お前こそが真の『ポムっと!マスター』だ(アッバス)【軌跡シリーズ名言集】
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日本ファルコムの名作ストーリーRPG『軌跡』シリーズの名言集をお届けします。
本記事で紹介するのは、『零の軌跡』『碧の軌跡』の登場キャラクターの1人アッバスのセリフ。アッバスはクロスベルの不良グループ“テスタメンツ”のヘッドであるワジ・ヘミスフィアの補佐を務める禿頭の男性です。必要以上のおしゃべりはせず、“お堅い”印象の強い彼がこのようなセリフを発した経緯を振り返っていきましょう。
※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。
お前こそが真の『ポムっと!マスター』だ(アッバス)
●終章 それでも僕らは。(英雄伝説 碧の軌跡:改)
まずは“ポムっと!”について説明しましょう。『碧の軌跡』で登場したミニゲームの1つで、画面上から落ちてくるポムを一定個数積み上げると消え、連鎖をつなげて対戦相手におじゃまポムを送るという、いわゆる“落ち物パズルゲーム”です。
この世界では現実世界のインターネットに相当する“導力ネット”と呼ばれる電子情報網が普及し始めた段階で、この“ポムっと!”は固定導力端末から遊べる画期的な娯楽として開発されました。
このミニゲームの最終テストを《特務支援課》に依頼してきたロバーツ主任。しかし彼の狙いは単純にテストをするだけではありませんでした。
結果はロイドの圧勝。ロイドは「手加減してくれたんじゃないか」と考えますが、ロバーツ主任は真剣勝負だったようです。今後も楽しめそうだということで、ワジから「クロスベル一のポムっと!マスターを目指してみたらどうだい?」なんて冗談交じりに言われてしまいました。
本作ではこの“ポムっと!”でさまざまなキャラクターと対戦していくことになります。もちろん、メインストーリーとは関係のない寄り道なのですが、“軌跡”シリーズのお約束として寄り道をコンプリートすると、そこでしか手に入らない貴重品がもらえたりするので、気は抜けません。
その後、遊撃士協会の受付ミシェル、警察本部の受付フラン、IBCのお嬢様マリアベル、エプスタイン財団お抱えハッカーのヨナなどと順番に“ポムっと!”のアカウントを受け取り、対戦していきます。
そして訪れる最終決戦。相手はそう、本作の導力技術担当にして、導力ネットに直接つながるインターフェース“エイオンシステム”を駆使するティオ・プラトーです。
本作ではこの7人すべてに勝利するとコンプリートに。そこで言われたのが今回の名言となります。
「お前こそが真の『ポムっと!マスター』だ」
●第Ⅰ部 VII組の試練(英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA-)
ちなみにこのミニゲーム、『碧の軌跡』で登場したあとはしばらくご無沙汰でしたが、『閃の軌跡IV』で再び遊べるようになります。ゲーム内時間としては約2年間が経過しており、導力ネットの普及もかなり進んだようで、固定端末ではなく無線端末で遊べるようになりました。
その後、リベール王国の王太女クローディアやオリヴァルト皇子など、やんごとなき方々も遊んでいることが判明し、“ポムっと!”の輪がどんどん広がっていくのがわかります。
やがて立ちはだかる最後にして最強の対戦相手は、やはりこの人ティオ・プラトー。『閃の軌跡IV』は16人でしたね。勝利すると魔法ダメージが上昇する強力なマスタークオーツ“エルダ”とトロフィー“ポムっとマスター”がもらえます。
●真・夢幻回廊(英雄伝説 創の軌跡)
また、シリーズ最新作『創の軌跡』にも“ポムっと!”は登場しています。《真・夢幻回廊》で遊べるミニゲームの1つで、対戦相手の総人数はなんと圧巻の32人!(EXでさらに5人追加されます)
というわけで、『碧の軌跡』『閃の軌跡IV』『創の軌跡』と続いてきたミニゲーム“ポムっと!”。その歴史と、初代マスター(?)になったロイドを称賛するアッバスの名言「お前こそが真の『ポムっと!マスター』だ」をお送りしました。
アッバス自身とはあまり関係ない名言だったかもしれませんが、なぜか3作品のなかで最も強く印象に残っていたのが『碧の軌跡』のコンプリートセリフだったんですよね(笑)。『創の軌跡』のコンプリート会話も個人的に感慨深くて大好きなので、まだの方はぜひプレイして、見てみてください!
シリアスなものからコメディ的なものまで、軌跡シリーズにはほかにも数々の名言が存在します。今後もそれらをピックアップしてお届けしていく予定なので、お楽しみに!
※画面はPS4『英雄伝説 碧の軌跡:改』、PS4『英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA-』、PS4『英雄伝説 創の軌跡』のものです。
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