絶対的中立の下に皆様を調整しケアするのが務めでございます(ヨヅル)【マギレコ名台詞集】
- 文
- 長雨
- 公開日時
アニプレックスのiOS/Android用RPG『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝(マギレコ)』。
現在メインストーリーでは“自動浄化システム”により、魔法少女が魔女にならない奇跡が起こる神浜市を舞台に、さまざまな勢力に所属する魔法少女たちの想いがぶつかり合う第2部“集結の百禍”編が展開中です。
※本記事は物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。
絶対的中立の下に皆様を調整しケアするのが務めでございます(ヨヅル)
●メイン【第2部】第1章“前書きは靴音と一緒に”4話“記す少女”
魔法少女の名言を紹介する連載企画第33回目は、篠目ヨヅル(声優:若松来海)が語る“ピュエラケア”の在り方を示すセリフに注目します。
ヨヅルはトレーラーハウスを拠点に、各地の魔法少女たちのために中立の立場で活動する調整屋集団“ピュエラケア”の一員です。
ほかのメンバーは現在、神浜市の調整屋・八雲みたま(声優:堀江由衣)の師匠であるリヴィア・メディロス(声優:黒木ほの香)と佐和月出里(声優:汐入あすか)が明らかになっています。「ふむふむ」など独自の言語で話す月出里の通訳は、ヨヅルが担当。
彼女は立ち振る舞いが落ち着いていて(女性ですが)紳士的、執事的に見えますが、ときおり苛烈さがうかがえて……。掴みどころのないみたまといい、ヨヅルといい、調整屋たちは謎めいた部分がある人物が多いようです。
神浜市にある“自動浄化システム”を求めている“神浜マギアユニオン”、“時女一族”、“プロミストブラッド”、“ネオマギウス”の4つのグループ。その中心となっている魔法少女たちは情報源であるキュゥべえ(声優:加藤英美里)に会って、奇跡の現象の裏で行われている恐ろしい実験を知ります。
キュゥべえの思惑を知った環 いろは(声優:麻倉もも)は、“プロミストブラッド”に協力を持ちかけますがリーダーの紅晴結菜(声優:涼本あきほ)はそれを拒絶。結菜が感情として受け入れられないと言うほど、彼女たち二木市の魔法少女たちは深い絶望を味わってきたと言うことなんですよね。
自身の目的を聞かせてもキュゥべえは争いが止まないと確信していて、実際にその通りになるのですから本当に質も性格も悪いです。
さらにキュゥべえは、もう1つの火種を用意していました。
帰り道でみたまと合流したいろはたちの前に、キュゥべえに言われて神浜市に来たという調整屋集団“ピュエラケア”が現れます。
みたまの師であるリヴィアは、第1部の戦いにおいて彼女が中立を破ったことにご立腹の様子。世界の危機ともいえる状況だったのですから許してあげてほしいですが、調整屋は魔法少女たちのソウルジェムに干渉できる特殊な存在だけに、何かに肩入れするのが危険なのも理解できるのが辛いところです。
今回は、挨拶に来たという彼女たち。ヨヅルは名乗ったあと、「絶対中立の下で皆様を調整ケアする」と告げます。月出里が“いつでもきていい”と言っていることからも、彼女たちは本当に中立の存在のようです。
“ピュエラケア”が登場したことで、各陣営は平等に調整が受けられるようになり、対等な状況で争うことになりました。
敵対勢力の勢いを削ぐには“ピュエラケア”を制圧するのが近道ですが、多くの魔法少女たちを救ってきた実績を持つ彼女たちに手を出すことはよい道とは言えないようで……。
キュゥべえの思惑通りに、争いの土壌が作られていくことを憂ういろは。敵対者ではなく、中立の存在が事態を深刻化させるところに魔法少女を取り巻く世界の闇の深さを感じずにはいられません。
後日の戦いで、“プロミストブラッド”の策略によって中立地帯に誘い出された“神浜マギアユニオン”。
忠告に反して交戦しようとするメンバーに、ヨヅルは鋭い視線を向けます。リヴィアいわく“優しさを知らん子”だという彼女は、敵に回すとかなり厄介そうです。
さらに“神浜マギアユニオン”は、“ピュエラケア”を攻撃することが無関係な魔法少女たちの救いとなる安全地帯を壊すことになるということに気がついてしまい……。
“絶対中立”を掲げる“ピュエラケア”が、魔法少女たちの争いにどのような影響を与えていくのか目が離せません。
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Partners
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