終末世界と個性豊かなオペレーターに心掴まれるタワーディフェンス『アークナイツ』【すんゲー20本、特集】

ライオン松本
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 2020年の年末年始の特別企画として、電撃オンラインがユーザーにオススメしたいタイトルをプッシュする“すんゲー20本、”特集をお届けします。

 この記事でご紹介するのは、Yostarが運営、Hypergryphが開発しているiOS/Android向けタワーディフェンス型ゲームアプリ『アークナイツ』。世界中で多くのユーザーを獲得した本作の魅力を語っていきます!

終末的な世界観と個性豊かなオペレーターたちに心を掴まれる本格タワーディフェンス

 今年(2020年)から配信が始まったばかりの新作アプリ『アークナイツ』。

 純粋にタワーディフェンスとしても非常に完成度が高く、それだけで十分ゲーマーにはオススメできるのですが、真にこの作品の推したい部分は一度ハマったら抜け出せない重圧感たっぷりの終末的な世界観とストーリー、そして物語を見事に彩らせている個性豊かすぎるオペレーターたちとオタクなら大好物な要素がマシマシなところです!

 一度かかってしまえば死へと至り、その後は新たな感染源となってしまう完治不可能の難病“鉱石病”を軸に、それを完治させるための手段を探して運命から争おうとするものや、感染によってさまざまな迫害を受けて暴徒と化してしまった組織、そして感染者たちの葛藤が描かれるメインストーリーはかなりダーク気味ですが、不思議と目が離せず、気づけば必死に生きる彼らの姿に引き込まれてしまいます。

 見た目だけならついモフっとしたくなってしまうような可愛らしいキャラクターばかりですが、中には鉱石病によって余命があとわずかしかないという運命を背負っている子や、復讐のためだけに生きるもの、そもそも生きることを諦めつつあるものと、ヘビーな背景がたっぷりです。

 そんな宿命を持っているキャラクターたちにだからこそ、その子たちそれぞれに愛着が湧きますし、イベントなどで明かされるインタールードはつい読み込んでしまうんですよね……。

 もちろん暗いものばかりではなく、普段とのギャップでついクスっとなるはっちゃけるコメディストーリーなんかも挟んでくれるのが嬉しいところ。なんだかんだ推しのキャラが楽しそうにしてるだけで満たされちゃいますよね。

  • ▲個人的にですが、普段の戦闘着と購入した衣装を変更できる“コーデ”は最高の機能だと思っています。私服に水着、お祭り衣装、チャイナ服と多種多様なニーズに答えてくれるYostar。いいぞ、もっとやれ。

 また前述しましたが、『アークナイツ』のタワーディフェンスとしての面白さも“ガチ”です。先鋒や前衛、術師といった8種類に分けられるオペレーターたちをステージごとに選出して、適したタイミングでの防衛や個別での敵の撃破など、かなり戦略性が高いゲームシステムになっています。

 期間限定で挑戦できる高難易度系のイベントでは、あえて自分に弱体効果を付与してどこまでクリアできるかを力試しできるコンテンツまで用意されており、やり込み要素という部分もボリュームたっぷりです。

  • ▲ステージにも特殊な効果が付与されているケースがあり、いかに対応するか、どのように自陣を守るかを常に考える必要があります。

 引き込まれてしまうヘビーなシナリオに、可愛いカッコイイが詰め込まれたキャラクター、さらにゲームシステムまで面白い……まさに沼という言葉が当てはまるのがこの作品です。年末年始に是非とも一度、この沼に踏み込んでみてはいかがでしょうか?







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