世界観がリンク。『MIU404』で『アンナチュラル』メンバーが登場するのは何話?(ネタバレあり)
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TBSの人気ドラマ『アンナチュラル』と『MIU404』が、年末年始に一挙放送されます。『アンナチュラル』は本日12月30日26:00~30:00(午前2時~6時)から放送され、1月1日や2日の深夜にも放送されるので、お見逃しなく!
そして『MIU404』は1月3日4:00~15:00までの放送となります。
この2作品は共通するスタッフが多いこともあり、世界観がリンクしていることでも話題を呼びました。それぞれ物語のテイストは異なりますが、良質なミステリー的なカタルシスを味わえることは共通しています。
『逃げるは恥だが役に立つ』の脚本家としても知られる野木亜紀子さんによる『アンナチュラル』と『MIU404』、一挙放送でその世界観にがっつりとハマってみては?
『アンナチュラル』『MIU404』が一挙放送!
『アンナチュラル』
本作は『逃げるは恥だが役に立つ』の脚本家・野木亜紀子さんとタッグを組んだオリジナル脚本で届けられる1話完結の法医学ミステリーです。
石原さとみさんを主演に、井浦新さん、窪田正孝さん、市川実日子さん、松重豊さんなど豪華俳優陣が出演しています。
また、主題歌は紅白歌合戦でも披露された米津玄師さんの『Lemon』です。
『アンナチュラル』全話一挙放送スペシャル・放送日時
12月30日26:00~30:00(午前2時~6時)
2021年1月1日25:30~29:00(午前1時30分~5時)
2021年1月2日24:30~28:00(午前0時30分~4時)
●Unnatural Death #1 名前のない毒 あらすじ
法医解剖医の三澄ミコト(石原さとみ)が働く不自然死究明研究所(unnatural death Investigation laboratory)=通称UDIラボでは、東京都23区外、西武蔵野市を中心に、全国津々浦々で発見された異状死体や犯罪死体を引き受けている。
警察や自治体から依頼されて運ばれてくる遺体は年間約400体。その遺体を解剖し、死因を究明するのが、ミコトたちUDIラボの仕事だ。
UDIラボには、三澄班と中堂班の2チームが存在する。三澄班は執刀医のミコト、臨床検査技師の東海林夕子(市川実日子)、記録員の久部六郎(窪田正孝)。中堂班は法医解剖医の中堂系(井浦新)、臨床検査技師の坂本誠(飯尾和樹)。そして、それらの個性的なメンバーを束ねるのが所長の神倉保夫(松重豊)だ。
そんなある日、中年夫婦がUDIを訪ねてきた。一人暮らしで突然死した息子・高野島渡の死因に納得がいかないという。警察医の見立ては「虚血性心疾患」(心不全)。しかし息子は、まだまだ若く、山登りが趣味だというぐらい身体も丈夫で元気だった。
心不全という死因は、素人目にも、あまりにも不自然だ。なにか、ほかの原因があるのではないか。夫婦はもっときちんと死因を調べてくれるようにと警察に頼んだが、事件性も不審な点もないと、剣もほろろに断られてしまった、という。
ミコトたちは、さっそく、解剖に取り掛かった。すると心臓にはなんの異状もなく、代わりに、急性腎不全の症状が見つかる。
ミコトたちは、薬毒物死を疑い、詳細な検査にかけるが、死因となった毒物が何かがどうしても特定できない。
そんな折、高野島と一緒に仕事をしていた若い女性同僚が、高野島が亡くなった翌日に、原因不明の突然死を遂げていたことが判明する。
死因を究明すべく高野島のアパートでミコト、六郎、東海林が調査をしていると、高野島の遺体の第一発見者でもある婚約者・馬場路子が現れる。
馬場の仕事は、なんと劇薬毒物製品の開発。馬場が、もしまだ誰も知らない未知の毒物、すなわち「名前のない毒」を開発していたとしたら……。既存の毒物と比較検出するだけの、現在の毒物鑑定システムでは、「名前のない毒」を検出できない。すなわち、完全犯罪が成立する。
「高野島が死んだときの私のアリバイ?いいえ。一人で自宅にいたのでアリバイはありません」
悠然と微笑む馬場路子に、ミコトたちはどう立ち向かうのか?
