神浜マギアユニオン(5)~力なき者が集まった南の魔法少女たち。および北養区、アリナについて【マギレコ2部:集結の百禍編考察2_5】

そみん
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 アニプレックスのiOS/Android用RPG『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝(マギレコ)』の第2部“集結の百禍編”が展開中です。

 その物語をより楽しめるよう、ストーリーの流れをまとめつつ、物語の背景を読み解く考察記事をお届けします。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

【もくじ】
神浜マギアユニオン(5)~力なき者が集まった南の魔法少女たち。および北養区について
 ・リーダー:都ひなの(みやこ・ひなの)
 ・観鳥令(みどり・りょう)
 ・御園かりん(みその・かりん)
 ・神浜マギアユニオンに所属する、その他の南の魔法少女
北養区の魔法少女について
特殊な存在:アリナ・グレイ

神浜マギアユニオン(5)~力なき者が集まった南の魔法少女たち。および北養区について

 この記事では、神浜マギアユニオンに所属する数多くの魔法少女のなかから、南の魔法少女を紹介していく。

 かつては魔女=グリーフシードの奪い合いに関連したテリトリー争いのため、東や西の魔法少女との対立もあったが、東西地域ほどの確執はないため、比較的独自のコミュニティ形成がなされている。

 具体的には、東西の対立外にある“中立区域”となったが、それゆえに戦う力を持たない魔法少女の避難区域的なポジションとなり、逆に南の区域内でのグリーフシードの奪い合いが頻発。まとめ役として都ひなのが尽力したことにより、第1部時点では一定の安定が見られるようになっていた。




 ここでは南の魔法少女をまとめるリーダーの都ひなのが所属する南凪自由学園を中心にしつつ(ちなみに南凪自由学園には、チーム的には西に所属する柊桜子こと万年桜のウワサも所属している)、栄総合学園などの魔法少女を紹介する。

 なお、栄総合学園にはマギウスの1人であるアリナ・グレイが所属している。彼女は第2部3章時点では記憶を失い入院中で、神浜マギアユニオンに所属しているわけではないが、この項目で紹介を行う。

 また、神浜市の魔法少女の中でも独立性が高い北養区に存在する魔法少女(主に聖リリアンナ学園)についても、この項目で紹介していく。

リーダー:都ひなの(みやこ・ひなの)

●ゲーム内プロフィール

 幼い見た目に反して長い経歴を持つ、ベテラン魔法少女。学校では化学部の部長も務める、理系女子でもある。後輩たちからは慕われている反面、見た目の子供っぽさをイジられることも多い。本人は至極真面目にセクシー系を目指している。

【ポイント】
・南凪自由学園(高3)
・南の魔法少女のリーダー

 神浜市の南の魔法少女を束ねるリーダーで、幼い外見に反して年齢は18歳、魔法少女歴5年と、七海やちよ(19歳/魔法少女歴7年)に次ぐ大ベテランの魔法少女となっている。

 メインストーリーでの本格的な登場は第1部終盤と遅めだが、マギウスの翼やワルプルギスの夜との最終決戦に参加。

 第2部でも神浜マギアユニオンのメンバーとして参加し、“麗しい真珠の眼”の争奪戦では東の和泉十七夜と共闘し、プロミストブラッドの笠音アオ&大庭樹里と戦った。

 性格的には男前でかっこいい部分もありつつ、乙女ちっくでかわいい部分も。詳しくはサブストーリー“アラカルトバレンタイン”の都ひなの編などをプレイしてみてほしい。




 非常に多くの魔法少女から慕われており、木崎衣美里命名による“みゃーこ先輩”という相性でも親しまれている。
(綾野梨花のみは、あえて“みゃこ先輩”と呼び、自分だけの特別感を出している)

 主に南凪自由学園の魔法少女と親交が深いが、栄総合学園の恵萌花を救ったことがあったり、木崎衣美里や綾野梨花を通して西の五十鈴れんとも交流したりしている。


 ちなみに南凪自由学園に通っているものの、都ひなの自身は中央区に住む魔法少女であり、中央区の魔法少女から相談を受けることも。都ひなのの顔の広さと、人望の厚さを感じられる。

観鳥令(みどり・りょう)

●ゲーム内プロフィール

 善悪関係なく全てを撮って伝える、ゴシップ生成魔法少女。学校の問題から俗っぽい生徒間のネタまで収集するので、恐れられているが、同時に皆を楽しませている。実は趣味で撮っている“今日のネコ日記”が、生徒には一番人気があるらしい。

