとしては、通常のイベント内容ではなく、外側の遊べる要素として用意したコンテンツであったため、通常のアップデートを優先してこのタイミングになってしまいました。
――この1年で“トレンドガチャコイン”というシステムが追加されました。こちらは前から考えられていた要素なのですか?
こちらは有償課金限定のガチャをたくさん回していただいた際に、最終的に水着を1枚保証するものになります。ガチャではお目当てのヴィーナスの水着が手に入るとは限らないのですが、それでも欲しい方に向けた仕様となります。
たくさん課金していただいているにもかかわらず、水着が手に入らないというご意見をいただくと本当に心苦しかったので、新ヴィーナス追加時などの有償限定ガチャに限らず確実に入手できる上限設定が必要と感じました。そこが実装を考えたポイントです。
こちら、いろいろなご意見をいただいていますが、今後も長期的に健全な運営・サービスを続けるために入れた要素になります。
――2.5周年で特別な水着が配信されました。1.5周年はなかったと記憶しているのですが、山をここでも作りたいという狙いから生まれたのですか?
おっしゃる通りで、1.5周年はありませんでした。確かに運営サイクルとして山を作りたい時期であったという狙いもありましたが、実はあの水着は1年ほど前から作っていたのです。桜がテーマということで桜シーズンをあわせた配信を想定していたのですが、こだわりすぎて、遅くなってしまったため、1年越しに配信することになりました。
――ということは、もともとは2019年の春に出す予定だったと。
当初はその予定でした。遅らせて出すにしては、デザインがかなり凝っていますし、せっかくならば春にお祭り感を演出してリリースしたいと考えて、昨年の秋の2周年の後くらいから2.5周年をやろうと決めていました。
――当初は、全キャラ分の水着はなかったのでしょうか?
“桜”ということで最初はかすみ、こころの水着でした。ただ、2.5周年でやることを踏まえて、他のヴィーナス分も用意しました。
イベントとしては、日替わりなつかしコーデガチャが毎日1回10連無料で回せるなどの施策を入れて実施したところ、コロナ禍のなかで、いい意味でサプライズになりました。“.5”系イベントはありだと感じたので、“3.5周年”をやりたいと個人的には考えています。
――最近ではSteamでの展開がありましたが、こちらの経緯は?
本作はDMM GAMESさまでサービス開始させていただき、展開してきました。いまもオーナーは増えているのですが、DMM GAMESだけだとどうしても『DOAXVV』を知っていただけるプレイヤーが限られている、と感じておりました。
ハイエンドPCをお持ちで、本作を知らない人はまだいるはずと考え、その人たちにアピールするために、Steamにて展開することを決めました。格闘ゲームの『DEAD OR ALIVE』についてはSteamでも展開していたので、いいだろうと。
サービスを開始したところ、大きく跳ねたわけではないのですが、着実に増えています。Steamはコンシューマを遊んでいるユーザーも多いので、慣れていない方も多いかと思いますが、かわいい女の子たちとおもしろそうなことをやっているということを引き続きアピールしていきます。
この3周年イベントはまた一つ、きっかけになるととらえています。
――この1年で配信した水着で人気のものを教えてください。
3つあげると、まずは“シークレットクラス”という、1月に実装した透ける素材の水着です。そもそも透ける水着はゲーム内に入れていたのですが、それ以上に大きな反響がありました。そのため、別のヴィーナスに入れ替えて、Steam版開始にあわせて再投入しました。
また、4月に出した新作のいわゆる“競泳水着”も好評です。実は、私個人としてあまり魅力をわかっていない点が多く、そこまで期待していませんでした。ただ、他のメンバーが「これはいけますよ!」と強く言うので、それならばやってみようと出したところ、熱いオーナーから大きな声をいただきました。勉強して出直してまいります(笑)。
夏休みには“レイズザセイル”という、紐で巻かれたちょっとムチムチしたデザインの水着を出しました。ランキングイベントだったため、遊ぶのは大変だったと思うのですが、こちらも想定以上の反響がありました。
――この1年で、風でエフェクトが出たり、濡れると色が変化したりと、演出やアイデアが盛り込まれた水着が増えてきているように思えます。ノウハウがたまっているからこそ、アイデアが広がっているのでしょうか?
