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『ぷよぷよテトリス2』キャラクターを愛でられるスキルバトルに注目! アートディレクターインタビューも

滑川けいと
公開日時

 セガから12月10日に発売される『ぷよぷよテトリス2』の企画記事をお届けします。

 『ぷよぷよテトリス2』は、人気のアクションパズルゲーム『ぷよぷよ』と『テトリス』が合体した夢のコラボレーション『ぷよぷよテトリス』がパワーアップした新作タイトル。PS5/PS4/Nintendo Switch/Xbox Series X/Xbox Oneで発売となります。

 ゲーム中には魅力的なキャラクターが多数登場。今回はそんなキャラクターにスポットを当てて紹介していきます。

キャラクターデザインのこだわりとは? アートディレクターインタビュー

 本作にはアルルやカーくんなど、多彩なキャラクターが登場します。そんなキャラクターたちの軌跡をたどっていきます。

 今回は『ぷよぷよ』シリーズでアートディレクターを担当されている三瓶映さんにインタビューを実施。本作のキャラクターデザインについて伺ってきました。

――まずは三瓶さんの経歴を教えていただけますでしょうか。

 セガに入社後、デザイナーとしていくつかのタイトルに関わりました。『ぷよぷよ7』から『ぷよぷよ』チームに加わり、以降はずっと携わっています。

――タイトルごとにイラストで統一している、イメージのようなものはありますか。

 各タイトルの方向性に沿ってイラストを考えていきます。私が指定するというよりは、プロデューサーやディレクターと話をしながら、プロジェクトの全体的な意思を大きく反映させています。

 例えば『ぷよぷよクロニクル』では、プラットフォームとゲームの内容を決めていく過程で、「今回は3Dモデルが適しているよね」とか、そういった形でデザインや3Dモデルでビジュアルを作っていました。

――なるほど。『ぷよぷよテトリス』では、これまでのキャラクターだけでなく『テトリス』から新しいキャラクターを作成することになりましたが、これまでと異なる作業はありましたか。

 『ぷよぷよ』のキャラクターと『テトリス』のキャラクター、並んでも違和感なく受け入れていただくため、テトリスカンパニーの意見やリクエストに応えながらデザインを進めました。そんな、いつもとはちょっと違う工程が新鮮で貴重な体験でした。また、『テトリス』キャラクターには『ぷよぷよ』ではやっていなかった要素を取り入れて、少し違う雰囲気を出そうと工夫しました。

 『ぷよぷよ』のキャラクターについても、何かしらの変化を持たせたいと思い、衣装のデザインを少しずつ変えています。

 ただ、『ぷよぷよテトリス2』ではユーザーに安心感を持ってもらうために、これまでのシリーズと差をつけていた部分をお馴染みの雰囲気になるように調整をしています。

――ありがとうございます。それでは本作で登場する各キャラクターについてお聞きしていきます。

アルル

  • ▲『ぷよぷよ!!クエスト』のアルル。
  • ▲『ぷよぷよテトリス』のアルル。
  • ▲『ぷよぷよクロニクル』のアルル。
  • ▲『ぷよぷよテトリス2』のアルル。

 『ぷよぷよテトリス』では髪を長くしていたのですが、『2』ではこれまでのシリーズを遊んでくださっているユーザーの方々が触ってすんなり入ってこられるように、『ぷよぷよ!!クエスト』や『ぷよぷよ!! -Puyopuyo 20th anniversary-』のイラストと合わせています。同じ世界のゲームだということを、できるだけ分かりやすく伝えられるように心がけています。

 キャラクターの変化については、つねに皆様に楽しんでいただけるよう意識しています。

アミティ

  • ▲『ぷよぷよ!!クエスト』のアミティ。
  • ▲『ぷよぷよテトリス』のアミティ。
  • ▲『ぷよぷよクロニクル』のアミティ。
  • ▲『ぷよぷよテトリス2』のアミティ。

 アミティは、とても元気でちょっと天然なイメージがあるので、それが表現できるようにしています。シリーズでいろいろと衣装が変わっているのですが、今回は原点に戻ってシンプルなデザインにしています。