【ポイント】
・南凪自由学園(中3)
・元マギウスの翼の白羽根
・柊桜子(万年桜のウワサ)の貴重な親友

 自らの一人称を“観鳥さん(みどりさん)”と呼称する、ややボーイッシュでドライな性格の魔法少女。出身は大東。

 基本的にさばさばしていて、中立的な立場をとるが、ジャーナリズムやスクープについては非常に情熱的で、新聞部で“観鳥報”という学校新聞を発行し、マギウスの翼時代にも会報(メルマガ)を担当していた。



 マギウスの翼時代は黒羽根を束ねる白羽根に位置。同じくマギウスの黒羽根だった牧野郁美とは立場上は上司部下(さらに言うと郁美が年上)の関係だが、よき親友となり、非常にフランクな関係となっている。


 また、保澄雫が一時的にマギウスの翼の黒羽根になった際は、彼女の指導係としてかかわり、面識をもっている。

 つねにカメラを持ち歩き、撮影した写真に相手を封印する特殊な魔法を使える。

 余談だが、かつていじめを目撃したものの証拠写真がなく信じてもらえなかった過去からカメラを持ち歩くようになり、のちにひき逃げ現場に遭遇したもののシャッターチャンスを逃してしなった後悔から、キュゥべえに「シャッターチャンスを逃さないように」と願い、魔法少女になった。


 第2部では、さまざまな場面で取材を行い情報収集を行い、和泉十七夜や都ひなのらとともに“麗しい真珠の眼”の争奪戦に参加するなど、随所で活躍を見せている。

 南凪自由学園の魔法少女との親交も深く、特に先輩である都ひなのとは仲がよいが、なかでも柊桜子(万年桜のウワサ)とは親友関係となり、新聞部のマスコット的な存在としてかわいがっている。

御園かりん(みその・かりん)

●ゲーム内プロフィール

 自称、ハロウィンが生んだ魔法少女。夢見がちで都合良く解釈しようとする性格と、漫画の読み描きという趣味が相まって、魔法少女としての設定を作ってしまった。“怪盗少女マジカルきりん”というお気に入りの漫画に影響されている。

【ポイント】
・栄総合学園(中2)
・マギウスではなくアーティストとしてのアリナ・グレイの貴重な知人
・“窃盗”の固有魔法を持つ

 大好きな漫画『怪盗少女マジカルきりん』に影響を受けて漫画を描き、怪盗少女と同じような力を手に入れた魔法少女。

 その固有魔法は“窃盗”で、使い魔から武器を奪ったり、魔法少女からグリーフシードを盗んだりすることが可能。一時期は“怪盗かりん”を名乗り、強い魔法少女から盗んだグリーフシードを弱い魔法少女に与えるという義賊的なことをしていた。



 だが、あるとき、七海やちよから盗んだグリーフシードを秋野かえでに与えた際、やちよから、「魔法少女からグリーフシードを奪うことは間接的にその魔法少女を殺すことになる」「人に頼らず、自分で努力してグリーフシードを集めて、周りに分け与えればよい」と諭され、悩むことになる。


 その後、強くなろうとがんばるなかで秋野かえでと友達になり、彼女が所属するチームももことともに戦う時期もあった。


 余談だが、第2部で展開しているのはキモチの石の争奪戦。その奪い合いのなかで、もしかしたらかりんの持つ“窃盗”の固有魔法が活躍する場面もありうるのかもしれない。

 なぜかりんの能力が窃盗なのかは明言されていないが、『怪盗少女マジカルきりん』の“怪盗”という設定によるものかもしれない。

 その一方で、かりんのおばあちゃんはかつて窃盗で捕まった元犯罪者である。おばあちゃんを慕うかりんが、無意識のうちにその影響を受けたのかもしれない。



 かりんの性格などは、彼女をメインとしたイベントストーリー“マジカルハロウィンシアター”で詳しく語られているが、そのほかにも“駆け出しメイド十七夜 闊達自在!”でも意外な活躍を見せている。

 そこでは、メイド喫茶の仕事がうまくいかずに“ダメイドなぎたん”となってしまった和泉十七夜に対し、『マジカルきりん』の作者による別作品『探偵少女メイドのメーちゃん』を読ませるなどして、立ち直らせた。そのため、十七夜はかりんを“画伯”と呼んでリスペクトしている。





