【コロナを生き抜く】スーパー戦隊シリーズ出演者で結成した“レジェンドヒーロー90's”のいまと今後は?

電撃オンライン 終末のバンギア
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 二面性がコンセプトの新機軸音楽ユニット“終末のバンギア”(以下バンギア)がお届けしている、特撮の関係者にお伺いしているインタビューレポート。

 新型コロナウィルスの影響により、生活様式や活動形態などの変更を余儀なくされている特撮関係者に「どのように過ごし、どのように生き抜いているのか」そして「どんな活動をしているのか」をテーマにお届けしています。

 今回は前回から引き続き、『超力戦隊オーレンジャー』のオーレッド役を演じ、その後、ムード歌謡歌手として活躍中の宍戸マサルさん(以下、宍戸さん)にお話をお伺いしています。

 前回のインタビュー前編では、役者からムード歌謡歌手として転身された経緯など大変興味深いお話をお伺いすることができました。

 後編となる今回は、今年3度目の『NHK紅白歌合戦』の出場を決めたムード歌謡グループ“純烈”のお話しや、ご自身で企画されたグループ“宍戸マサルとレジェンドヒーロー90's”のことなどのお話を交えて、新型コロナウィルスの影響の中でもどのような意識を持って進んでいるのかお伺いすることができました。

  • ▲歌手として勉強になるお話もお伺いすることができました。

“レジェンドヒーロー90's”について

 宍戸さんが企画された“レジェンドヒーロー90's”について、このあとのインタビューで話題が出て来るのですが、その前にご紹介いたします。

 “レジェンドヒーロー90's”は宍戸さんがお声かけのもと集まって結成された歌謡グループで、メンバーは全員、スーパー戦隊シリーズに出演した経歴を持つ豪華なメンバーで固められています。

 メンバーを紹介しますと、『五星戦隊ダイレンジャー』リュウレンジャー/天火星亮役を演じられた和田圭市さん。同じく、『五星戦隊ダイレンジャー』キリンレンジャー/天時星知役を演じられた土屋圭輔さん。そして、『地球戦隊ファイブマン』ファイブブルー/星川健役を演じられた信達谷圭さんです。

 聞いただけで、特撮ヒーロー好きにはたまらない早々たるメンバーです。現在では、宍戸さんが一緒にいるときは“宍戸マサルとレジェンドヒーロー90's”として活動され、“レジェンドヒーロー90's”としては、和田さん、土屋さん、信達谷さんの3人で活動されています。

  • ▲去る10月24日(土)には新曲を発表して、久しぶりにライブイベントを開催。

 現在は、その3人を中心にライブイベントを不定期で開催されており、先月10月24日(土)には、久しぶりとなるイベントが開催され、宍戸さんもゲストで飛び入り参加! 当日来場した観覧者には、とってもビッグなサプライズでした。

 今後も、ライブイベントを開催することがあると思いますので、気になる方はTwitterアカウントをフォローして最新情報をゲットしてみてください。

“オーレッド”を演じた宍戸マサルさんに聞く“いままでの活動とこれからはどうなる?”

 ここからは、宍戸さんへのインタビュー後編をお届けいたします。もしも、前編を読まれていない方は、そちらをさきに読まれることをオススメいたします。華麗に歌手へと転身された宍戸さんのその後……気になるお話をいろいろ聞くことができました。

  • ▲ご自身の経営される和風バー“星降る街角”のカウンターにて。

――こちらのお店“星降る街角”をオープンされたのはいつからでしょうか?

宍戸さん:昨年(2019年)の1月からです。もともとは立川駅の北口で“クリスタルスカイ”という特撮バーをやっていたのですけど、小金沢昇司さんと事務所を一緒に立ち上げたときに、忙しくなるからと、その特撮バーは閉めました。

 それから事務所の運営が安定してきたこともあって、新しくこちらの“星降る街角”を開店することにしました。お店は、仲間が集まる場所、お客さまとの交流の場所にもなるし、そういう場所はやっぱり必要だなと思って……。

――お店の名前“星降る街角”の由来を聞かせていただけますでしょうか?

宍戸さん:“星降る街角”は僕が活動していた“敏いとうとハッピー&ブルー”のヒット曲のタイトルで、ここから歌手としての人生が始まったきっかけでもあるし、とてもいい曲だし、これは残していきたいと思って、お店の名前にしました。

――曲もステキですし、お店の名前としても魅力的な響きがありますよね。新型コロナウィルスの影響を受けて“星降る街角”を閉めていた期間もありましたでしょうか?

宍戸さん:閉めましたね。潔く閉めて、状況をみながらさきのことを考えました。その間、作詞や作曲をする時間も取れたので、それはそれでいい機会だったかなと思っています。

――普段、作詞作曲はどうやってされているのですか?