 『ぷよぷよ!!クエスト』ではカードのレアリティ変化があり、レア度が高くなると衣装が豪華になります。ゲームデザインに応えるため衣装に変化を付けていますが、『ぷよぷよテトリス2』でもゲームプレイやストーリーに合わせて、という形です。

――『ぷよぷよ!!クエスト』の話になりますが、長期運営タイトルですと、その時のトレンドや開発内の意識の変化がイラストに反映されそうですね。

 それはありますね。運営開始のころと現在を比べるとゲームの設計自体も変わりますし、スタッフの意識も変わっています。

 世の中のさまざまな変化に反応しながら、キャラクターたちも少しずつ変化していくのかなと、思います。

りんご

  • ▲『ぷよぷよ!!クエスト』のりんご。
  • ▲『ぷよぷよテトリス』のりんご。
  • ▲『ぷよぷよクロニクル』のりんご。
  • ▲『ぷよぷよテトリス2』のりんご。

 りんごは『ぷよぷよ』キャラと『テトリス』キャラとの橋渡し的な存在として登場します。お互いの間をうまく持たせられるように意識しています。

――アミティもそうですが、手首にアイテムをつけるのはキャラ付けのような意味があるのでしょうか。

 『ぷよぷよ!!』から少しスポーティなイメージを追加したので、ハイカットシューズとリストバンドをつけるといったアレンジをしています。

まぐろ

  • ▲『ぷよぷよ!!クエスト』のまぐろ。
  • ▲『ぷよぷよテトリス』のまぐろ。
  • ▲『ぷよぷよクロニクル』のまぐろ。
  • ▲『ぷよぷよテトリス2』のまぐろ。

 まぐろは、近所にいる少しオシャレな先輩のような、身近にいると楽しそうな存在です。オシャレだけど、紹介では「オサレ」と書かれてしまうような少しズレた感じを大事にしています。

 『ぷよぷよテトリス』では少しデザインが変わっていましたが、それ以外のタイトルについては『ぷよぷよ!! -Puyopuyo 20th anniversary-』以降の流れからあまり変化はないですね。

りすくませんぱい

  • ▲『ぷよぷよ!!クエスト』のりすくませんぱい。
  • ▲『ぷよぷよテトリス』のりすくませんぱい。
  • ▲『ぷよぷよクロニクル』のりすくませんぱい。
  • ▲『ぷよぷよテトリス2』のりすくませんぱい。

 りすくませんぱいはマスコット的な存在です。リスやクマの“カワイらしさ”と、せんぱいの名に恥じない頼もしさが同居している……と感じてもらえるとうれしいです。

 ビーカーの形や中に入っている液体の色などタイトルごとに異なりますが、これはあえて変えています。一体何を作っているのか、それはおいしいのか? そういった部分も想像して楽しんでもらえるとうれしいです。

――『ぷよぷよテトリス』ではマフラーがありましたが、これまでのシリーズとの差別化を図られてのことでしょうか?

 りすくませんぱいに限ったことではありませんが、実は『ぷよぷよ』シリーズは暖かい気候をイメージしたイラストが多いんです。それに対して、『ぷよぷよテトリス』のキャラクター衣装は秋や冬をイメージしてデザインにアレンジを加えています。

――先ほどのまぐろも、ニットのような服をきていましたね。

レムレス

  • ▲『ぷよぷよ!!クエスト』のレムレス。
  • ▲『ぷよぷよテトリス』のレムレス。
  • ▲『ぷよぷよクロニクル』のレムレス。
  • ▲『ぷよぷよテトリス2』のレムレス。

 レムレスやこの後にお話するラフィーナについては、シリーズ通してあまり変わらないデザインにしています。『ぷよぷよ!!クエスト』ではアプリということもあり衣装の変化は多少つけていますが、その他のタイトルではイメージを崩さないように、衣装の変化は抑えめになっています。

 とはいえ、いつでも新鮮な気持ちで見ていただけるように、キャラクターらしさが出るデザインを意識しています。

――キャラクターの分布図のようなものはあるのでしょうか。

 キャラクター全体で分布図を作成したことはありませんが、キャラ同士の関係性についてはいつでも意識しています。

フェーリ

  • ▲『ぷよぷよ!!クエスト』のフェーリ。
  • ▲『ぷよぷよテトリス』のフェーリ。
  • ▲『ぷよぷよクロニクル』のフェーリ。
  • ▲『ぷよぷよテトリス2』のフェーリ。

