新たな没入感を体験できるARグラス『NrealLight』レポート。『スペチャン5 AR』デモ版は12月1日より展示
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- kbj
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12月1日より全国22店舗のKDDI直営店および沖縄セルラー直営店で、ARグラス『NrealLight(エンリアルライト)』の展示が行われる。その展開に合わせて、12月1日より『スペースチャンネル5 AR』デモ版の体験展示がスタートする。
ARグラス『NrealLight(エンリアルライト)』は、12月1日からKDDIより発売となるスマートグラス。軽量で、なおかつコンパクトなデザインが特長で、5Gスマートフォンに接続するだけで、5GとXR技術を組み合わせたリッチな映像体験を気軽に楽しめる。
『NrealLight』は、メガネのようにかけやすいデザインとなっている。軽量化、小型化されているうえに、スマートフォン接続型のため、持ち運びが容易だ。
また、Androidアプリケーションをグラス内で起動し、セカンドセカンドスクリーンとして利用することも可能。100インチ規模の仮想スクリーンで、動画を視聴したり、ゲームをプレイしたりという映像体験を楽しめる。
実際に体験してみたところ、106gという重量は想像以上に軽く、違和感がない。また、ケーブルなどがなくすっきりしているため、多少の動きくらいではずれず、映像やゲームを邪魔しないと感じた。
レンズに映像が投影され、音は耳元から聞こえるため、没入感がありながらも、近くに人が来たことを把握したり、声に反応できたりと、便利な作りになっていた。
さらにプライベートな空間を楽しみたい場合や明るくてモニターが見にくい場合は、レンズカバーをつけることでシアター気分を味わえる。
FPSのゲームのオンライン対戦をプレイしたところ、大きな画面でとにかく見やすい。コントローラでプレイすることで、据え置き型のタイトルを遊んでいるのとそん色ないような感覚を覚えた。
また、アプリケーション“Nebula”によって、ゲームを起動したまま、ウェブサイトを立ち上げるということが可能。前述のとおり、軽くケーブルも少ないため、ソファーでくつろぎながら使用してみたいと思ったほど。
これまでにない体験をできる『NrealLight』だが、価格69,799円(税込)と決して安いものではない。まずはKDDIコンセプトショップ“GINZA 456 Created by KDDI”やKDDI直営店で体験してみてはいかがだろう。
会場では、あわせて展示されている『スペースチャンネル5 AR』デモ版をプレイできた。
『スペースチャンネル5 AR』デモ版は、AR技術での可能性を追求しながら、『スぺチャン』の新たな世界を広げるため、開発されているタイトル。シリーズ1作目『スペースチャンネル5』のディレクター・湯田高志さんをディレクターに迎え、開発中だ。
ARグラス越しに、うららやモロ星人が現実世界に登場。リズムに合わせてプレイするシリーズらしいゲーム性と、AR技術を使った遊びを体験できた。
現状ではそこまで複雑なものではなく、シンプルなゲーム性となっていたが、現状は開発中のもので、内容については研究しつつ、つめていくとのこと。こちらも楽しみにしておきたい。
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