『MIU404』
本作は『逃げ恥』『アンナチュラル』の脚本家・野木亜紀子さんによるオリジナル脚本で届けられる1話完結のノンストップ“機捜”エンターテインメントです。
綾野剛さんと星野源さんのW主演となっています。
『MIU404』全話一挙放送SP・放送日時
2021年1月3日4:00~15:00
●第1話あらすじ
警視庁の働き方改革の一環で、刑事部・機動捜査隊(通称:機捜)の部隊が3部制から4部制に変更となった。
臨時部隊として新設された“第4機捜”の隊員として招集された志摩一未(星野源)だったが、とある人事トラブルからバディとなる隊員が見つからないという事態に。やむを得ず、候補段階で落としていた奥多摩の交番勤務員・伊吹藍(綾野剛)を招集し、バディを組むよう命じられる。
伊吹がどんな人物なのか、不安になった志摩は情報を集めるが、「とにかく足が速い」というだけで、短期間で次々と部署を異動していたり、かつての同僚刑事たちが「彼については話したくない」「二度と顔を見たくない」といい、調べれば調べるほど不安になる。
そして、ついに迎えた第4機捜任務初日。初対面の伊吹は意外にも礼儀正しく、好印象を抱く志摩だったが…!?
『MIU404』でのUDIラボメンバーの登場について(ネタバレあり)
『MIU404』のスタッフにはプロデュースの新井順子さんをはじめ、脚本の野木亜紀子さんや演出の塚原あゆ子さんなど、『アンナチュラル』のスタッフが参加していることもあり、世界線がリンクしており、いくつかの話で夢のコラボが実現しています。
(一部は公式サイトの“お知らせ”にスタッフコメントも掲載されています)
具体的には、第3話と第9話で西武蔵野署の刑事である毛利忠治(大倉孝二)と向島進(吉田ウーロン太)が登場。
●大倉孝二さんコメント
西武蔵野署の毛利刑事という役を、やらせていただくことになりました。
これは以前、『アンナチュラル』というドラマでやらせていただいた役でして、お話をいただいた時は意味がよくわかりませんでした。未だによくわかっていませんが(笑)、勝手に受け取ったありがたみを噛みしめながら、ドラマに貢献出来るよう励みたいと思います。
●吉田ウーロン太さんコメント
まさか『アンナチュラル』の世界線とリンクしてるとは、僕が向島役じゃなくても興奮します。『アンナチュラル』は2017年に撮っていたので、3年も前の役が出来るかなあとやや不安でした。
でも今回『MIU404』の台本を読んで「そうだそうだ、向島はこんなこと言うやつだった」と思い出しています。現場で大倉さんにお会いして「そうだそうだ、こんな上司だった」と思い出しました。ご覧になる皆さんの心にも「そうだそうだ」がこだますることを願っています。
第8話の前半に『アンナチュラル』のUDIラボメンバーなどが登場しています。所長の神倉保夫(松重豊)をはじめ、飯尾和樹さんが演じるムーミン好きな臨床検査技師の坂本さんも登場。ちゃんとスナフキンだと思って、頑張っているようですね(笑)。
●飯尾和樹(ずん)さんコメント
伊吹刑事と志摩刑事のあの心地よいやり取り
そして周りが冷や汗出るスピードギリギリのブレーキング捜査(原付免許しか無い自分が知った様な事を言ってぺっこり45° すみません。)
この中に30年モノのしかもサビだらけの軽トラックの私 UDIの坂本がお邪魔します。
渋滞を起こさない事を考えても始まらないし時間が押して迷惑かけるので綾野剛君、星野源君、監督・スタッフ、野木さんに丸投げの甘えた夏。良かったら観て下さい。
PS 現場入りした時は綾野君、星野君が伊豆の老舗旅館の様に優しくて心地よい出迎えをしてくれました。あ~延泊したい。
また、井浦新さんが演じる法医解剖医の中堂系も、声のみですが、電話のシーンで登場しているのでお聞き逃しなく!
細かいところだと、第6話において、とある人物の検体者記録の執刀医として三澄ミコトの名前が登場しています……!
普通に見ても面白い『MIU404』ですが、こういうコラボも楽しみながら見ると、より楽しめるはずです!
※画像は公式Twitterと公式サイトのものです。
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