 『ぷよぷよ』はもうすぐ30周年になるのですが、フェーリは『ぷよぷよフィーバー2【チュー!】』より登場しているキャラクターです。

 カワイらしさとオソロシさ、どちらも感じられるデザインですが、あまり怖く見えないようにバランスには気をつけています。

シグ

  • ▲『ぷよぷよ!!クエスト』のシグ。
  • ▲『ぷよぷよテトリス』のシグ。
  • ▲『ぷよぷよクロニクル』のシグ。
  • ▲『ぷよぷよテトリス2』のシグ。

 『ぷよぷよテトリス』と比べると、シグも見慣れた感じに調整しています。本作では優しめのイラストで紹介されていますが、ムシが近くに寄ってきてうれしいのかも知れませんね。

――テントウムシの位置は毎回決まっているのでしょうか。

 特に決めてはいません。指にとまる虫なので、大体は指の近くに配置されています。

 ポーズ的に決まっていることはあるのですが、最終的にはいろいろな調整をしたあと、一番しっくりくる場所に配置されています。

ラフィーナ

  • ▲『ぷよぷよ!!クエスト』のラフィーナ。
  • ▲『ぷよぷよテトリス』のラフィーナ。
  • ▲『ぷよぷよクロニクル』のラフィーナ。
  • ▲『ぷよぷよテトリス2』のラフィーナ。

 ラフィーナも先述した通り、大幅に変わりません。今回のデザインについても、変化をつけてしまうと気になりすぎるので、いつもどおりのラフィーナになりました。

 ラフィーナはどんな髪型や衣装でも、とてもよく似合うので、スタッフ一同、着せ替えてみたいとうずうずしています(笑)。機会があれば、いつもとはまた違ったラフィーナで登場してくるかもしれません。

――ラフィーナは元気かつ自信家なイメージのあるポーズが印象的です。ポーズは毎回話し合って決定しているのでしょうか?

 話し合って決めることもありますが、大体はイラスト担当者からの提案で決まることが多いです。キャラクターのイメージと異なっている時は、相談しながら調整します。

クルーク

  • ▲『ぷよぷよ!!クエスト』のクルーク。
  • ▲『ぷよぷよテトリス』のクルーク。
  • ▲『ぷよぷよクロニクル』のクルーク。
  • ▲『ぷよぷよテトリス2』のクルーク。

 『ぷよぷよテトリス』は全体的に頭身を高めにしていたのですが、本作では『ぷよぷよ!!クエスト』や『ぷよぷよ!! -Puyopuyo 20th anniversary-』などの頭身に合わせています。

 メガネの右側のレンズが光っているのは、賢さや思慮深さの表れですね。場面によってはその通りに見えないこともありますが……。

すけとうだら

  • ▲『ぷよぷよ!!クエスト』のすけとうだら。
  • ▲『ぷよぷよテトリス』のすけとうだら。
  • ▲『ぷよぷよクロニクル』のすけとうだら。
  • ▲『ぷよぷよテトリス2』のすけとうだら。

 すけとうだらは、初期からずっと変わらないキャラクターです。どんな衣装を着せても、着ぐるみになったとしても違和感がないんです。状況を選ばない、懐の大きいデザインですね。

カーバンクル

  • ▲『ぷよぷよ!!クエスト』のカーバンクル。
  • ▲『ぷよぷよテトリス』のカーバンクル。
  • ▲『ぷよぷよクロニクル』のカーバンクル。
  • ▲『ぷよぷよテトリス2』のカーバンクル。

 カーバンクルは、小さな生き物なので、ポーズが難しい場合もあります。あと、タイトルごとにデザインが少しずつ変化していますね。

 『ぷよぷよ! -Puyopuyo 15th anniversary-』では丸っこく、『ぷよぷよ7』ではクラシックな感じになっていたり……。その時々、よりいい形でお見せできるよう変化しているのかも知れません。

 目の位置や口の大きさなど、ちょっとしたバランスで印象が変わってしまうキャラクターでもあるので、扱いには緊張感があります。

――“ぷよクエカフェ”のメニューで“カーくんのオムライス”がありましたが、大変だなと感じました。

 カーくんのオムライスは手作りなので、一皿ごとにちょっとずつ違う個性があって、何度食べても新しい楽しみがありました。それだけに、作っている方はとても大変だったと思います。

