『大陸の覇者』大ヒットの今、浅野智也氏に聞く『オクトパストラベラー』らしさとは? そしてRPGづくりで大事にしていること
- 文
- そみん
- 公開日時
10月に配信されるやいなや、1000万以上のプレイヤーに遊ばれる大ヒット作品となったスクウェア・エニックスのiOS/Android用RPG『OCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー) 大陸の覇者』。
Switch版『オクトパストラベラー』の企画・プロデュースを担当したシリーズの生みの親である浅野智也氏に、『オクトパストラベラー』、そして『オクトパストラベラー 大陸の覇者』に込めた想いをお聞きしました。
『オクトパストラベラー』の芯はどこなのか? そして、RPGとして大事にしていることとは?
――配信後1週間足らずで500万プレイヤーを突破し、あっという間に1000万プレイヤーを突破と大反響を集めていますが、まずはリリースされた今のお気持ちを教えてください。
ほっとしました、が一番率直な気持ちです。
待ち続けてくれたお客様の声も届いていましたし、また頑張り続けていた開発チームの姿も見ていたので、良いスタートがきれて、ほんとうに何よりです。
――RPGというジャンルにはさまざまな楽しさが内包されていると思いますが、浅野さん個人として一番大事にしていることはなんですか?
いろいろあって難しい質問ですが――『ブレイブリー』も、『オクトパス』も、まずは見た目(ビジュアル)から作りました。これがスタート。
次に企画コンセプト。すなわちどんなゲームであるか。そして物語。
でも実際に組み上げてゆくと、バトルと成長が楽しくないと成立しないし、UIが良くないと遊ぶに堪えません。
ちなみに私が遊んでいて一番楽しいと感じるのは、ボス戦。チェックの際は、推奨レベルで20分間、死闘を繰り広げて大満足! と判断したりします^^;
――浅野さんが考える『オクトパストラベラー』らしさや、シリーズの芯となる部分はどこになりますでしょうか?
HD-2Dのユニークなビジュアル。複数主人公によるオムニバス形式。およびフィールドコマンドによる世界への関与。それによるちょうど良い自由度。加えてブースト&ブレイクのバトルの戦略性。さらに音楽も華やか。こんなところでしょうか?(どれも欠かせない“芯”かと思います)
――『オクトパストラベラー』IPの今後の展望についてどのようにお考えか、可能な範囲で教えていただけますでしょうか。
私たちのチーム的には何はともあれ家庭用ゲーム機での続編が期待されていると思っています。
これについては具体的なことを申し上げられる段階になく、ごめんなさい。
『大陸の覇者』を遊びながら、Switchをお持ちの方は『ブレイブリーデフォルト2』もチェックいただきつつ、お待ちくださいませ。
(それらも遊びつくしちゃった人でiPhoneの方には「バリアスデイライフ」もおすすめです!)
――最後に、ファンへのメッセージをお願いします。
『大陸の覇者』を遊んでいただいてありがとうございます。
開発チームでは1年以上先のシナリオ、イベントを作っていたりします。(運営ものってすごいな、ってあらためて思います)
プレイヤーの皆様と運営チーム、良い関係を築いて、大長寿タイトルになることを願っております。
(C) 2020 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
『オクトパストラベラー 大陸の覇者』特集ページはこちら(電撃オンライン)
『オクトパストラベラー 大陸の覇者』公式Twitterはこちら
OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者
- メーカー: スクウェア・エニックス
- 対応端末: iOS
- ジャンル: RPG
- 配信日: 2020年10月28日
- 価格: 基本無料/アイテム課金
OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者
- メーカー: スクウェア・エニックス
- 対応端末: Android
- ジャンル: RPG
- 配信日: 2020年10月28日
- 価格: 基本無料/アイテム課金