【おすすめDLゲーム】『Phasmophobia』はありそうでなかった幽霊調査員体感ゲーム。マルチプレイも魅力的

sexy隊長
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 ダウンロード用ゲームから佳作・良作を紹介する“おすすめDLゲーム”連載。今回はPC(Steam)でリリースされている『Phasmophobia』を紹介します。

 本作は、イギリスのデベロッパーである“Kinetic Games”が手掛けた謎解きホラーゲーム。ソロでも4人でも楽しめて、主観視点の幽霊調査員を体感できます。

 Steamで同時接続数が8万を超えるなど、全世界で大きな盛り上がりをみせている作品『Phasmophobia』の魅力に迫ります。

ランダム要素が多く何度も繰り返し楽しめる作品

 本作は幽霊調査員になり、超常現象が起こるという現場に行きます。そこでカメラや温度計などさまざまな調査グッズを使用して超常現象の証拠を掴み、なんの幽霊がそこにいるのかを特定する探索型のホラーゲームになります。

 調査を行う場所は、普通の家はもちろん、病棟や監獄などホラーゲームらしいステージが用意されており、それぞれマップの広さや構造が異なっており難易度が変わってきます。

 登場する幽霊は、場所で決まっているわけではなく、プレイするたびにランダムで変わります。同じ現場を何度も楽しめるだけではなく、マルチプレイ時にも誰かが答えを知っているということがないことが特徴です。

▲ログハウスのような家もあれば、至って普通の家みたいな現場もあります。

 本作には、12種類の幽霊が登場します!

 幽霊にはそれぞれ、特徴や弱点・気質や能力を持っているので、現場で起きた超常現象や幽霊が残した痕跡を手がかりに、どの幽霊がそこにいるのかを推理していきます。

  • ▲調査員が持っている“ジャーナル”という冊子に幽霊の情報がすべて載っています。

 幽霊の証拠を集めて、該当する幽霊を報告してから帰還すると報酬(お金)が手に入ってクリアというのがゲームの流れ。

 他にも現場で幽霊や超常現象の証拠を写真に収めると、さらに報酬をもらえるのですが、この報酬が大事になってきます。幽霊調査に必要な“調査アイテム”は、必要最低限なものならば最初から用意されているのですが、より優位に調査を進められるアイテムはお金を払って買う必要があるのです。

▲報酬を手に入れて、よりいい“調査アイテム”を手に入れることが攻略の近道になります。

幽霊調査は何をするのか!?

 最初に調査依頼書(ミッション)からどれか1つを選択してスタートします。

 調査依頼書には、“難易度”、“推奨人数”、“推奨アイテム”、“マップサイズ”が書かれているのでそれを参考にするのがいいと思います。

 “推奨人数”はあくまでも目安なので、ソロでもマルチでも調査可能です。

 “難易度”には“アマチュア”、“セミプロ”、“プロ”という3種類存在し、難易度が高くなればなるほど調査は困難になりますが、そのぶん報酬が増えます!

  • ▲向かう現場の情報が調査依頼書に書いてあります。

 調査を始めると拠点となるトラックからスタート。

 トラック内では、調査アイテムが置かれている他、監視カメラの確認などができます。調査アイテムは3つまでしか持てないのと、監視カメラの確認はトラックでしかできないので、基本的に現場とトラックを行き来することが多くなります。


  • ▲これから向かう現場のマップもトラックの中で確認できます。マップにはブレーカーの位置などが書いてあるので、出発前には必ず確認してください。

 必要なアイテムを装備し、いざ現場に向かいます。

 現場では“EFMレーダー”というレーダーで幽霊がいる位置を探ったり、“カメラ”を設置してオーブの出現を確認したり、“UVライト”で幽霊の指紋を確認したりとさまざまなアイテムを駆使して、幽霊の位置と種類を特定していきます。

  • ▲EFMレーダーの光る個数によって幽霊が近くにいるかわかります。
  • ▲幽霊が開け閉めしたドアには手形が残る可能性があるので、知らぬ間にドアが閉まっていたらUVライトで照らしてみると、このように映ります。

 筆者がその中でも驚いたアイテムが“スピリットボックス”という調査アイテム。このアイテムは幽霊と交信ができるのですが、PCのマイクを使用して幽霊の名前や「どこにいますかー?」と実際に話しかけると返事が帰ってくるというアイテムになります。

 “OLD”、“ADULT”といった年齢が返ってきたり、他にも幽霊がいる場所を教えてくれたり“KILL”や“ATTACK”といった攻撃的な返事が返ってくることあるのですが……攻撃的な返事が来た時は逃げてください。

  • ▲話かけて“OLD”と年齢の答えが返ってきたシーンです。

 調査アイテムを駆使して、3つの証拠を見つければ幽霊が判明します! どの幽霊がどんな証拠を残すかは、ジャーナルというアイテムに記載されており、それを見ながら推理するのですが基本ホラーゲームなので、暗い部屋を懐中電灯で探索したり急に閉じられるドアや部屋にある物の配置が変わっていたりするなかで行う推理は、恐怖心を煽られます。

