アニメ『YU‐NO』声優陣が明かすアフレコ裏話
- 文
- 電撃オンライン
- 公開日時
7月13日にアニメイト秋葉原本館で開催されたTVアニメ『この世の果てで恋を唄う少女YU‐NO』の第1話コメンタリー上映&トークショーのレポートが到着しました。
本アニメの原作は、ゲームデザイナー・シナリオライターである、故・菅野ひろゆきさんの代表作の1つで、2017年にはMAGES.よりリメイク版が発売されました。
Blu-ray BOXの発売を記念して行われた本イベントには、主人公・有馬たくや役の林勇さん、ユーノ役の小澤亜李さんが登壇。物語のすべての始まりとなった第1話“You Know?”を上映しながら、見どころやアフレコの裏話を語りました。
本編冒頭すぐの武田絵里子(声優:小林ゆう)のパンツが見えてしまうシーンを見て「開始何分だった? 初めから飛ばすねー」と小澤さん。それに対し林さんも「よくよく見たら本当にすごい格好だよね。服装がすごすぎて話が入ってこない(笑)」とコメントし、会場は大爆笑。
また、たくやの後輩・結城正勝(声優:藤原祐規)が登場するシーンでは「俺の彼女がきた!」と林さんも嬉しそうに話していました。アフレコ現場では“真のヒロイン”と呼ばれているそうで、小澤さんは「結城はスタッフに好かれてて、みんなの癒しだよね」とコメントしました。
たくやのクラスメイト・島津澪(声優:釘宮理恵)が登場すると、20年前にもツンデレが存在していたんだ! と、2人も驚きを隠せない様子でした。さらに、たくやの継母・有馬亜由美(声優:名塚佳織)に対して林さんは「こんな若いお母さんがいたら、もう、ねぇ!!」と大盛り上がり。
リフレクターデバイスが届いたシーンでは、林さんが「これ実際にリフレクターデバイスが届いたら、うああぁぁぁ! ってなりますよね。めっちゃ怖くないですか!?」と投げ捨てるマネをしてコメント。会場を沸かせました。
また、波多乃神奈(声優:内田真礼)が転校してくる場面でたくやが服を脱いで飛び出すシーンでは「これ現実なら停学です」と冷静にツッコミをいれる場面も。神奈の席が主人公の隣なことも「主人公の隣の席は必ず転校生用に空いている」とアニメあるあるを披露し、会場のファンも納得していました。
ユーノ登場シーンでは「キスまで早くないですか?」と林さん。小澤さんは「ここは大事なシーンなので、皆さんずっと覚えていてくださいね」とコメントしました。
第1話のアフレコには約7時間かかったそうで、林さんは「僕だけ最後残って、2時間ぐらい録り直しをしました」と振り返りました。逆に最終話は全部で2時間半くらいで録り終わったそうで、「信じられないくらいの速さで終わりました。みんな成長したんだなと思って嬉しかったです」と小澤さんは最後の収録を振り返りました。
ゲームとアニメとの違いを聞かれた2人は「口調が違う」とのことで、小澤さんは「ユーノをやっていて、シナリオの口調も少し現代っぽく変わっていたように思いますね」と違いを語りました。
そして一番好きなキャラクターを聞かれた林さんは「やっぱり一番好きなのは美月さん! 忘れられないですね」と回答し、小澤さんは「美月か澪で迷ってる! 澪の洞窟シーンもよかったし……」となかなか決められない様子でした。
コメンタリー上映終には、“並列世界を駆け巡り答えを合わせろ! YU-NO以心伝心ゲーム”と題したゲームがスタートしました。
“好きなお味噌汁の具は?”というお題に対し、林さんも小澤さんも“とうふ”と回答。1問目から見事に同じ回答で、2人の息はピッタリ!
第2問の“秋葉原と言えば?”というお題には、林さんは“メイド”、小澤さんは“ヲタク”と回答し、ここは残念ながら回答そろわず……。なお、林さんはメイドカフェに行ったことがあるそうで「にゃんにゃんオムライスみたいの頼みました。ノリノリで一緒に歌っておいしく食べましたよ(笑)」とのこと。
第3問の“海と言えば?”というお題には、2人とも“水着”と回答。これは先に第15話の水着回の話になった後だったので「余裕だね~」と笑顔で答えていました。
最後のお題“カラオケで歌うならオープニング? エンディング?”には2人とも“オープニング”と回答! 「会場でオープニングテーマが流れていたのでオープニングかな!」とのこと。
最終的には4問中3問が同じ答えという結果で、2人の仲のよさが垣間見えるゲームでした。
その後にはサプライズでユーノが登場する今後のストーリーの数カットが公開されました。これにはイベントに参加していたファンも大喜び! 動く映像はもう少し先の放送までお楽しみにということでコーナーが締められました。
最後に、小澤さんは「今回のイベントは、原作のゲームからではなくアニメから本作を観ていただいた方が多い印象を受けて、アニメはアニメでYU-NOに触れてもらえたらと思っていたので嬉しいです。これからも見続けていただけたら、ユーノがやっと出てきますので、登場まで辛抱強く待っていてくださればと思います。そして、アニメをすべて見終わったあとまたこうして皆さんと話しをしたいという気持ちでいっぱいです! ぜひ続きも楽しみに見続けてください」と本作への思いを語りました。
林さんは「OAでは神奈編に突入していますが、神奈ちゃんはカギを握るキャラクターです。そしてたくやが別の世界に行って旅をすることになるのですが、ゲームと違って、現世編に出てきたキャラクターが異世界編に出てきたりもするので、ゲームをやっていた人はもちろん、新しく見る方も見どころ満載のストーリーとなっております! たくやの成長やユーノのとの関係性の謎もどんどん明かされていくので、これからもYU-NOをご視聴いただければと思います」とコメントし、本イベントは幕を閉じました。
『この世の果てで恋を唄う少女YU‐NO』作品情報
放送日
AT-X:毎週火曜日23:00~
TOKYO MX:毎週水曜日22:00~
ABC テレビ:毎週水曜日26:46~
BS フジ:毎週木曜日24:00~
メ~テレ:毎週土曜日26:44~
※放送日時は、都合により変更になる場合があります。
キャスト(敬称略)
有馬たくや:林勇
ユーノ:小澤亜李
波多乃神奈:内田真礼
一条美月:大西沙織
島津澪:釘宮理恵
武田絵里子:小林ゆう
朝倉香織:前田玲奈
有馬亜由美:名塚佳織
龍蔵寺幸三:楠大典
結城正勝:藤原祐規
豊富秀夫:江口拓也
スタッフ(敬称略)
原作:菅野ひろゆき/MAGES.
監督:平川哲生
キャラクターデザイン:大塚舞
助監督:松下周平
サブデザイン/小物設定:藤崎賢二/枡田邦彰/村山公輔
美術監督:坂上裕文/加藤浩
美術設定:加藤浩
美術背景:ととにゃん
色彩設計:宮脇裕美
音響監督:たなかかずや
撮影監督:難波史
撮影アドバイザー:中村雄太
編集:丸山流美
音響監督:たなかかずや
音響制作:東北新社
音楽:ヨナオケイシ/高見龍/Evan Call/川村竜(BPS Studio)
音楽制作:MAGES.
OP・ED 作詞、作曲:志倉千代丸
アニメーション制作:feel.
プロデュース:GENCO
製作:PROJECT YU-NO
(C)MAGES./PROJECT YU-NO
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります