ハッピーバースデー! プレミアちゃん&ティアちゃん【SAOゲームP・二見鷹介コラム #20】
- 文
- 二見鷹介
- 公開日時
ハッピーバースデー! ネタが尽きなくて嬉しい…。12月5日はプレミアちゃん・ティアちゃん誕生日です。おめでとう!!
そして…あちきも…誕生日…プレミアちゃん&ティアちゃんと一緒なので運命を感じます(苦笑)。と、自分のことは置いておいて、プレミア&ティアは『SAOHR』のキャラクターですね。何も設定がないAIで、キリトとの出会いが彼女を変えていく…。
気づいたら食いしん坊になってたり、徐々にキリトたちに懐いて(?)仲良くなっていく描写は好きですね。涙の理由も以前のコラムで触れましたが、アリシゼーション編ではボトムアップAI。『SAOHR』でプレミアちゃんたちはトップダウン型AI――ユイちゃんもこれに当たります。彼女たちは学習することで最適解が出される。なので、かかわる人の趣味嗜好によって受け答えが変わっていく感じが出せれば…なんて当時思っていました。
物語としてやっぱりキリト先生の熱い気持ちが世界を変えていく、そして彼女を変えていく、システムを乗り越えていく感じが出てたらいいなぁと思っています。
ティアちゃんはまんま逆側で、キリトじゃない悪いほうに出会ったらどうなってしまうのか? を描いたキャラクターですね。すくすく成長するプレミアちゃんをよそにティアちゃんはだいぶ早めに大人になっていく感じです。
同じ“人”なのにこんなにもかかわり方が違うと変わるのか…と。技術を使う人が良ければよい方向に向かうし、悪いことに使う人もいるし…そんな等価交換をイメージしたシナリオが『SAOHR』です。
もともとAI系キャラクターは過去含めて、『ペルソナ3』のアイギスや担当させていただきました『涼宮ハルヒ』の長門の2キャラはめっちゃ好きですね。結構自身の過去の経験での好きなキャラクターや作品は『SAO』のゲームのヒロインに影響されることが多いですね。真似? というか、キャラが持つ独特の感じをうまくストーリーに混ぜられないかなぁ…なんていつも思ってます。
AIのお話はまだまだ語りつくせないところがあるのでどっかでやろうかなと思っています。AIキャラでしかできない独特の人との“すれ違い”の物語は自身の心には刺さるものがあり、アリスやユージオ、そしてキリトとのアリシゼーションの物語も、デジタルとリアルの絶対的な境界線があるのにも関わらず、生まれた形や形状、経緯や場所が違くても一緒に過ごせたのかな?とか想像してしまいます。そして、あんなに感情あふれる物語を作る川原先生…すごいな…と!
改めまして『ソードアート・オンライン アリシゼーションLycoris』をご購入された方、遊んでいただいている方、ありがとうございます。
現在開発はシノン編の最終チェック中です。品質に問題が無ければ来週~再来週にはマスターを提出し、12月中旬~末には配信が可能になると思います。
そして、ひとつご報告ですが、事前のアップデート配信告知は現在はまだしない予定です。コラム・生放送でおおよその時期や更新内容、『SAO』ゲームチームがどういった意図で考えているのか? などなど丁寧にご説明ができればと思います。
本作では初めて本編とサーバーを絡めた制作体制になっており、配信後に環境チェック・動作チェックをし、問題がないかを確認をしております。問題があった場合はサーバーメンテを延期などの対応をしなければならないので、念のため、実機上で確認をしたうえで配信を告知しておりますので、ご理解いただけると助かります。
大きく仕様が変わるVer1.20→1.30→1.40と、アップデートを入れるほどコンテンツのボリュームが増えていく予定です。どのように増えていくのか? は12月中にアリリコの生放送を予定しているので、そこで詳しく説明をさせていただければと思います。あと1~2週間情報解禁までおまちください!
©2014 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAOII Project
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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