『黒ウィズ』×『とある』シリーズコラボで阿部 敦さんと岡本信彦さんを直撃! アニメ関連の話も【後編】
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- まさん
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コロプラから配信中のiOS/Android用アプリ『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ(黒ウィズ)』で、現在『とある』シリーズとのコラボイベント“とある魔術と科学の魔道学園(クロム・マグナ)”が開催中です。コラボ企画の開催を記念して、上条当麻役の阿部 敦さんとアクセラレータ役の岡本信彦さんのインタビューを2回にわたってお届け。こちらなその後編になります。
このイベントは『とある魔術の禁書目録(インデックス)Ⅲ』および、現在放映中のTVアニメ『とある科学の一方通行(アクセラレータ)』と、『黒ウィズ』がコラボレーションした一大イベント。
『とある』シリーズキャラクターのコラボカードを入手できるログインボーナスや、専用のイベントクエスト、アクセラレータと戦う協力バトルなどが楽しめる大掛かりなコラボ企画になっています。
後編では主に、“とある魔術と科学の魔道学園”で出題されるコラボクイズの感想や、10年以上に渡って続いている『とある』シリーズへの思いを語っていただきました。
『とある』博士の阿部さんは楽勝!? コラボクイズの手ごたえは……?
──ゲーム中のクイズでは、『とある』シリーズの知識を試されるクイズが用意されていましたが、手ごたえはいかがでしたか?
岡本さん:阿部さんは、『とある』博士なのでカンタンだったと思います。『禁書目録Ⅲ』の収録現場でも、みんなから「これは、どういうことですか?」と質問されて答えていく先生なんですよ。
阿部さん:『禁書目録Ⅲ』の収録から入ってくる役者さんたちは難しかっただろうなと思っていました。『とある』シリーズはかなりの長さがありますので。
岡本さん:皆さん、最初は「さっぱりわからない」と言いながら現場に来ましたよね(笑)。
阿部さん:加隈亜衣さんとかも、かなり頑張っていましたよ。
岡本さん:ミサカワーストは、今までの経緯があっての感情を表現しないといけない難しい役どころですからね……。いきなりだとわからないかも。
阿部さん:そうなんだよね。きちんと説明するには、「アニメの1期のころに 絶対能力進化計画(レベル6シフト計画)と、量産型能力者計画(レディオノイズ計画)というのがあってね……」というところから話さないといけないじゃないですか。
岡本さん:「私はなんで生まれたんですか? え、クローン? どういうことですか!?」みたいな反応でしたよね(笑)。
阿部さん:そういう話を現場でちょいちょいしていました(笑)。
──『禁書目録Ⅲ』は、ファンからしてもだいぶ間が空いたように感じたのではないかと思います。久しぶりに演じられてみた感想を教えてください。
阿部さん:TVアニメの2期から数えると8年。劇場版からだと5年ぶりくらいなのですが、いざ集まってみんなでやってみると、自然といつもの空気になりました。
岡本さん:我々は違う作品でもよく会ってましたからね。
阿部さん:TVアニメの1期から10年経ってるということは、その間に10年分のいろいろな経験と年齢を重ねているわけです。そのなかで、それぞれが表現できるようになったものも、逆にあの当時だから出せたものもあって、うまいことマリアージュされた感じでした。
10年経ってからやれることの良さ。10年経ってからやれることの違い。そんなものがあると思いましたね。大変でしたけど、楽しかったです。
──時間が経ったからこそよかった部分もあったのですね。『禁書目録Ⅲ』の収録を振り返ってみた感想もお聞きしてよろしいでしょうか?
阿部さん:明らかにに4期があるだろうと思いました! オッレルスが出て来ましたしね。
岡本さん:そうなんですよ。オッレルスは最後にひと言だけなんですけど、僕らが収録したときは、まだ誰が演じるのかわからなかったんです。
阿部さん:そうそう。俺たちの収録とは別録りだったんです。たまたま、違う作品の収録に行ったときに島﨑信長君と会って「あっ、彼がオッレルスをやるんだ」と、そこで初めて知りました。ちなみに、オッ↓レルスだと思ってたけどオッ↑レルスらしいですよアクセント(笑)。
岡本さん:オッレルスのアクセントって、そうなんですか!? 頭高なんですね~。って、文字のインタビューじゃ伝わらないと思いますので、ぜひアニメでご確認ください(笑)。
阿部さん:ともあれ、明らかな伏線を張って終わっていたので「これは続きもやろうよ!」と思っています。
──ファンとしても4期を見たいところだと思います。ちなみに、『禁書目録Ⅲ』で印象的なシーンをあげるとしたら、どこになりますか?
