『SAO』川原礫先生のメモデフ4周年お祝いの言葉＆デビュー以来最大のピンチって!?

　今年で4周年を迎えたiOS/Android向けアプリ『ソードアート・オンライン メモリー・デフラグ（メモデフ）』。その4周年企画のひとつとして、『SAO』の原作＆アニメ＆ゲームのキーマンたちにコメントをいただきました。そのコメントを4回にわたってお届けします。

　第1回で紹介するコメントは、『SAO』の原作者・川原礫先生と、その担当編集として知られる三木一馬さん（ストレートエッジ）の2人です。

　また2人にはお祝いのコメントだけではなく、4周年のタイミングでアプリに実装された新機能“アシストコール”にちなんで、困った時に誰かにアシストしてもらった思い出なども語っていただいた他、それぞれの立場から『SAO』ファンへのコメントもいただきました。

　はたして、『SAO』のエライ人たちはどんなことで助けてもらったことがあるのでしょうか？　小説が生まれてくる裏側（？）も垣間見えたりしますので、ぜひご覧ください。

川原礫先生

――誰かにアシストしてもらって「助かった！」という思い出を教えてください。

　2009年に電撃文庫でデビューしてから、数え切れないほどの方々にアシストして頂きましたが、『SAO』に関して言いますと真っ先に思い浮かぶのはやはりイラストのabecさんでしょうか。『SAO』の世界観の半分……いや七割くらいはabecさんの無二のデザインセンスによって構築されていると思います！

――今までで最大のピンチはなんですか？

　新刊の原稿を書いている時は毎回「デビュー以来で最大のピンチや……！」と思います。発売日に本が完成しているのが奇跡のように思えますが、担当さんやイラストレーターさんや校閲さんや印刷所の人が頑張ってくれているから何とかなっているんですよね……。せめて感謝の心は忘れないようにしたい！

――困った時にそばでアシストしてほしい『SAO』キャラクターとその理由を教えてください。

　ユイですね！　ユイがいればたいていのことは何とかなります！

――アプリ『メモリー・デフラグ』が4周年を迎えました。お祝いの言葉をぜひ！

　4周年は本当にめでたい！　尽きせぬ愛情と熱意を注いで下さっている運営チームと、ずっと応援して下さっているユーザーの皆様のおかげですね。めざせ5周年！

――最後に、『SAO』ファンにひと言！

　アニメ『アリシゼーション』はグランドフィナーレを迎えましたが、『SAO』ワールドはこれからも怒濤の勢いで展開し続けていきます！　私も頑張りますので、応援よろしくお願いします！

ストレートエッジ 三木一馬さん

――誰かにアシストしてもらって「助かった！」という思い出を教えてください。

　原作の『SAO』はすでに『プログレッシブ』を合わせますと30冊を超えてきておりまして、そのデータベースや設定とりまとめリストづくりに、『SAO』原作チームの面々が頑張ってくれています。そのアシストのおかげで、自分は川原さんとの小説原稿打ち合わせに集中できるので、とても助かってます！

――今までで最大のピンチはなんですか？

　南阿佐ヶ谷のA-1さんで『SAO』脚本会議が始まるのをずーっと待ち続けていたら、LINEで『今日は市ヶ谷のアニプレックスさんの会議室ですよ』と言われたとき。会議始まる5分前で、絶対間に合わない絶望を感じました。当然その会議は1時間くらい遅れていきました。

――困った時にそばでアシストしてほしい『SAO』キャラクターとその理由を教えてください。

　ユイちゃん。それはもちろん、最強のコンシェルジュAIとして仕事の秘書をやってほしい！　あと寝坊したり偏食したり会議中にあくびとかしてたら叱ってほしい。頑張れそうな気がします！

――アプリ『メモリー・デフラグ』が4周年を迎えました。お祝いの言葉をぜひ！

　はや4年！！　長く運営できるゲームは、やはりファンの皆様があってのことです。とても感謝しております。ありがとうございます！　これからもこのゲームは、『SAO』のみんなの想い出を補完（デフラグ）しながらおもしろいシステムを採用していって飽きの来ないものになっていくと思いますので、ぜひお楽しみください！

――最後に、『SAO』ファンにひと言！

　『SAO プログレッシブ』のアニメプロジェクト、頑張ります！！！

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