 このように、第1部ではメインストーリーにほとんどからんでいなかったかりんだが、第2部では記憶喪失のアリナとの再会など、物語に大きく絡んできている。

 第2部においてかりんは、第1部のラストで行方不明となったアリナ(実際は記憶喪失となり、里見メディカルセンターに保護されていた)を探しまわることに。そこで初めてアリナが魔法少女であり、マギウスの翼を率いるマギウスであることを知ったかりん。周囲の魔法少女はアリナの非道な行為を責めるが、かりんにとってアリナは、漫画のアドバイスをしてくれる優しい(?)先輩だった。

 マギウスの翼の情報を探るうち、その残党(ネオマギウス)の存在を知り、後を追うことに。そこでマギウスの翼を憎むプロミストブラッドの大庭樹里と遭遇し、彼女たちが憎むアリナの名前を出してしまったかりんは粛清の対象にされそうになってしまう。



 幸い、笠音アオの助け舟もあり、また、かりんのあまりの弱さにあきれた大庭樹里の気持ちもあり、かりんは一度は命拾いをすることになった。


 だが、その直後に神浜マギアユニオンのももこチーム&観鳥令&牧野郁美が大庭樹里たちと遭遇。激戦の中、撤退しようとする大庭樹里の炎の壁が秋野かえでを襲い、それをかばったかりんは炎に包まれ、大ケガを負ってしまう。





 幸いにも死の間際でかりんの“枕探しのドッペル”が発動し、一命をとりとめることに。そして、その入院先で記憶喪失のアリナと再会をはたすのだった。



神浜マギアユニオンに所属する、その他の南の魔法少女

 都ひなのが所属する南凪自由学園を中心に、南の栄総合学園、および中央区の中央学園の魔法少女も神浜マギアユニオンに所属している。

 なかでも元マギウスの翼の黒羽根で、観鳥令の親友でもある牧野郁美は、第2部で都ひなのや観鳥令ともに多くの場面で活躍している。

・由貴真里愛(南凪自由学園:高校生)

●ゲーム内プロフィール

 女子高生らしからぬ慈愛に満ち溢れた、聖母のような魔法少女。学童保育でアルバイトをしている。大好きな子どもたちの前ではもっぱら優しいお姉さんだが、仲のいい友達が相手となると、ちょっぴり小悪魔な顔を覗かせることがある。

・枇々木めぐる(南凪自由学園:高校生)

●ゲーム内プロフィール

 目の前で起きる出来事を、なんでも実況してしまう魔法少女。それは学校行事だけでなく魔法少女の戦いにまで及び、所構わず姿を現す。普段は放送部の一員として人気番組を受け持っているが、教室では何でも実況するのでウルサイと言われる。

・毬子あやか(中央学園:高1)

●ゲーム内プロフィール

 かつてはネガティブで陰鬱な日々を送っていたが、願いによって明るく爽やかな性格を手に入れた魔法少女。かつての反動もあって、今は何事にもポジティブ。しかし、作られた明るさであることの後ろめたさも、笑顔の裏で時々感じている。

・粟根こころ(中央学園:中3)

●ゲーム内プロフィール

 心の内にわだかまりを押さえつけている魔法少女。幼い頃に両親が離婚して以来、父親と共に暮らすが、お互いが正面から向き合えず、ギクシャクした関係がずっと続いてきた。表立って態度に示したりもせず、煮え切らない日々を過ごしている。

・加賀見まさら(中央学園:高1)

●ゲーム内プロフィール

 感情の起伏に乏しい魔法少女。特に波風も立たない穏やかな家庭に生まれ、両親の愛情を受けながら成長していった。しかし、生来のものなのか、非常に冷めた性格となり、淡々とした生活を送っている。一方、内心では刺激を求めている。

・江利あいみ(中央学園:高1)

●ゲーム内プロフィール

 恋に一生懸命な魔法少女。中学生の頃から好きな人がいるが、本人を前にすると恥ずかしくなってしまい、うまく話せないことに悩んでいる。告白シチュエーション・デートプランを書き綴った妄想ノートは誰にも見せられない秘密。

・綾野梨花(中央学園:中3)

●ゲーム内プロフィール

 最新のファッションやメイクが大好きな、今時のギャル系魔法少女。ミーハーな趣向とはウラハラに、恋には一途で、秘めたる切ない想いに長年悩み続けている。裏表のない性格で、誰とでもすぐに打ち解けられるタイプ。

