Xbox Series X|Sの魅⼒を改めて紹介︕複数のゲームを往復できるクイックレジュームは本当に便利【Xbox総⼒特集】

電撃オンライン
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この記事は、ファミ通.comに掲載されたものの転載です。元記事はこちら

 2020年11⽉10⽇に発売された、マイクロソフトの次世代ゲーム機Xbox Series XとXbox Series S。“真の4Kゲーム体験”や“最⼤120fps”、“8KHDR ハイ ダイナミックレンジ”など、次世代機にふさわしいスペックが盛り込まれた本機の魅⼒に改めて迫っていきたい。

⇒【Xbox Series X/Sまとめ】最新技術を盛り込んだ次世代機の特徴、魅力を総力特集!

 本稿では、これまで紹介してきた機能をおさらいしつつ、実際にプレイすることで気づいた本機の魅⼒について、所感をお伝えしていこう。新機能や4K対応などスペック的な魅⼒も当然あるが、発売後しばらく遊んで「これがXbox Series Xの魅⼒だ︕」と強く感じた以下の3点について詳しく触れていく。

・圧倒的なロード速度と起動時間
・クイックレジューム機能は予想以上に活躍
・Xbox Game Passは宝の⼭

Xbox Series X|S 基本情報

Xbox Series X
・発売⽇︓2020年11⽉10⽇発売
・価格︓49980円[税抜](54978円[税込])
・同梱物︓Xbox Series X本体、Xbox ワイヤレス コントローラー、超⾼速HDMIケーブル


Xbox Series S
・発売⽇︓2020年11⽉10⽇発売
・価格︓29980円[税抜](32978円[税込])
・同梱物︓Xbox Series S本体、Xbox ワイヤレス コントローラー、⾼速HDMIケーブル


圧倒的なロード速度と起動時間

 Xbox Series X|Sの⼤きな魅⼒として、とにかく本体の起動速度が速いことが挙げられる。起動してからわずか1〜2秒程度でホーム画⾯に到着し、そのまま遊びたいゲームをプレイできるのだ。

  • ▲この画⾯に到着するまで1秒程度。先に本体を起動したら、モニターの電源を⼊れるまでのあいだに操作可能になっている。

 ゲームプレイ中のロード時間についても、⻑時間のロードが⼊る場⾯に遭遇することがほとんどない。これはプレイするゲームによって差も⽣じるが、とかくロード時間がネックだったオープンワールド系や、トライ&エラーが基本の死にゲーは⼤きな恩恵を受けることになるだろう。

 ⻑い期間、ユーザーにとっては当然のように受け⼊れてきたロード時間がほぼなくなっているのは、実際にプレイしていると衝撃を受ける。ロードが⼊ったらスマホを⼿にする、なんて時間もなくなった。

クイックレジューム機能は予想以上に活躍

 ゲームの状態を保存するクイックレジュームには、複数のタイトルを同時にプレイできるという機能も⽤意されている。

 正直に⾔えば、「実際のところ、複数のゲームを同時にプレイすることってあるの︖」と試すまでは思っていた。しかし、いざ触れてみるとこれが予想以上に活躍する。

 たとえば、筆者の場合ハードなアクションで2〜3回同じ場所で死ぬと、すぐに⼼が折れて本体の電源を落としていたが、クイックレジューム機能のおかげで気分転換がしやすくなったのだ。アクションゲーム、RPG、パーティーゲームと、少しでも“飽き”が頭によぎったらすぐにゲームを切り換えることで、ゲームに没頭できる。

 ゲームをプレイする上で⼤きなハードルとなる、本体の起動とゲームの変更がどちらも数秒で済むようになったことで、トコトン遊び尽くせる環境が整った。

 ちなみに、クイックレジューム機能は、本体の電源を切ってもゲームの状態がそのまま保持されるのもすばらしい。ゲームプレイ中にXboxの電源を落としても、再度起動した際には電源を切った場⾯からそのまま再開できる。

 従来であればゲームを起動⇒タイトル画⾯⇒ロードと、実際に遊ぶまでに数分が必要だったが、クイックレジューム機能のおかげで遊びたいときにすぐにプレイできるようになったのだ。

 ちなみに、⼀部タイトルはクイックレジューム機能に対応してないようだ。

Xbox Game Passは宝の⼭

 クイックレジューム機能をより魅⼒的にしてくれるのが、定額でXboxプラットフォームのゲームが遊び放題になるサブスクリプションサービス“Xbox Game Pass”の存在だ。

 Xbox Game Passは、⽉額定額で100を越えるXboxのゲームが遊び放題になり、ファーストパーティータイトルは、ほとんどが発売と同時にXbox Game Passにラインアップされる。初代Xboxから4世代に渡るタイトルがカバーされているので、とにかく膨⼤な数のタイトルが遊び放題となる贅沢なサービスだ。

 しかもそれだけではない。Xbox Series X|Sのローンチと合わせて、Ultimateメンバーを対象に、追加料⾦なしでエレクトロニック・アーツの定額サービスであるEAPlayタイトルも利⽤できるようになったこと。

