『ラクガキ キングダム』の夢と絵心が詰まった世界観とストーリーが魅力!【ラクキン日記#6】

イナヤ マギ
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 タイトーから1月28日に配信されるiOS/Android用新作RPG『ラクガキ キングダム』のレビューをお届けします。

 前回の記事で本作の魅力を大まかに紹介しましたが、今回は世界観とクロッカーたちが織りなすストーリー、そして登場キャラクターの魅力に迫っていきます。

夢と絵心がたっぷりつめこまれた世界観

 本作の舞台となる“ラクガキ世界”は、絵心のある“クロッカー”たちが描いた絵が“ラクガキ”という生き物になる不思議な世界。そのラクガキ同士が戦う“ラクガキファイト”が開催され、優勝者は願い事を1つだけ叶えることができるのだとか。

 自分の描いたラクガキが動き出し、それを育てて願い事を叶えるという世界観は、小さいころ想像していた夢の世界が目の前に現れたようで、とてもワクワクしました。


 世界そのものも水彩画のような淡く美しく、夢を絵で表現したようなビジュアルになっており、まさに夢と絵心がたっぷりつめこまれた作品となっています。


ラクガキファイトの起源を動画で見られる!

 ラクガキたちが戦う“ラクガキファイト”の起源となる前史があり、Youtubeの公式チャンネルで見ることができます。

 美しい歌と共に古びた絵本のように語られる“ラクガキファイト”の起源は、世界観にマッチしていて非常に雰囲気がいいので、配信前にぜひ1度見てみてください!


夢に向かって成長していく王道の青春ストーリー……だけじゃない!?

 本作ではラクガキを育成しながら、生みの親であるクロッカーたちのストーリーを楽しむことができます。

 クロッカーはこの世界に複数おり、体験版では“ラクガキ・カルテット”チームのメンバー3人から選ぶことができました。

 彼らはイラストレーターや漫画家、作家になりたいという夢を持ちつつも、中々うまく進まずに悩んでいます。そんな中ラクガキファイトで願いが叶えられるとしたら……?



 ラクガキの育成を通じてチームメンバー同士が時に支え合い、時にぶつかりあいながら少しずつ成長していく……。まさに王道の青春ストーリーが楽しめるのが魅力です。


 チームのメインストーリーは大きく変わりませんが、クロッカーによって反応や感じ方が変化したり、個別のエピソードもあるので、また違ったストーリー展開になるのもいいですね。


 そして本作で語られるのは、青春ストーリーだけではありません。ラクガキ世界にはときどき“ザンガイ”と呼ばれる正体不明の真っ黒なラクガキのようなものが現れて暴れ回るという不穏な面も。


 ラクガキ・カルテットチームのストーリーではあまり語られませんが、今後ミステリアスなストーリー展開も期待できそうです!

個性的な登場キャラクターがラクガキ世界を彩る

 ストーリーには、“ラクガキ・カルテット”のチームメンバー以外にも、案内役の“イーゼル”、ペンジェルの“ビビット”と“セピア”、そしてラクガキのトレーナー的存在“トレスター”といった個性豊かなキャラクターたちが登場します。

  • ▲イーゼル役の沢城みゆきさんをはじめとする豪華声優陣にも注目です!


 個人的に気になっているキャラはイーゼルです。彼女の美しすぎるビジュアルもさることながら、なくしたものを復元させる不思議な力を持っていたり、ザンガイに対してナゾの行動が多かったりするのも気になります。



 あとはライバルのクロッカーたち。音楽でラクガキを生み出すナギや、ヒロトをライバル視するレイなど多数登場します。ライバルのクロッカーたちは、今後ストーリーが追加される可能性があるので、今から要チェックです!


 本作は夢のある世界観と王道の青春ストーリー、そして魅力あふれるキャラが楽しめる作品となっています。1月28日配信予定ですので、気になった方は事前登録しておきましょう!

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