運営していく中で、オーナーに喜んでいただける方向性がデータとして集まってきました。全体的に、インタラクティブな水着については、撮影のバリエーションを楽しんでもらえています。
そうするとオーナーだけでなく、デザイナーからも「こういうのを入れたい」というアイデアが上がってきます。インタラクティブな水着はシステムの構築が難しいのですが、私はもともとプログラマーなのでアドバイスしながら、無茶も言いつつ実装しています。
可能な範囲で、カワイイうえにオリジナリティの機能を用意するようにしています。
新ヴィーナスの反響やコラボについて振り返る
――2019年12月にさゆりが、2020年4月にパティが、8月につくしが追加されました。それぞれのキャラのコンセプトは?
さゆりは、「姉キャラがほしい!」という開発メンバーの強い要望から始まりました。ただ、ポイントとなったのは姉キャラがかぶる“紅葉”の存在です。そこで違うように方向性をつけました。
紅葉は、オーナーを優しく頑張る方向に導くヴィーナスだったのに対して、さゆりはとことん甘やかして、オーナーをダメにするお姉ちゃんにしました。最初はオーナーの方も「なんだこれは!?」と戸惑われていたのですが、徐々に受け入れられてくれました。
パティはとにかく元気という位置づけです。また、いわゆる“褐色系”というポジションのヴィーナスを用意したいという狙いもあります。ビジュアルの設定は早い段階で決まっていたのですが、性格や設定は未確定でした。
島国で育ったから、社会的なかかわりや文化的な知識の範囲が限られている、無防備で無垢な女の子の設定になりました。そんな無防備な感じを楽しめるように、開発ワードとしては“セルフおつまみ”と呼んでいる胸元をパタパタ仰いだり、胸元の緩さを表現したりしたかったので、やわらかエンジンを拡張しています!
――褐色キャラというと、ラ・マリポーサ(リサ)がいましたが、そことは別軸のキャラを用意したかった?
リサはしっかりとした強い女性で、今回は育てたくなる美少女に寄せたかったので、スタート地点が違いました。そもそも、レイファンを追加したのは『DEAD OR ALIVE 6』の発表を記念した特別な機会でしたし、他の女の子の追加については、また特別な機会があればその時に考えたいと思っています。
なお、1つだけお伝えしたいことがあります。『DOAXVV』に登場するヴィーナスたちは、最終的にオーナーと深い恋仲となることを期待されていますし、応えなければならないと考えています。
その中で、過去シリーズに登場した彼女たちを追加する場合は「オーナーのことをなぜ好きになるのか? どんな関係性となるのか?」という問いに対して真剣に向き合い、答えを見つけなければならないとも考えております。
これまでシリーズで描かれてきた彼女たちのバックボーンや設定とミスマッチしたものであってはならないため、個人的には非常に難しい課題です。
――なるほど。最近入ったつくしは?
私の中で“真逆”シリーズは時々出てくるのですが、元気なパティの次のキャラなので、すごくオドオドしている女の子にしました(笑)。ただ、オドオドしているだけだと、一緒にいてもおもしろくないので、夢を持たせて、漫画家を目指しているキャラにしました。
あと、漫画でカワイらしい女の子を描きたいという島に来る目的を持たせて、我々オーナーと同じ目線で女の子を見られるキャラならば、新しいだろうと。
セクシー要素として何か加えたかったので、ちょっとさわっただけで敏感な反応をしてしまうリアクションなどにこだわりました。
――新ヴィーナスの人気、反響はいかがでしたか。
どの女の子も推しと言ってくださる方がいるので、判断は難しいですね……“さゆりの沼”にハマっている人がいれば、メガネ属性好きな、自分に自信がないのにカワイらしいところが好きで、つくしがいいという人もいます。
パティはおしゃれをする物語になっていて、見た目が変わる。普段のパティも好きだし、変わったパティが好きだという人もいます。
――この1年のイベントで、作田さんがお気に入りのものは?
