超リアルな戦車体験を『World of Tanks VR』で味わってみた

電撃オンライン
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 過去のビクター・キスリー氏のインタビューでも、ウォーゲーミングがVRに注力していることが伺い知れたが、ついに日本でもVR版『World of Tanks』がサービスイン。正式サービス開始前に行われた発表会の模様をお届けする。


  • ▲登壇したVREX事業室長の川島雄一郎氏(右)とスペシャルプロジェクトディレクターの川島康弘氏(左)

パーティプレイに特化した『WoT』の新しい楽しみ

 『World of Tanks VR』は、ロシアやベラルーシではすでにサービスを開始しているものの、アジア地域では日本が初となる。

 7月23日より、株式会社フタバ図書の運営するVR GAME&Cafe Bar“VREX”の渋谷、新宿、広島八丁堀店の3店でサービスを開始する。VREX事業室長の川島雄一郎氏によれば、今後プレイ可能店舗は増えていく模様だ。

 プレイの形式は4人対戦で、2対2のチーム戦と自分以外のプレイヤーがすべて敵になるデスマッチモードの2種類が用意されている。

 使用可能戦車は重戦車のIS-3。中戦車のT-44、軽戦車のLTTBが用意されている。それぞれ85mm以上の砲を装備しているので、軽戦車だからと言ってIS-3の装甲を抜けないということはない。

 車種による差は走行性能と防御力の差ということになる。現状では同じ場所に集まってプレイすることとなるが、Wargaming Japanのスペシャルプロジェクトディレクターの川島康弘氏に伺ったところ、オンラインでの対戦も技術的には可能とのこと。しかし、マッチングの問題などがあるため、当分はこの形のプレイでVRの普及を目指すていく構えだ。



  • ▲マップは夏季のCitadel、冬季のMonastery、Snow Valleyの3種となっていた。

 サービス開始当初は東京と広島の3店舗のみでプレイできるが、今後はVREXの新規店舗であったり、あるいはほかのVR店舗でのプレイも視野に入れている。フタバ書店の独占ではなく、ほかの事業者の参入次第でプレイできるエリアは増えていくかもしれない。

 プレイ可能車両の拡張に関しては、こちらも技術的には可能であるが、ゲームの仕様上ほかの車両がすぐ遊べるようになるというのは難しく、当分先になると思われる。

 なお、サービス開始にあわせて、7月23日から8月11日までVREX各店舗ではコラボメニューなどを展開する『World of Tanks VR』コラボカフェも実施する。



 コラボカフェということで『WoT』と『WoWS』に由来するフードメニューが提供される。『WoWS』メニューはあるものの、『WoWS』VRの予定などは現状なさそうだ。

実際にプレイ……これが戦車の揺れ!

 発表会のあとは、実際にプレイを体験。4人でVRブースに入り、ヘッドセットとPCを装着する。視野角一杯の大画面はさすがの大迫力である。

  • ▲マップはそう広くなく、すぐ会敵できるのがストレスフリー。“敵を見つけたら、とりあえずぶっぱなす!”こと意識しておけば、初心者も安心してプレイできる。

 それぞれ戦車を選択したら、プレイ開始。今回はT-44で戦場に赴くことにした。

 移動は視線を向けた方向に進むという『WoT BLITZ』に近い印象。左トリガーが前進で、右トリガーが後退。両方のトリガーを引くことで超信地旋回も可能である。この超信地旋回が操作の肝で、12時の方向に車体を向けたい時などにとても便利だと感じた。

 マップには岩などの障害物も配置されており、これに乗り上げると、進めなくなる。その場合は後退で態勢を整えるわけだが……これがかなり酔いそうになる。これまでは3DやVRで酔ったことがない筆者でも、なんともいえぬ浮遊感のようなものを味わった。この地形の感覚を体験させることもこのアトラクションの目的のひとつなのだろう。

 『WoT』でも障害物などに乗り上げて戦車がガタガタいったりするが、搭乗員はただでは済まないということが体験できたことはうれしい収穫だった。これは、VRならではの体験と言える。

 ちなみにプレイ後はリプレイを鑑賞もできる。1プレイ10分ほどなので気軽にプレイできるし、プレイ後に仲間とリプレイを見て楽しめるのもポイントが高い。敵の攻撃を的確に装甲で弾き、こちらの攻撃を叩き込む……といった、華麗なプレイをするというよりも、カジュアルにマルチプレイを気楽に楽しむということであれば、『WoT』の新しい可能性を示唆するアトラクションと言えそうだ。

『World of Tanks VR』展開予定店舗
VREX 渋谷宮益坂店
VREX 新宿店
VREX 広島八丁堀店

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