アリィ

  • ▲『ぷよぷよ!!クエスト』のアリィ。
  • ▲『ぷよぷよクロニクル』のアリィ。
  • ▲『ぷよぷよテトリス2』のアリィ。

 アリーは『ぷよぷよクロニクル』で登場後、『ぷよぷよ!!クエスト』に登場して、『ぷよぷよテトリス2』にも登場するキャラです。最初は3Dモデルでしたが、『ぷよぷよ!!クエスト』で2Dイラストを作っていたこともあり、本作でも、すんなりと世界観に馴染んでくれていると思います。

ジェイ&エル

  • ▲『ぷよぷよテトリス』のジェイ&エル。
  • ▲『ぷよぷよテトリス2』のジェイ&エル。

 ジェイ&エルは、いつもイタズラをしているにぎやかな子たちです。『ぷよぷよテトリス』からの変化は意識していませんが、ポージングや表情で2人の持っている明るい雰囲気は強まっているかなと思います。

 実は、2人分考える必要があるので、他のキャラよりも時間がかかってしまうことが多かったと思います。

――2人いることで、ポージングやバランスも難しそうですね。

 2人の絶妙なバランスがあるので、苦労も多いです。本作では担当者がうまく導いていいポーズを考えてくれました。

ティ

  • ▲『ぷよぷよテトリス』のティ。
  • ▲『ぷよぷよテトリス2』のティ。

 タイトルごとに、その都度一番いい部分を出していけるよう、意識しています。どこか明るい印象を受けるのは、動きのあるポーズや目線など、ちょっとした雰囲気の積み重ねが影響しているのかも知れませんね。

 衣装デザインにはテトリミノの“T”がさりげなく入っていたり、キャラクター全体でTを感じてもらえるよう工夫しています。

オー

  • ▲『ぷよぷよテトリス』のオー。
  • ▲『ぷよぷよテトリス2』のオー。

 オーは表情やポーズで、テトリミノ“O”のイメージと結びつくといいな……ということを意識しています。

エス

  • ▲『ぷよぷよテトリス』のエス。
  • ▲『ぷよぷよテトリス2』のエス。

 エスはキャラクターとして強めな印象があるので、その性格がしっかり伝わるようにと意識してデザインしています。

 細かな話にはなりますが、傘の柄の部分が筆記体の“S”になっているんです。そんなちょっとした要素なんかも探して楽しんでもらえるとうれしいです。

マール

  • ▲『ぷよぷよテトリス2』のマール。

 とある事情で『ぷよぷよ』や『テトリス』のキャラクターに勝負を挑んでくる、本作の重要な登場人物です。マールも他の子と同様に、どんなキャラクターか想像しやすいよう意識してデザインされています。

 物語に絡んでくることもあり、あまり詳しいことは言えませんが、ぜひプレイして確かめていただけると幸いです。

アイ

  • ▲『ぷよぷよテトリス』のアイ。
  • ▲『ぷよぷよテトリス2』のアイ。

 テト号の頼もしいエンジニアです。エル&ジェイと一緒にいる時が楽しそうですよね。アイも『ぷよぷよテトリス』と比べて基本的には変化はありません。

――メガネが浮いているのは、彼らの技術力が進んでいるからでしょうか。

 宇宙空間にいるので、技術力が進んでいるのかもしれません。メガネが離れていることで、ダメージを受けた時に壊れにくい、という利点もありそうですね。

ゼット

  • ▲『ぷよぷよテトリス』のゼット。
  • ▲『ぷよぷよテトリス2』のゼット。

 実を言うとゼットについては、ハッキリした設定がないんです。乗組員の身の回りの世話をすることだけは分かっているのですが、ロボットのようにも見える、その正体は明らかにされていません。私も詳しく知りたいのですが……。