  • ▲3つの証拠が揃えば幽霊が特定できるのですが、2つしか見つからないことも多々あります……。

幽霊は襲ってくるしプレイヤーはやられるゲーム

 本作には“調査モード”と“ハントモード”の2つのモードが存在します。

 “調査モード”は、上記のように調査アイテムを駆使し、どの幽霊がいるのかを安全に調べることができます。その最中に建物の電球や懐中電灯の光がチカチカと点滅し始めたら“ハントモード”が始まります。

  • ▲いたって普通に幽霊が目の前を歩いていくこともあります。

 “ハントモード”は、建物の出入り口が封鎖され出られなくなり、幽霊がプレイヤーを探しに建物内を探索し始めます。そして幽霊に見つかると死んでしまい、ソロだとそこでゲーム終了となり、マルチだと死亡者視点となり他のプレイヤーを見ることできます。

  • ▲死んでしまうと世界が青白くなってしまい、ボイスチャットからも切断されてしまいます。
  • ▲他のプレイヤーが幽霊に襲われているシーンになります。幽霊の存在が見えていてもボイスチャットが繋がってないので、忠告できずにただただ見守ることしかできません。

 ハントモードになってしまったらとにかく逃げるか、クローゼットやロッカーなどに隠れてハントモードが終わるのを待つしかありません。

 そしてハントモード中、幽霊はマイクの音声を聞いており音のする方に寄ってきます! 筆者は最初しらずに「うぉぉ、こええ」、「来るな!来るな!」と喋っていたので簡単に見つかって殺されていました(笑)。

マルチの協力プレイがおもしろい!

 ソロでも存分に楽しめる作品ですが、最大4人のマルチ協力プレイこそが真のおもしろさを味わえます。

 人数が多ければシンプルに建物内に持ち込めるアイテム量が増えたり、手分けをすれば家の探索時間が減らせたりといいこと尽くめなのですが、ここからがマルチのおもしろいところ。

 幽霊はさまざまな特性を持つと話しましたが、大人数で固まっている時に襲ってくる幽霊や、1人でいるところ襲ってくる幽霊といった特性をもっている幽霊が存在します。中でも一番厄介なのがシャイな性格の幽霊が存在しているところ。

 ソロでやっていると1人なので何も問題がないのですが、マルチでプレイしていて少しでも集まってしまうと絶対に現れなくなるという……そうなると幽霊の証拠が集められずクリアが困難になります。

 そして何より難しいのがハントモードになります。上記の大人数で襲ってくる幽霊や1人の時に襲ってくる幽霊の見極めをしなければならないですし、ハントモード中は仲間とのボイスチャットが繋がらなくなり、連絡がとれなくなります。

 死んでしまってもボイスチャットが繋がらなくなるので、ハントモードが発生する前に情報共有などをしておく必要があります。そういった面で、ソロよりもマルチの難しさを実感します。

 マルチプレイは、本作の推理部分のおもしろさ、ホラー部分の怖さの両方を楽しむことができます!

アプデで増える調査現場!

 現在アーリーアクセス中の本作ですが調査現場の追加が行われており、先日“刑務所”という調査現場が追加されました。

 これにより現在8つの現場を調査することができるのですが、公式の情報によると今後もマンションや下水道といった調査現場が増えることがアナウンスされています。

 先日追加された刑務所は、作中2番目の広さを誇る調査現場になるのですが隠れられるところが少なかったり、広い部屋が存在したりと、ハントモードになると逃げ切るのが難しいマップになっています。

 探索と推理が楽しい作品なので、調査現場が増えると「アイテムの使用ポイントや何を持っていけばいいのか?」といった準備段階での楽しみが増えるのが最大の魅力です。

ホラーが苦手な人でもプレイできる……かもしれないホラー作品!

 本作はホラーゲームにありがちな、急に画面いっぱいにおどろおどろしい幽霊が出てきて驚かすといったドッキリ要素はありません。死ぬ時も幽霊の手で目を隠されて死んでいくのでホラーが苦手な人でもプレイできるかもしれません。

  • ▲数少ないびっくりさせてくるシーンですが、気持ち悪い顔がアップとかではないので安心してプレイできます。

 慣れてくると目の前の推理を解くことに集中することがメインになってくるので、さらに恐怖心が減ります……と言いたいのですが、慣れてきたところで予想外なことが発生するのが本作の特徴。

 筆者は慣れてきたなぁというタイミングでドアを開けた瞬間に幽霊と遭遇して、声を出して驚きました(笑)。

  • ▲廊下を歩いていた老人の幽霊。この見た目もランダムで変わるので、「この見た目だから、あの幽霊だ!」ということではないが本作の魅力。

 今までありそうでなかった幽霊調査員になれる謎解きホラーゲーム。

 ソロでも楽しいですし、マルチでもパーティゲーム感があり怖いながらもワイワイと楽しめる珍しい作品だと思うので、年末年始のお供にぜひ遊んでもらいです!

 ちなみに本作はVRにも対応しており、本当の恐怖を味わいたい人はVRでのプレイをオススメします。

 最後に本作をプレイするコツの話をすると、この“温度計”というアイテムが本作必須アイテムになっているので、まず最初に手に入れてください!

Kinetic Games. All rights reserved(C)

『Phasmophobia』

  • 開発・販売:Kinetic Games
  • 対応端末:PC(Steam)
  • ジャンル:ホラー
  • 配信日:2020年9月19日
  • 価格:1,420円