個人的にすごく楽しかったものになるのですが、公式4コママンガを描かれている津々巳あや先生の誕生日イベントになります。おそらく、誰も予想していなかったのではないでしょうか。
――予想できませんでしたね(笑)。
2月の生放送出演時にデザインしていただいたイラストがあったのですが、どことは言わず「いいタイミングで使いたい」と伝えていました。それを使うならばこのタイミングしかないだろうと。
また、四コマでアシスタントのリョウコさんと話題にしていた水着“こもれびハミング”を対象ガチャにしました。
おもしろそうだと思っていたのですが、予想以上に反響があり、オーナーの皆さま全員と先生をお祝いしつつ楽しめました。
――先生にイベントについて提案した時、どのような反応でしたか?
津々巳先生は笑っていました。その時は「リョウコさんには黙っています」と言っていました。どうやら、喜んでいただけたようです(笑)。
やりすぎないようバランスには気を付けているのですが、「こうくるとは思わなかった」ということは、引き続きやっていきたいと思います。
――今年1年、コラボもいろいろありましたが、各コラボについて感想いただけますか?
今年1月には『ライザのアトリエ』とのコラボがありました。本作に登場する水着として見ると露出が少ないのですが、もとのデザインのカワイさもあり、喜んでいただけました。
私の方で、あがってきた太ももの表現について、2回ほどリテイクを出しました。「みさきなのにムチムチ感が足りないでしょ」って(笑)。
『アリス・ギア・アイギス』とのコラボは「ギアがすごい!」の一言に尽きるかと。セクシーさがありつつ、とにかく大きいギアについて驚いていただきました。我々も熱量があがってしまい、〆切直前まで作りこんでしまった結果、版元さんのチェックがギリキリになるという事態になり申し訳ない限りです。ただ、オーナーの皆さまには楽しんでいただけたかと思っています。
『宇崎ちゃんは遊びたい!』は、少し久しぶりとなるアニメとのコラボです。“SUGOI DEKAI”など、作品の特徴をフィーチャーしたイベントになりました。普段の我々ではできないことができて、ご好評だったと認識しております。
『デスティニーチャイルド』は“本作で初となる同じタイトルとの2度目のコラボ”。どうやって盛り上がる仕組みにするのかを考えました。シトリーというチャイルドのコスチュームを水着にしているのですが、原作の設定にあるキャンディーを聞いてピンときました。
ヴィーナスがオーナーにデレデレする要素は、望まれていても安易には実現できなかったのですが、キャンディーならそれを味わえる設定に使えるということで実現しました。多くのオーナーさんに楽しんでいただけたのではないかと思います。
――新メインビジュアルを作成する際には、どのようなことを意識されていますか? コンセプトなどはありますか?
3人ずつの組み合わせで作成しております。設定上の関係性が深いメンバーであればそれが感じられるもの、逆に関係性が薄いメンバーであればそれぞれの魅力が伝わるようなバカンス中の1シーンを描くようにしています。
例えば、カジノでモニカに負けて悔しがるカンナと、それを優しく慰めるさゆりなど、追加したコンテンツと絡めたりもしていますね。ちなみに、まだ製作していないパティ、つくしのメインビジュアルは、次のヴィーナスが登場するタイミングで考えたいと思います。
UIやシステムは引き続きアップデートしていく! 恒常ガチャの仕組みも変更予定
――媒体のイチオシコーデがガチャに登場するという、他のタイトルでもあまり見ない施策はどこから生まれたのですか?
Steam版リリースにあわせて各媒体でご紹介いただくにあたり、『DOAXVV』で一番伝えてほしい魅力はなんだろう、と考えた結果“水着”という答えに行きつきました。
そこでせっかくご紹介いただけるなら、その水着を入手いただける機会を設けられればと思いご用意させていただきました。色々とご意見をいただいたと認識しております
――地味な要素ですが、水着のアイコン変更や、“1ラウンドSKIPのAUTO”などがうれしい変更でしたが、反響は?
