本格ミステリーとしても楽しいけど、アイテム探し&箱庭要素にもハマった。『ロンドン迷宮譚』レビュー
- 文
- 長雨
- 公開日時
株式会社サムザップ開発・運営によるiOS/Android向け新作アプリ『ロンドン迷宮譚』は、ある事情からシャーロック・ホームズの助手となった日本人留学生の不破拓真が、ロンドンで暗躍する切り裂きジャックの謎に迫っていく本格ミステリー×アイテム探しゲームです。
本作のレビュー第2回目はシステム編! 初心者でも手軽に遊べて熱中してしまうアイテム探し&かわいい箱庭要素をご紹介します。
制限時間以内にアイテムを探し出そう!
メインクエストを進めることで、メインストーリーが解放されます。それぞれ分かれているのでクエストを集中してこなし、ストーリーをまとめて読むことも可能です。
クエストはアイテム探しゲームになっており、制限時間内に画面下で指定されているアイテムを全部見つけられたらクリア!
間違った場所を連続でタッチすると、制限時間が減ってしまうので気をつけましょう。
筆者はこのタイプのゲームに初挑戦だったので、慣れないうちは何度もタイムオーバーに……。残り時間が少なくなると、焦ってますます見つからなくなる悪循環にはまるんですよね。
しかし何度もステージに挑戦することでアイテムの形を覚えたり、置いてありそうな場所がわかるようになったり、サクサクとクリアできるようになりました。
ただし例えば同じリンゴでも丸ごとのもの、ウサギの形に切られているものなど、いろいろな種類が用意されているので油断は禁物です。
キャラクターが持つスキルを使用して、アイテム探しを有利にすることも可能。
プレイヤーの分身である拓真のスキルは、証拠品の付近を示す超便利能力です! 筆者は自力で探したあと、どうしても見つからないアイテムを探すのに使っていました。
スキルは各クエスト1回は必ず使え、アイテム探しの制限時間が延びる効果もあるのでぜひ活用しましょう。
ステージによっては色で判断できなくなる“セピア”や見えづらくなる“霧”、“雨”など、特殊な状況でアイテムを探すこともあります。
そんなときは、協力者のスキルで解決! 協力者はステージに合わせて自動で選択されるので、誰にするか悩む必要がないのも助かります。
キャラクターたちのスキルは、クエストなどで手に入るメモリーを使ってレベルアップさせることができます。レベルが上がると制限時間が伸びるなどスキルが強化されるので、メモリーがそろったらすぐにメニューの“キャラクター”で成長させましょう。
いろいろな家具を集めて自分だけの屋敷を作るべし!
ホーム画面では、箱庭で生活する拓真たちの様子を見ることが出来ます。キャラクター同士が会話したり、アイテムをくれたり、見ているだけで楽しいんですよね。
最初はボロボロでホコリだらけの屋敷ですが、メインクエストで手に入る“しおり”を消費して“ダイアリー”のチャプターを進めることでどんどんキレイになる&エリアが解放されていきます。
箱庭は“模様替え”で、自由に家具やキャラクターを入れ替えることが可能です。
使用する家具は“コレクション”で制作。いろいろな種類があって、コレクター魂を刺激されます。シリーズで統一するもよし、自分のお気に入りをそろえるもよし。
フレンドなどの箱庭にも行けるので、遊びに行って参考にするのもよさそうです。
制作に必要な“コレクションピース”はメインクエストや、繰り返し挑戦できるフリークエストで入手できます。
フリークエストでは、スキルのレベルアップに必要なメモリーも入手可能。本編が難しくてなかなか進めないときは、息抜きに家具作りをしつつフリークエストをこなして、スキルを強化するのもあり。
メインクエスト&ストーリーを進めて事件の謎を追うもよし、じっくり箱庭作りにいそしむもよし、プレイスタイルに合わせて遊べる本作。
絵柄はかわいいですが、物語や事件は骨太でミステリーファンなら誰もが楽しめる内容になっています。筆者もまだ切り裂きジャックの事件は解決できていないので配信されたら改めて挑むつもりです。
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