【電撃ベストバイ2020】240Hz対応の“eスポーツ標準”モニター『ZOWIE XL2546K』

松野将太
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 “電撃ベストバイ2020”は、PCとPC周辺機器の中から“買って損なし”な逸品を紹介する企画。今回はゲーミングモニター部門から、BenQより発売中の『ZOWIE XL2546K』を紹介します。

フルHD・240Hz表示に対応

 快適なゲーミング環境を構築するためのピースとして、すっかり一般的になりつつあるのが液晶モニター。

 解像度やフレームレートをスペック次第で選択できるPCゲーミングではもちろんのこと、最新世代のゲームハードが高解像度や高リフレッシュレート表示に対応していることもあり、そろそろディスプレーを新調したいと考えている人も多いかもしれません。

 さまざまな選び方のあるディスプレーですが、今回はフルHD・240Hz表示に対応したBenQの『ZOWIE XL2546K』を今年のベストバイに選定しました。

 本製品は、24.5インチのTN液晶パネルを採用するゲーミングディスプレーで、eスポーツ向けディスプレーとしての業界標準とも言える『ZOWIE XL2546』の各種機能を更新した最新モデルです。

 今年も大流行している『Apex Legends』や『フォートナイト』『VALORANT』といったシューター系タイトルで勝利を目指すプレイヤーにとって、オフライン大会やプロチームの練習環境と同じクラスの製品をそろえることには大きな意味があります。

  • ▲デザインは極めてシンプルですが、従来モデルからはスタンドの大きさやボタンの配置などが変更され、よりスマートに扱えるようになりました。

“勝つため”の準備を整えられる

 本製品の最大の強みは、その高いリフレッシュレートと応答速度です。

 先に述べた通り、1秒間に画面を何回更新するか(=どれだけなめらかに映像を表示できるか)の指標となるリフレッシュレートは240Hz。

 それなりのフレームレート(ゲーム自体の1秒間におけるコマ数)を出すためのPC性能、あるいはPlayStation 5やXbox Series X(どちらも最大120fpsまで対応)といった最新ハードは必要になりますが、それらを組み合わせることで、極めてなめらかな画面表示が実現できます。

 今年は最大360Hz対応のディスプレーが販売されたことで話題となりましたが、現行ハードウェアの性能的に多くのゲームで優位性を感じることは難しく、コストパフォーマンスにおいては依然として144~240Hz対応ディスプレーのほうが優先度は高いでしょう。

 さらに本製品の応答速度は0.5ms(GtoG)と、従来機種である『ZOWIE XL2546』の1msよりも高速化しました。

 違いが体感できるかどうかはともかく、画面表示の遅延が限りなく少ないということは、そのぶん正確な操作に繋がります。

 リフレッシュレートの高速さと合わせ、まさに“勝つため”の準備を整えられるわけです。

  • ▲DyAc+(Dynamic Accuracy Plus)機能を有効化することで、残像感を強力に抑制。この画像ほど極端ではないですが、実際に見ると効果は一目瞭然です。

1枚持っておけば心強い相棒に

 さらに『XL』シリーズの独自機能として、残像感や画面のブレを強力に抑制する"DyAc+(Dynamic Accuracy Plus)”があります。

 特に高速に動き回るシューター系タイトルでは、オンにするだけで画面が一段クリアになったかのような違いが生まれるため、これを目当てにBenQ製のディスプレーを利用しているという人も多く存在するほどです。

 こればかりは体験してみないと分かりにくいと思いますが、もし店頭展示などで見られる機会があれば、ぜひ確認してみることをおすすめします。

  • ▲付属のディスプレー操作用コントローラー
  • ▲スタンドデザインが変わったことで、従来よりマウスやキーボードの配置にこだわりやすくなりました。

 そのほかスタンドが従来製品より小さくなり、マウスやキーボードの配置がしやすくなったのも地味ながらありがたい変更点のひとつ。

 価格も従来モデルから据え置きで58,320円(税込)前後と、フルHD解像度のディスプレーとしてはそれなりのお値段にはなるものの、多くの人が購入を検討できる範囲かと思います。

 高解像度でリッチなゲーミング体験を、といった場面ではほかにいくらも選択肢がありますが、本製品はとりあえず1枚持っておけば心強い相棒となる、そんな一品と言えるでしょう。

© BenQ Corporation.


ZOWIE XL2546K

  • メーカー:BenQ
  • 発売日:2020年10月9日
  • 価格:58,320円(税込)