・牧野郁美(栄総合学園:専門学校生)

●ゲーム内プロフィール

 いつ如何なるときも可愛くいたい、ぶりっ子魔法少女。日頃はメイド喫茶でメイドさんとして働き、思う存分キュンキュンビームを炸裂させている。しかし、センスがやや古臭いせいか、意図せずコミカルキャラを確立してしまっている。

・恵萌花(栄総合学園:高校生)

●ゲーム内プロフィール

 危うい行動で周りをヒヤヒヤさせてしまう天然魔法少女。趣味はお菓子作りに、苦手なものはホラー映画と絵に描いたようなふわふわ女子。自分で作るだけでなく、色んなスイーツ店を巡るのも好き。周囲の人々からも愛され、世の中の汚いものとは一切無縁の人生を送ってきた。

北養区の魔法少女について

 ここまで神浜市の東西南の魔法少女を紹介してきたが、北の北養区にも魔法少女が存在する。なかでも聖リリアンナ学園には数人の魔法少女がおり、柚希ほとり・りおん姉妹は元マギウスの翼の黒羽根として活動していた。

 また、マギウスの1人である里見灯花も、聖リリアンナ学園に所属している。

 聖リリアンナ学園の生徒会役員である香春ゆうなについては、イベントストーリー“空ろな心に咲く花は”で詳しく語られており、そこで彼女が巴マミに憧れていること(ホーリーマミに救われたことによる)、時女一族の魔法少女である青葉ちかと親友になったことなどが明かされた。

 香春ゆうなは神浜市の魔法少女にしては珍しく単独で行動をしており、神浜マギアユニオンにも所属していない。彼女がどこかの勢力に手を貸せば、その勢力図に影響を与えることがあるのかもしれない。

・香春ゆうな(聖リリアンナ学園:高校生)

●ゲーム内プロフィール

 神浜市内屈指の名家にして超大金持ちの家に生まれた令嬢の魔法少女。規格外の上流階級で生きてきたため、大抵のことはお金で解決してきた。憧れの存在と出会ってからは、同じ境地に立つべく、お金以外の方法を模索している。

・青葉ちか(聖リリアンナ学園:高校生)

●ゲーム内プロフィール

 時女一族に所属する自然が大好きな魔法少女。時女の分家集落に来た静香たちに誘われて、1年前まで住んでいた神浜に帰ってきた。動物や植物への造詣が深く、現在は北養の山奥で自然に囲まれた生活をしながらネイチャーガイドをしている。

・柚希ほとり(聖リリアンナ学園:中1)

●ゲーム内プロフィール

 ヒーローに憧れる魔法少女。戦隊ものに出てくるような強くてカッコいいヒーローが理想で、日々近づくために努力している。しかし超ビビり気質なので、ヒーローになるどころか、わがままな双子の妹に虐げられっぱなしである。

・柚希りおん(聖リリアンナ学園:中1)

●ゲーム内プロフィール

 双子の姉への独占欲が強い、超ド級のシスコン魔法少女。姉に近付く人は誰であろうと邪魔者扱い。怒りの原因は全てヤキモチ。ここまで姉を愛しているのに、愛情表現がひねくれ過ぎており、常に空回り。姉には想いがまったく伝わっていない。

・里見灯花(聖リリアンナ学園:小5)

●ゲーム内プロフィール

 魔女化のない世界を作ろうとしている魔法少女。入院していた里見メディカルセンターの院長の娘で、幼くして天体物理学を修めた理系の天才。普段は無数の機器に囲まれながら研究を続けており、夢は宇宙の全てを知ること。

特殊な存在:アリナ・グレイ

●ゲーム内プロフィール

 魔女化のない世界を作ろうとしている魔法少女。生と死というテーマに取り憑かれた天才芸術家で、スランプ時は自分を題材にしたこともある。自身の目的こそが至上で努力を惜しまない彼女は、魔女を最高のアートにすることを夢見ている。

【ポイント】
・栄総合学園(高1)
・元マギウス

 第1部でいろはたちと敵対したマギウスの翼の幹部で、3人のマギウスの1人。結界を生成することを得意とし、自動浄化システムを構築する際に暴走したういを病院ごと隔離した。