宍戸さん:キーボードでメロディーを弾きながら、歌詞も同時につくっています。早いと1時間くらいでできるときもあります。なかなか出てこないこともあるけど……歩いていても会話していても、電車の中でも……けっこうどこでも作っちゃいますね。

 軽井沢の別荘……みたいな、静かな恵まれた状況のようなところで作るよりも、雑多な、というかやりづらい……逆境を感じるような状況で作った方がいいものができるんじゃないかって思うから、敢えてそういう環境を選んでいるというのはあるかもしれません。

――新型コロナウィルスの影響を受けたことで浮かんだ曲や歌詞はありましたでしょうか?

宍戸さん:ん?、いまはまだ……。でも……新型コロナウィルスの影響で失ってしまったものもあるけど、本当に大切なことに気づいたりできる期間でもあったと思うんですね。こういういまを踏まえて、また曲や詞を書きたいとは思いますね。

“純烈”のデビュー当時に宍戸さんが歌唱指導!?

――そういえば、“純烈”の方々は、宍戸さんの影響を受けてムード歌謡をはじめたとお聞きましたが……。

宍戸さん:そうですね。僕が、“敏いとうとハッピー&ブルー”を卒業してすぐのころに、酒井くん(“純烈”のリーダー、酒井一圭さん)から、ムード歌謡グループを作りましたって、僕のところに相談がきて……思わず、「僕が言うのもなんだけど、なんでムード歌謡なの?」って、聞いちゃいましたね(笑)。

 特撮ヒーローをやって、そのあとにムード歌謡を始めた僕のことがなんか気になっていたらしく。ムード歌謡を教えてくださいという話になって、僕が“敏いとうとハッピー&ブルー”をやっていたときに歌っていた曲『星降る街角』とか『射手座の女』とか……コーラスをつけて、レッスンをしていました。

 でも、実際にお客さまのまえで歌う機会を作らないとなかなか成長もしていかないということで、スーパー銭湯でのライブを企画して、“宍戸マサルと純烈”で巡業ライブを何年かやっていましたね。

――はじめのころはどんな感じだったのでしょうか?

宍戸さん:はじめはね……。ムード歌謡ってけっこう難しいんですよ。女性心を男性が、女性になりきって歌うところに色気が出てくるというか……独特の鼻にかける歌い方とか……そういう声の出し方から教えて……。

 鼻にかける歌い方が難しいらしく、最初のころは目を寄り目にしながら必死で発声練習を頑張っていましたよ(笑)。

 そういう頑張ろうって強い気持ちがあるから、いまでも彼らはやっていけているのだと思います。

――わぁ! 貴重なお話し聞いちゃいました! 宍戸さんは、歌手としての活動だけでなく、作詞作曲に歌唱レッスン、プロデュースまで、多才に活動されていらっしゃるのですね!

  • ▲『超力戦隊オーレンジャー』で一緒にご出演した、さとう珠緒さんとのひとコマ。

宍戸さん:作詞作曲は若いころから好きでやっていて、やっぱり、自分の気持ちは自分で曲にして歌詞にしたほうが、ちゃんと伝わると思うから。そうやって創作活動をするなかで、なんかね……いろいろやりたくなっちゃうんですよ(笑)。

 東日本大震災の年、小金沢昇司さんをはじめ歌手仲間のみんなと被災地に行って、歌手として歌をうたわせてもらったときも、あぁ、歌ってやっぱりすごく力があるなと改めて感じる瞬間があって……。

 そのときに、戦隊ヒーローでやってきたことが思い返されて、戦隊ヒーローの仲間がいるから、その仲間たちと元気を届けられるようなことができるならやりたいなと思いついて、気の合う仲間に声をかけて、賛同してくれた仲間たちと一緒に“レジェンドヒーロー90's”というのをはじめました。

これからの活動について

――“レジェンドヒーロー90's”のいまと今後は……?

宍戸さん:“レジェンドヒーロー90's”を、もっとさきの世界に連れて行きたいというのはありますね。本当は、僕がリーダーで和田圭市、信達谷圭、土屋圭輔の4人で“レジェンドヒーロー90's”なんだけど、いまは僕個人が別で活動することによって、“レジェンドヒーロー90's”をまた別の世界にも連れて行けるんじゃないかと思っています。

 だからいまは、和田さんがリーダーの3人グループとして活動してもらって、僕が一緒に出演するときは“宍戸マサルとレジェンドヒーロー90's”として活動しています。彼らは、精力的にたくましく活動をしてくれていて、頼もしいですよ。

 でもじつは、圭輔くん以外は僕より年上で、戦隊ヒーロー作品への出演にしても3人は僕より先輩でしょう? だから僕が、指図をするようなこともおこがましいんですけど……わがままな“隊長”としての意見を聞いていただいて有り難く思っています。

 彼らがどう思っているかはわからないですけどもね(笑)。最近はとくに、彼らには気づかされることが多くて、僕自身勉強になっています。

――最後に、今後の抱負を聞かせてください。

宍戸さん:新型コロナウィルスの影響もいつまで続くかまだわからないけども、何かしら前進できる道は必ずあると思うんです。このさきどういう道になっていくのかわからないですけれど、また新たな宍戸マサルのロードを突き進んでいきたいなと思っています。

 プロデュースも、また新しいグループを作りたいなと思う気持ちもあるし……。“敏いとうとハッピー&ブルー”の先輩たちも、いまでも可愛がってくださっているので、またなにか一緒に……ということもあるかもしれないし……。

 これからもムード歌謡を軸にやっていきたいという想いがあるので、この先も、ムード歌謡と共に新しい道を探り続けたいと思っています。

――いろんなお話聞かせていただき、ありがとうございました!