“1ラウンドSKIPのAUTO”を実装した時期は、ちょうど『アリスギア・アイギス』とのコラボ前で、サーバーを強化しようと準備しておりました。ただ、いざサーバー移行のメンテナンスを1日半もかけて実施したところ、サーバーの最適化が不十分で逆にレスポンスが悪くなってしまう事態となりました。
サーバーの最適化を何度か試みましたが、技術的に非常に難しい案件で、改善をお約束できなかったため、最悪改善できなかった場合に備えて入れた機能です。クリックすることで、レスポンスが悪いと感じるのであれば、いっそクリックしなくてもいいようにすればいいという、やや苦肉の策で入れました。
水着のアイコン仕様の変更については前からやりたいと思っていたため、やや今さらではあるのですが入れました。今後もより遊びやすくしていき、変更された部分については生放送などで紹介していく予定です。
――カジノ以外で、3周年のタイミングでの変更点はありますか?
パートナーとは別のヴィーナスにプレゼントを上げる際は別の女の子に切り替える必要があって、手間がかかっていました。今回からプレゼントのメニューを選ぶと、まずは女の子を選べるようにしています。
また、水着をプレゼントした後にプライベートコーデとしてその水着を着せようとした時に、またパートナーではないヴィーナスを選ぶのが面倒なので、画面上部にあるサブメニューを選んだ時には、その女の子のままですぐ水着を着せられるように、フロー周りについて手を入れています。
他にも細かい部分があるので、そちらは公式サイトや生放送などでお伝えしていきます。
――これまでの1年間で、やろうとしたができなかったこと、悔いが残っていることなどありますか?
先ほど話したUIの改修については、もう少し早くやりたかったのですが、通常のアップデートを優先するあまり、このタイミングになってしまいました。
また恒常のガチャについても「まだ入っていないヴィーナスを入れてほしい」というご意見は多数いただいているので、なんらかの回答をしたいと考えてはいましたが、ようやく3周年で手を入れます。
とはいえ、ヴィーナスガチャにただ入れるだけだと、既存ユーザーと新規ユーザーと間に差ができてします。そのため、ウィークリーガチャのような感じで、週替わりで特定のヴィーナスが出てくるようにしたいと考えています。
――SSR確定ガチャについてですが、ラインナップが変わることはないのでしょうか? すでに持っている水着ばかりになってしまっているのですが……。
そうですね。ウィークリーガチャではSSR確定ガチャチケットを別のチケットに交換して使えるので、そちらで回していただければと思います。ただ、交換することのメリットやデメリットはありますので、目的にあわせて選んでいただければと思います。
――何やら新しいことを研究しているとのことですが、どんなことになるのでしょうか?
3周年生放送でも少し発表させていただきましたが、MR(Mixed Reality、複合現実)という新たな研究を行っています。Microsoft HoloLens2で、『DOAXVV』の女の子を体験できる空間を作れないかと、研究開発を行っています。
リリース予定は現状ありませんが、何かしらご体験いただく機会を設けられないかは検討しています。
――最後にユーザーへのメッセージをお願いします。
冒頭とかぶるのですが、3周年を迎えることができたのは遊んでくださっている皆さまのおかげです。コロナ禍という厳しい環境の中でゲームを長く遊んでもらえるために、これからもスタッフ一丸となって開発を行ってまいります。
当初の設計が甘かったために長らくご不便をおかけしているところもあるのですが、通常のアップデートと並行に調整しつつ、長期的に楽しんでいたたげるように運営していきます。
また、MRのような新しいチャレンジもしていきたいと考えています。まだどういう形になるのか、見えていないのですが、皆さんと一緒に『DOAXVV』の未来を楽しめるように頑張っていきます。
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『DEAD OR ALIVE Xtreme Venus Vacation 公式4コママンガ やわらか4コマ☆ブイブイ』
- 発行:KADOKAWA
- 発売日:2020年2月22日
- 定価:1,078円(税込)
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『DEAD OR ALIVE Xtreme Venus Vacation(デッド オア アライブ エクストリーム ヴィーナス バケーション)』
- メーカー:コーエーテクモゲームス
- 対応端末:PC
- ジャンル:スポーツ
- 配信日:2017年11月15日
- 価格:基本無料/アイテム課金