 アート感覚で結界に魔女や使い魔を封じており、第1部では魔女を封じた結界にいろはたちを閉じ込めて、魔女と戦わせるという場面もあった。

 そもそもアリナがマギウスとなったのは、半魔女であるエンブリオ・イブを育て上げ、ベストアートに仕上げるためであった。


 第1部のラストでは毛皮神のウワサを着込み、イブの力を利用し、神浜を滅ぼそうとした。アリナにとって大切なことは自分のベストアートを表現するため(アリナいわく、「イブとアリナでこの世界をバーニングさせて温めたいから」)で、育て上げたイブの力をペイントブラシに例える場面もあった。










 第1部のラストで柊ねむの命をとした攻撃に敗北し、アリナは行方不明となっていたが、第2部では記憶を失い、里見メディカルセンターに入院していたことが判明。アリナが書いている絵を見る限り、失われた記憶は果てなしのミラーズに関連しているようだが……。


 なお、アリナは生と死の境の描写を行う天才アーティストとして知られており、学校では孤立しているが、例外的に後輩の御園かりんにはなつかれている。








 御園かりんはアリナ・グレイがマギウスの翼であることを知らず、魔法少女であることすら知らないまま、付き合いを続けていた。その出会い・関係などはサブストーリー“マジカルハロウィンシアター”や2人の魔法少女ストーリーなどで詳しく知ることができる。


 かりんは部員が1人しかいない漫画研究部員で、アリナは美術部の変わり者として、2人で1つの教室を利用して創作活動を行っている。アリナはかりんのことを“フールガール”と呼び、その作品を“ゴミ”などと辛らつな表現をしているが、作品に対してはシビアながらも的確な評価・アドバイスをしており、かりん自身もアリナのことを嫌っておらず、むしろ慕っている。


 そもそも魔法少女になったのはかりんが先だが、少なくともかりんはアリナが魔法少女であったことすら知らなかったようだ。

 自分のアートに行き詰まりを感じていたアリナは、キュゥべえと“誰にも邪魔されないアトリエが欲しい”という契約を行い魔法少女になったものの、自分の死で作品を完成させるため、美術館に展示された自分の作品を破壊したのち、屋上から身を投げた。







 一命をとりとめたアリナに対して、かりんは自分の好きな漫画『怪盗少女マジカルきりん』を読ませて、命の尊さを説くのだった。


 その漫画が影響を与えたわけではないが、生死の狭間をさまようなかでアリナは自分自身が描きたいテーマを見つけ出し、スランプから脱出。







 また、その入院をきっかけに(屋上から飛び降りたアリナの第一発見者でもある)里見灯花と柊ねむと出会い、この3人でマギウスとなり、“マギウスの翼”を結成することになる。

 “誰にも邪魔されないアトリエが欲しい”という願いをしておきながら、その空間にかりんがいることが許されていることから、アリナはかりんを嫌ってはいないとも言える。

 だが一方で、第2部で記憶を失ったアリナは、第2部1章4話でプロミストブラッドに倒され、病院に運ばれてきたかりんを見て「アリナの作品が運ばれてきたんですケド…」と反応している。第1部では魔女を自分の作品として結界で育ててアートとしていたアリナだけに、やや不穏な雰囲気も感じるのは筆者だけだろうか……。

 また、アリナはかりんだけでなく梓みふゆにも創作意欲を刺激されるようで、マギウス時代からみふゆに興味を示していた。

 その一方で部下への態度は厳しく、マギウスの白羽根である天音姉妹など、多くの構成員はアリナに対して恐れを抱いている部分もある。

 非常に大きな力を持つ存在だけに、彼女がどの勢力に力を貸すのかは第2部の物語において大きな意味を持つはず。

 マギウスであった彼女だけにネオマギウスへの参加がありうるが、藍家ひめなをリーダーとして再編が進んでいるだけに、元リーダーであるアリナが合流すると内部の混乱を招く可能性もある。

 また、魔法少女至上主義を最優先する今のネオマギウスの理念がアリナの響くかというか、そこにも疑問が残る。かといって、柊ねむたちのように神浜マギアユニオンに参加する可能性もかなり低そうだ。

 となると、記憶を取り戻したとしても、どこにも所属せずに独自勢力として自動浄化システムの力を狙いそうな気もするが……。

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※データは編集部調べによるものです。
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Partners

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マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝

  • メーカー: アニプレックス
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2017年8月22日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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  • メーカー: アニプレックス
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2017年8月22日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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