ようやく僕が主役を張れる時が来たようだな……！(ギルバート)【軌跡シリーズ名言集】

　日本ファルコムの名作ストーリーRPG『軌跡』シリーズの名言集をお届けします。

　『軌跡』シリーズきってのネタキャラ、ギルバートが名言集に三度降臨！　今回は『空の軌跡 the 3rd』での彼の活躍ぶり（？）を追いつつ、終盤で残した名言に触れていきます。

※本記事には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

ようやく僕が主役を張れる時が来たようだな……！(ギルバート)

●最終話　～いつか、辿り着く場所～　(英雄伝説 空の軌跡 the 3rd)

　エリート街道からは転げ落ちたものの秘密結社《身喰らう蛇（ウロボロス）》に拾われ、今度は裏社会でのし上がろうと画策するギルバート。

　彼は物語の冒頭で主人公・ケビンを街で見かけて追跡していた際、ケビンに巻き込まれる形で“影の国”と呼ばれる異空間に飛ばされてしまいます。

　“影の国”でギルバートを待っていたものは苦難の連続。異空間内にときどき発生する渦に飲み込まれては、“影の国”のあちこちへ移動させられるハメに。

　グランセル城を模した異空間で魔獣に囲まれる。森林地帯ではお腹が空いて獣人の食糧を奪って木に吊るされる。結社の飛行戦艦グロリアスを模した船内では哨戒機に見つかって牢獄に入れられる。果ては煉獄を模した異空間で悪魔に襲われる……。

　ギルバートの自業自得な面もあるものの、ちょっと気の毒になるくらいさんざんな目に合わされます。

　まあその都度通りかかったケビンたちに助けられるわけですが、感謝もそこそこに減らず口ばかりたたくところがまさにギルバートといった感じです。

　とはいえ煉獄では本当に肝が冷えたらしく、脱出したあとは心労のせいかへたり込んでしまいました。

　ちなみにギルバートが休んでいる場所の近くの書棚には、彼が著した“肉体改造論”が収められていました。

　これを読んだケビンの感想をみるに、ギルバートも結社でかなり苦労を重ねてきた様子。それでもめげない彼の根性と、危険な“影の国”で生き延びている悪運の強さだけは認めるべきかもしれません。

　その後、ギルバートはちゃっかりケビンたちについて回り、“影の国”からの脱出を目指す高速巡洋艦アルセイユ号に同乗。このときついに、ギルバートに待望の見せ場がやってくるのです！

　アルセイユ号を逃すまいと追跡してくる飛行型人形兵器ドラギオン。この脅威に対して、ギルバートは1人甲板に飛び出します。

　そして“人の想いを反映する”という“影の国”の特性を利用し、愛機G-アパッシュを召喚。すぐさま愛機に乗り込み、ドラギオンに敢然と立ち向かいます！

今回の名言は、この出撃の際に口にしたセリフから引用しました。

　結社の執行者・レンが「機動性ならドラギオンと張る」というG-アパッシュで善戦するギルバート。

　調子づいた彼は、いわゆる“ここは俺にまかせて先に行け”的な発言をして、ケビンたちを先に行かせます。これぞまさに自己犠牲精神に基づく英雄的行動！　ギルバートも自分の行動に酔いまくります!!

　しかし、ギルバートの絶頂期もここまで。追加で2体のドラギオンが出現し、編隊を組んでG-アパッシュに襲いかかります。

　頼みのアルセイユはすでに通信圏外。あわれギルバートは情けない悲鳴をあげながら逃げ惑うのでした。

　こうして大ピンチに陥ったギルバートですが、もちろん“影の国”からは無事脱出。この後も結社の一員として『軌跡』シリーズに登場します。

　ギルバートが巻き起こす次なる騒動とは？　それは次回のギルバートの名言集で語りますので、どうぞお楽しみに！

“Falcom Day 2020 Winter～ファミ通×ゲームの電撃 2020 冬の生放送フェス～”について

　12月20日18:00より行われる本イベントでは、日本ファルコムの2021年最新情報やFalcom jdk バンドによる生演奏、『英雄伝説 創の軌跡』豪華声優陣によるトークなどが実施。あわせて、「創の軌跡バーチャル封印石くじ」も発売されます。

●ニコニコ生放送

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・販売期間：2020年11月27日（金）17:00～2020年12月26日（土）23:59:59
※本チケット購入にはニコニコ生放送「ファミ通チャンネル」（https://ch.nicovideo.jp/famitsu）への入会（月額￥880（税込））が必要となります。

●SPWN

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・販売期間：2020年11月27日（金）17:00～2020年12月27日（日）23:59:59