『おれステ』ストーリーレビュー。おかゆまさきさんによるアイドル×異世界×ギャグはクセになる

セスタス原川
公開日時

 ワンダープラネットより配信中のリズムゲーム『おねがい、俺を現実に戻さないで! シンフォニアステージ』を紹介します。

 本作は、現実世界から召喚された主人公が、アイドル文化のない異世界を救うためにヒロインたちを立派なアイドルに成長させる“異世界アイドル創生リズムゲーム”です。リズムゲームをプレイしてストーリーを進めつつ、ヒロインたちのアイドルとしての成長する姿を楽しめます。

 今回の記事では、本作のストーリー部分に注目したレビューをお届け。異世界×アイドル×ギャグで繰り広げられる独特な世界観は要注目です!

舞台は異世界召喚が当たり前の多種族世界!?

 本作の舞台は、地球とは少し異なる世界の“ヴァースティア”。この世界の人々は、歌い手(=シンフォニア)の歌で活性化する精霊のエネルギーを用いて生活しています。

 この世界では異世界召喚は珍しいことではないようで、異世界からさまざまな人々を呼び寄せ、多くの世界の文化と人々で成り立っています。魔法やエルフも存在すれば、ライブステージやタピオカ屋まであります。


 ところが、そのエネルギー消費が増えすぎたことにより世界は危機に直面。そこで、12人の“アイドルシンフォニア”のヒロインたちは主人公を異世界召喚しました。

 助けを求められた主人公は、アイドル好きだった経験を活かして、ヒロインたちにアイドルとして歌を歌ってもらい、エネルギー問題の解決にあたります。

 メインストーリーを手掛けるのは、電撃文庫『撲殺天使ドクロちゃん』などで知られるおかゆまさきさん。テンポの良い物語とシュールなギャグは本作でも健在です!

無職の主人公が異世界で再スタート!

 主人公は、現実世界では無職。そんな自分に嫌気がさしていたところを、異世界召喚によって“ヴァースティア”にやってきました。

 現実世界に戻りたくない主人公は、ヒロインたちの監督としての活動に尽力します。果たして、主人公は監督を続けることができるのでしょうか……?

 作中では、ヒロインたちからの悪意のない言葉のトゲが、元無職の主人公にグサリと刺さる場面も多数。みんないい子なのですが、純粋すぎる彼女たちのせいか、現実世界のトラウマのせいか、主人公は何度もショックで卒倒させられてしまいます。


 アイドルをまとめる主人公といえば、熱血系やできる男系のイメージが強いですが、こうしたちょっとダメな男が女の子たちを引っ張るというのはなかなか稀有な印象です。アイドルものでありながら、異世界転生系の“ダメな主人公が活躍する”というおもしろさをしっかりと兼ね備えています。

描かれる彼女たちのデビュー物語

 ストーリー冒頭は、ユウ、リン、ウルルーの3人のユニットのデビューライブからスタートします。デビューに不安を抱える3人でしたが、ライブはなんとか成功。その後の主人公の熱い言葉で自信を得て、アイドルとしての長い道を歩み始めます。

 その後には、デビューを控えた“アイドルシンフォニア”の面々も登場。まずは先駆けとしてユウたち3人がデビューをして、他のメンバーもこの後に続々とデビューしていきます。

 “アイドルシンフォニア”のメンバーは、どの女の子も一癖も二癖もある子ばかり。それぞれにスポットが当たるデビュー回のストーリーは、より彼女たちがどんな性格なのかを知ることができる必見のエピソードです。

 何よりも、彼女たちはデビューする直前の初々しいアイドルです。その子たちの成長を主人公として間近で見ることができる……。アイドルものの作品として、これ以上の魅力はありません。

 異世界転生作品らしい主人公の努力、アイドル系の魅力である少女たちの成長、そしてクスっと笑えるギャグシーン。これらが組み合わさった『おれステ』ならではのストーリー。まだ遊んでいない人はぜひプレイしてみてくださいね!

©WonderPlanet Inc. ©KADOKAWA CORPORATION 2020

おねがい、俺を現実に戻さないで! シンフォニアステージ

  • 運営: ワンダープラネット
  • 開発: KADOKAWA、ワンダープラネット
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: リズム/育成
  • 配信日: 2020年12月10日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

おねがい、俺を現実に戻さないで! シンフォニアステージ

  • 運営: ワンダープラネット
  • 開発: KADOKAWA、ワンダープラネット
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: リズム/育成
  • 配信日: 2020年12月10日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金