『仁王2』DLC第3弾“太初の侍秘史”で追加されるエンドコンテンツ"奈落獄"とは!?
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コーエーテクモゲームスは、発売中のPS4用ソフト『仁王2』のダウンロードコンテンツ(DLC)第3弾となる“太初の侍秘史”を12月17日に配信します。
この記事では『仁王2』担当のライターのシューが、DLC3“太初の侍秘史”で追加される高難易度のエンドコンテンツ"奈落獄"について解説します。
なお今回のプレイは、レビュー用のビルドを用いています。製品版とは仕様が異なる場合がありますので、ご了承ください。
仁王の夢路でも足りない強者へ
前作『仁王』には、ボスを倒してひたすら最下層を目指していく"無間獄"という要素がありましたが、DLC3配信に伴い、それと似た"奈落獄"という要素が 悟りの夢路をクリアすると、仁王の夢路と同時に開放されます。
簡単にルールを説明しますと"奈落獄"では、ステージに隠れている地蔵木霊に拝むことで地獄(ボスがいるエリア)へ進めるようになり、ボスを倒せばその階層はクリアとなり、次の階層へ進めるという流れです。
地蔵木霊は探索エリアに4体おり、彼らに拝むことで地獄へ進める+地獄でのみ効果のある有利効果を1つ受ける両方の特徴を持ちます。
次に地獄へ向かうには地蔵木霊を通してからでないと進めません。つまり探索エリアを飛ばし、ボスだけを倒して次の階層へ向かうプレイはできないようです。
なお地蔵木霊の有利効果は4種のなかからランダムで発動しますが、同じ有利効果が発動することはありません。探索エリア内にいる4体すべての地蔵木霊を探し出せれば、有利効果を複数受けた状態でボスに挑めます。
また"無間獄"との大きな違いとして、そもそも不利効果が付いていません。前回は階層ごとにさまざまな不利効果が付与され、それらを解除してからボスに挑むか、解除せずにボスに挑むか。そういうルールでしたが、"奈落獄"では不利効果がなく地蔵木霊を見付けて拝めばボスと戦えます。
不利効果がないことで簡単に思うプレイヤーも大勢いると思いますが、そもそも"奈落獄"は1層目から 仁王の夢路を超える強さの妖怪が出てくるので、序盤から強さが試されています。
また、地蔵木霊に拝んで受けられる有利効果も、ボスのいる地獄だけでしか効果を発揮しないため、探索の有用性は変わらないものとなっていました。
そして階層ボスは固定。地蔵木霊の有利効果はランダムということ。つまり"奈落獄"を周回する際、ボスは固定なので対処しやすいですが、4体の地蔵木霊から得られる有利効果は4つのなかからランダム。目当ての有利効果が出てから挑むか、見つけ次第ボスに挑むかの選択の自由がありますね。
ちなみに地蔵木霊の位置は固定なので、一度探索できれば周回はしやすいです。有利効果も一度拝みさえすれば、落命してもなくならないのは嬉しい点ですね。
回復アイテムの説明も必要でした! "奈落獄"では回復アイテムが仙薬ではなく、霊命丹というアイテムに切り替わります。
効果に大きな差はありませんが、所持数が3つからなので、回復に頼りっきりなプレイが難しくなります。社に拝めば補充されるので、回復が尽きることはなさそうです。
また"冥府の瑠璃"という特別なアイテムもドロップします。これは"奈落獄"の探索エリア"彼岸"に向かう前のエリアにいる小野篁(おののたかむら)に渡すアイテムで、彼に渡すことでさまざまな恩恵を受けられます。
“冥府の瑠璃”の必要数は恩恵の項目ごとに異なり、また、各恩恵のレベルを上げていくほど必要数が増えていきます。最も低いもので“冥府の瑠璃”が10個必要です。
先を考えるととんでもなく大量に要求されるわけですが、やればやるほどドロップも良くなるし、品質も上がるので装備厳選のやり甲斐はありそうです。
そもそも少し敵を倒せば、大量の神宝が出てくるので装備厳選は本当に楽しくなりそうです。とくのボスでの神宝のドロップ数の輝き! この最高品質の輝きこそハクスラって感じですよね。
有利効果"援者招来"で同行NPCがいるため、ボスとのバトルは本編よりも比較的楽かもしれませんね。それを差し引いてもボスの攻撃が苛烈なのは変わりませんが、ターゲットが分散するのは高難易度ではありがたいことです。
この時に来る同行NPCもランダムなようで、源義経がいれば安倍晴明のときもありました。
とくに晴明は豊富な陰陽術を使い、何度も属性やられにしてくれるためとても助かります。妖怪相手に混沌やられにしてくれることもあり、かなり強力な同行NPCでした。
ボスを倒せば即座に帰ることも、さらに下層を目指すこともできます。装備と腕に自身があるなら深く潜り、神宝目当てなら浅い階層を繰り返して"冥府の瑠璃"を集めてから進むのも悪くなさそうです。
今回の地獄の最下層は何層なんでしょうか。さすがに今回のプレイで何十層まで行けるほどの腕と装備と時間はありませんでしたが、まだまだなが~く『仁王2』を楽しめるのは間違いありませんね!
また“太初の侍秘史”のメインミッションや新妖怪、新妖怪技のインプレッション記事もありますので、そちらもぜひご覧ください。
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- 発売日: 2020年3月12日
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