宍戸マサルさんプロデュースのお店“星降る街角”

 2回に渡ってお届けしました、今回のインタビューは、宍戸さんが経営されるカラオケ和風バー“星降る街角”からお届けいたしました。こじんまりとした店内は、清楚な和風イメージでとても落ち着いた雰囲気。

 店内のカウンター越しに飾られている“オーレッド”のマスクは、特撮を知らない方にとってもひと際目を引く存在。そちらを肴にお酒をいただけば、ウットリと至極の時間を過ごせる方も多いのではないでしょうか。

 オススメメニューは、やはりこのお店の看板にもなっているオリジナルカクテルの“星降る街角”。宍戸さん考案のレシピは、一言では収まらないようなテイストと色合いで、女性にもオススメできる一品。宍戸さんのセンスのよさが伺えます。

  • ▲バンビでなくてすみません(汗)。ルギアもこれにはご満悦!

 お店の席数は少なめですので、訪れる前には事前にお店に連絡して、入れるかどうか確認することをお勧めします。

 また、宍戸さんは毎日いらっしゃるわけではありませんが、いらっしゃるかどうかの確認をしてからの来店はマナー違反だと思いますので、その点はよろしくお願いいたします。

<店舗情報>
カラオケ和風バー“星降る街角”
最寄り駅 JR立川駅
※現在の営業時間などはお店にお問い合わせください

バンギアのふたりがそれぞれ140文字で締めくくる!

 いかがでしたでしょうか? 宍戸さんのインタビュー。ご自身の活動を振り返っていただきながら、新型コロナウィルスの影響なかも進んでいかれているお話しは、とても勉強になります。

 コロナ禍によりご自身の計画の変更を余儀なくされている方が多くいらっしゃるなか、少しでも今後のヒントとなるようにと、お話をお伺いしてきました。

 それでは今回のレポートの最後として、いつものようにバンギアのふたりがSNS時代ならではの140文字以内という縛りで、それぞれ締めくくりたいと思います。

バンビ(ボーカル)の締めくくり

 宍戸さんは、大御所のオーラ溢れ近寄るのも恐縮……と緊張していたのですが、お会いすると、穏やかな笑顔で頼りたくなるお兄さんでした。“星降る街角”でお酒を振舞う姿はご自宅にお邪魔しているような贅沢感があり、しかもカクテルや日本酒、焼酎までもオリジナル、人柄もお店も心地よいのです。

ルギア(ギター)の締めくくり

 あとから気付いたのですが、宍戸さんは私と同い年。お話しがとても面白く、すぐにその人柄の虜になる……そんなオーラをお持ちの方でした。話しのリズムが、天性と感じさせるリズムに乗って心地よい。さすがムード歌謡を歌われているのは伊達ではないです。同い年として、とても励みになる方でした。

バンギアからのお知らせ

 10月31日に発売した2nd Mini Album CD『祀りのウタ』より、第2弾のシングルカットとなる『ありがとう!キミのバースデイ【誕生】』が各デジタルストアでリリースされました。

 “終末のバンギア”がお届けする心温まるバースデイソングとして、生まれて来たお子さんや、お孫さんに……はたまた、産んでくれてありがとうの気持ちを親御さんたちに伝えるためのプレゼントソングとして、好評発売中です。

“終末のバンギア”プロフィール

ボーカル:bamvi(バンビ)
ギター:LUGIA(市野ルギア)

 二面性音楽をコンセプトにした新機軸の男女音楽ユニット。ラジオ・司会・ボイスCMなどの仕事を中心に、舞台や地上波テレビ、映画などの俳優としても活躍していたバンビと、『ファミ通』などのゲーム系編集記者として活躍しながら、数々のゲームタイトルとミュージックコラボを果たした、市野ルギアが2019年2月に結成。

 そのサウンドは「白か?黒か?」。電撃オンラインのネット番組「電撃四天王(3人)の対決Showdown」の主題歌を担当。また電撃オンラインの特撮系突撃リポーターも務める。

 また、八王子FMのラジオ番組のエンディング主題歌も手掛けた。そのほか、市民発の横浜市18区キャラクター”Yocco18“とコラボした歌や、Youtubeで人気の鹿児島弁をしゃべる”犬おやじ“の動画を企画する”鹿児島弁ラボ“が歌詞の監修をした歌なども発表。

▼人気YouTubeチャンネル”鹿児島弁ラボ“が監修した鹿児島弁の歌『てげてげな歌』が、同じ日本語なのに何を歌っているのか分からない!? と評判です。