入間人間の作品集は、少女たちの別れと再会がキーに
- 文
- イナヤ マギ
- 公開日時
『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』や『安達としまむら』の著者である入間人間先生の新作『エンドブルー』(著者:入間人間、イラスト: 仲谷鳰)が、電撃文庫(KADOKAWA)から12月10日に発売されます。
本作は、様々な関係の少女たちの別れと再会を描いた作品集となっています。
あらすじ:少女たちの別れと再会。鮮烈な想いが弾ける
山中の小屋で陶芸に勤しむ岩谷カナは、一年前に知り合った新城雅と、町でちょいちょい会っている。
カナは雅に膝枕をして世間話をするだけで、なぜ会おうと言われるのかと思っていたが、ある日、雅がカナのもとを訪ねて来て――。
実家のお茶屋を継いで、このまま一生を終えるのも悪くないと思っていた矢先、わたしの前に現れたのは姪だった。
高校生で兄の娘。そんな女の子がわたしの彼女になって、一緒に過ごしていると、昔の知り合いを連想する。鳥のような、でも飛びもしないで走ってばかりいる鳥のような彼女のことを――。
少女たちの鮮烈な想いが弾ける作品集。
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『エンドブルー』
- 発行:電撃文庫(KADOKAWA)
- 発売日:2020年12月10日
- ページ数:260ページ
- 定価:610円+税