エックス

  • ▲『ぷよぷよテトリス』のエックス。
  • ▲『ぷよぷよテトリス2』のエックス。

 前作『ぷよぷよテトリス』では物語上、謎めいた雰囲気がありました。本作では自然で穏やかな面も出ていると思います。

――キャラクターデザインから見る本作『ぷよぷよテトリス2』の注目ポイントを教えてください。

 ひとつはカットインですね。ぷよぷよでは連鎖、テトリスでは4ラインを一気に消すテトリスやREN、Tスピンなどをたくさん繰り出していただければ、その数に応じたすごいカットインが見られるハズです。本作では新しいことをいろいろやっているので、そのあたりにもぜひ注目してほしいです。

 また、ストーリーも見どころとなっています。キャラクターイラストと合わせて物語を進めていくと、より楽しんでいただけるのでは……と思います。

――読者にメッセージをお願いします。

 デザイン面では、ぷよぷよやテトリスのキャラクターたちが、物語やゲームプレイを盛り上げてくれるよう、いろいろな工夫をしています。最初に受けた印象がさまざまに変化していくと思いますが、そういった変化も含めて「どうなっていくのかな」と楽しんでもらえるとうれしいです!

『ぷよぷよテトリス2』では育てたキャラクターで相手と戦うスキルバトルに注目!

 三瓶さんたちデザイナーの手で生み出された、愛らしいキャラクターが登場する『ぷよぷよテトリス2』。本作では『ぷよぷよ』や『テトリス』を楽しめるだけではなく、キャラクターにフィーチャーした遊びも入っています。

 それが“スキルバトル”になります!

 基本的には“ぷよ”を同じ色を4つ以上並べて消す『ぷよぷよ』、“テトリミノ”を横一列並べて消す『テトリス』という、2つのゲームのルールを選んで楽しめます。

 “スキルバトル”は、お気に入りのキャラクターを3キャラまで編成したパーティで相手と戦う、少し特殊なルールのバトル。『ぷよぷよ』の“ぷよ”や『テトリス』の“テトリミノ”を配置して消すと攻撃でき、相手のHPを0にすれば勝利となります。

 画面上にあるのがHPゲージとなっています。

 本来『ぷよぷよ』や『テトリス』では、盤面の天井まで達すると負けになってしまいますが、スキルバトルではそれがありません。最大HPが減り、盤面がリセットされます。

 そのおかげか、いつものパズルよりも強気で消すことに専念できました。

 編成したキャラクターがバトル中“スキル”を使用できるのもスキルバトルの特徴。スキルは“MP”を消費して使うことができるのですが、HPを回復する、攻撃力を上げるなどスキルの効果はさまざま。スキルのおかげで、パズルが苦手な人でも、ある程度フォローできるようになっています。

 連鎖を出したりスキルを出したりするたびにキャラクターのカットインが入ることもあり、とても賑やかな印象を受けました。キャラクターをじっくり愛でたい、このキャラクターが活躍するシーンを楽しみたいという人にオススメのルールだと感じました。

アドベンチャーは物語を楽しむだけでなくキャラ育成が可能!

 スキルバトルに使用するキャラクターは、ストーリーを楽しめる“アドベンチャー”で育成できます。アドベンチャーではいろいろなルールのバトルが発生するのですが、その中でもスキルバトルが行われるステージでバトルをすると勝利時に経験値がもらえるのです。

 すごろくのようなマップを進み、ストーリーを進めていく中で、『ぷよぷよ』シリーズでおなじみのまんざいデモが発生します。

 経験値を一定値かせぐと、キャラクターがレベルアップ。ステータスが上昇する他、一定のレベルまで上がると新たなスキルを習得したり、所持スキルのレベルが上がったりします。

 また、バトル勝利時には経験値だけでなく“アイテムカード”を入手することがあります。アイテムカードはいわゆる装備アイテムで、編成したパーティに装着させることで能力を上げられます。

 育成したキャラクターは攻撃力や防御力が上昇するため、スキルバトルで有利に戦えるように。つまり、スキルバトルではキャラ育成が重要になってくるわけです。

 お気に入りのキャラクターを育成し、スキルバトルで使い込めばより愛着もわいてきます。大好きなキャラクターに、本作でたっぷり愛を注ぎましょう。

(C)SEGA
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※画面は開発中のもの。

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『ぷよぷよテトリス2』

  • メーカー:セガ
  • 対応端末:PS5/PS4/Nintendo Switch/Xbox Series X/Xbox One
  • ジャンル:PZG
  • 発売日:2020年12月10日
  • 価格:4,990円(税別)

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