 さらにうれしいのが、2021年前半をめどに、マイクロソフトのクラウドゲーミングサービス“Project xCloud”が、こちらもUltimateメンバーを対象に、プレイ可能になる。“Project xCloud”は現在プレビュープログラムを実施中だが、Xboxのゲームをモバイルで遊べてしまうという何とも便利なサービス。

⇒【Xboxショーケースまとめ】XSX/S向けの日本タイトルが続々と明らかに。2021年前半にはクラウド ゲーミングを日本で提供開始 【TGS2020】

⇒Xboxのクラウドゲーミングサービス、Project xCloud プレビュー プログラムが11月18日より日本で提供開始。本日より参加登録を開始

 Xboxのクラウドゲーミングサービス、Project xCloud プレビュープログラムが11⽉18⽇より⽇本で提供開始。本⽇より参加登録を開始遊ぶ機会を逃していたゲームや、昔遊んだ懐かしいタイトルまでずらりと並ぶXbox Game Pass。定額でサービスに加⼊さえすれば遊び放題なので、あれもこれもと⽚っ端からダウンロードしたくなる。ちょっと気になっていた作品から、発売⽇がほかのタイトルと被って遊ぶ機会を逃していたゲームまで、お試し感覚で遊べるのもうれしい。クイックレジューム機能のおかげで複数タイトルを同時に遊べるので、いくつかのタイトルをダウンロードしておけば無限に遊べてしまいそう。さらには、“Project xCloud”によりモバイルで外出先でも遊べ……と、加⼊初⽉は100円で利⽤可能なので、まずは気軽に試してみることをオススメしたい。

⽇本国内のXbox Game Pass 提供プラン価格(1ヵ⽉)

 Xbox Game Passの料⾦体系は3種類で、Xboxのソフトを対象とした“コンソール”と、PCユーザー向けの“for PC”、そして、XboxとPCに加えて、Xbox Live Goldのサービスも利⽤可能となる“Ultimate”だ。

Xbox Game Passの料金体系
Xbox Game Pass Ultimate (PC、Xboxに加えてXbox Live Goldのサービスも含む) 1100円[税込]※
Xbox Game Pass for PC (PC向け) 850円[税込]※
Xbox Game Pass (Xbox向け) 850円[税込]
※加⼊初⽉は100円で利⽤可能

HDRやレイトレーシングに対応

 冒頭でも触れたとおり、“次世代ゲーム機”の名前に違わず、ハイスペックを誇るXbox Series X|S。CPUには“AMD Zen 2 CPU”が搭載。処理能⼒はXbox Oneの4倍、グラフィック性能はXbox One Xの約2倍、Xbox Oneの約8倍にあたる12テラフロップスの性能を誇る。通常の60fps(秒間60フレームの描画)動作に加えて、アクションゲームの場合など、開発者が対応したい場合は120fps動作も可能になっている(4K、120fpsのサポートはXbox Series Xのみ)。
また、Xbox Series X|Sでは、より広い明るさの幅を表現できるHDR(ハイダイナミックレンジ)に対応しているほか、ゲームシーン内の光線の伝播を物理的にシミュレートして写真的な陰影や反射の描写を可能にするDirectXのレイトレーシング機能にも対応しており、さらなるハイクオリティーなグラフィックを実現している。

 なお、上記基準を満たし、次世代機に最適化されたタイトルは、“Optimized forXbox Series X|Sタイトル”としてリリースされる。今後発売予定のタイトルも含めると、現在100本近くが“Optimized for Xbox Series X|Sタイトル”としてラインアップされている(詳細は公式サイトを参照のこと)。

 すでに発売中のタイトルでも、開発元が対応することで、“Optimized for XboxSeries X|Sタイトル”として遊べるようになる。いわば“Xbox Series X|S向けに再構築されたタイトル”ということだ。今後は旧作でも“Optimized for Xbox Series X|S”対応となるソフトが出てくる可能性もある。

 ちなみに、すでに持っているゲームがXbox Series X|Sに最適化された場合、SmartDeliveryによって、⾃動でアップデートが適⽤されるのもうれしいポイントだ。

 さらに、Xbox Series X|Sでは、初代Xboxから4代にわたる後⽅互換を実現しているのは先述の通りだが、ただ起動できるだけでなく、Optimized for Xbox Series X|S対応タイトルでなくとも、Xbox Series X|SならではのCPUやGPUなどによる⾼いパフォーマンスや安定したフレームレートを実現。さらには、HDRに対応していないタイトルでも、オートHDRの技術により、ほとんどのゲームでビジュアルの向上が図られる。Xbox Game Passでダウンロードしたゲームも、従来のXbox機器よりもリッチなグラフィックで遊ぶことが可能だ。


⇒Optimized for Xbox Series X|S紹介ページはこちら

 スペックを⾒るだけでは気づけない、遊ぶことで初めて便利さを実感する機能も多いXbox Series X|S。Xbox Game Passのおかげで多くのタイトルを気軽に遊べるようになっているので、年末年始にかけて遊ぶタイトルを探している⼈にもぜひオススメしたい。

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