阿部さん:我々2人がここにそろっているというのもありますけど、2人の対決シーンだと思います。
岡本さん:僕もそうですね。対決シーンだと思います。
阿部さん:ファンの皆さんからしても、待望のエピソードだったと思うんですよね。上条さんとアクセラレータはニアミスが多くて、『禁書目録』1期のバトル以降は1回も出会ってなかったじゃないですか。それと知らずに電話で会話したりもしましたが、顔と顔を合わせてお互いに名前を呼んで、対峙することはなかったんですよ。
岡本さん:『禁書目録Ⅲ』の対決シーンでは、完全に八つ当たりでボコボコになぐっていましたけど……。
阿部さん:でも、あのおかげで上条さんもちょっと吹っ切れたところがあったのかな。あの辺は、特に印象に残っています。
岡本さん:個人的に、アクセラレータには上条さんを殺す気がなかった……ということにしておきたいですね。なぜかというと、本来であれば右手以外のところに当たった瞬間に、それだけで勝負を決めることだってできてしまうはずなんです。
でも、顔にアクセラレータのパンチが当たっていたはずなのに何も起きてない。きっと彼は、ただ上条さんをなぐりたかったのだと思います。ここは1つ、負けた理由もそういうことでどうでしょう、上条さん?
阿部さん:そうだね。あの時はアクセラレータもいっぱいいっぱいだったからね(笑)。
──そして現在、7月から『とある科学の一方通行』のアニメが始まりましたが、こちらについてもお聞きしてよろしいでしょうか?
岡本さん:アニメの第1話をご覧になった方は気付いているかと思いますが、山路新さんが描かれている原作コミックにはないオリジナルの1話からスタートしているんですよ。僕自身は、これがいい1話だと思っていまして。あの導入にしたことで、アクセラレータがカッコよく見える構成になっているんです。
加えて、この構成のおかげで、アクセラレータがどんな能力者なのかが1話で説明できています。原作だと彼の能力はちょっと難しくて、「ベクトル操作ってどういうこと?」「なんでもやっているけど、彼の能力ってどういうことなの?」と思っちゃう人がいるかもしれないのですが、そこも全部言葉で説明できました。
阿部さん:でも、それだと説明する人がたいへんじゃないですか?
岡本さん:そうですね。アクセラレータとオリジナルの敵が2人で説明しました。そういったやり取りを通して、能力者の見栄の張り合いみたいな部分も出ていたりしますので、またご覧になっていない方はぜひチェックしていただけると幸いです。
――『とある科学の一方通行』におけるアクセラレータについても、お話を聞かせていただけますでしょうか?
この作品では、アクセラレータのこれまで見せていなかった面が見えるというか……演じている僕も驚きました。ここまで丸くなるかというくらい丸くなっていて、僕としては「アクセラレータさん、どうしたんスか!?」という感じですね。序盤ですと……“つぶつぶザクロサイダー”がすごかったですね。この単語を頭に入れて、お楽しみにしていただければと(笑)。
そして、「こんなのアクセラレータじゃない!」と言っている人たちがいるかもしれませんが、「これもまたアクセラレータさんなんですよ。丸くなっただけです」と伝えたいですね。もし、昔のアクセラレータさんに会いたいなら『禁書目録』1期から見てください。テンションから何から全然違いますから。
阿部さん:実際、アクセラレータの周囲にいるのはラストオーダーと黄泉川(よみかわ)さんと芳川(よしかわ)さんですからね。彼女たちに囲まれて生きていたら、そりゃ丸くもなります。
岡本さん:そうなんですよ。枕がバーンって顔に当たっても全然怒らないですもん。本当、あのほのぼの空間はすごいです。
──そろそろお時間となってしまいました。まだまだ勢いの止まらない『とある』シリーズのファンに向けて、一言お願いします。
岡本さん:まずは、今放映している『とある科学の一方通行』ですが、とても緊張しています。僕もやれるだけのことはやっているつもりなのですが、『禁書目録』ならびに『超電磁砲』が大当たりしている手前、ドキドキが止まりません。
『一方通行』にもがんばっていただきたいですし、ここからシリーズに入る人たちもいると思うので、そういう人たちにもぜひ『とある』シリーズの魅力と、放送中の『とある科学の一方通行』の存在を教えてあげていただけたらうれしいです。
阿部さん:本当に皆さんのおかげで、10年というとても息が長い作品になったと思います。まだまだ人気も衰えず、原作小説の新巻も鎌池先生が続々と書き上げているということで、もっともっと続けていきたいです。
前々からプロデューサーやキャストの人たちと「ライフワークにできたらいいね」という話をしているのですが、本当に10年続くライフワークになっていますし、これをもっともっと続けていくためには皆さんの応援も必要です。
健康も含めて自分たちの頑張りも必要ですが、スタッフやキャストだけじゃなく、ファンの皆さんと一緒に『とある』シリーズを作っていけたらいいなと思っています。
――そして最後に、『黒ウィズ』ファンに向けてひと言ずつお願いします。
岡本さん:『黒ウィズ』はクイズゲームなので、設問に『禁書目録&一方通行』の問題が現れたら、ぜひ挑戦していただきたいです。今回の『とある』シリーズコラボを通して、シリーズに興味を持つ方もいらっしゃると思いますし、興味を持った方は、アニメを見ていただけると嬉しいですね。
阿部さん:『とある』シリーズは、特徴としてメディアミックスがすごく広いんですよ。『とある』シリーズだけでも『禁書目録』本編の他に、『超電磁砲』『一方通行』、それに4コマ漫画や『とある科学の超電磁砲外伝 アストラル・バディ』という番外編のようなものもいっぱい出ています。
今回『黒ウィズ』さんとのコラボということで、また、新たなメディアミックスの一歩を踏み出せたと思いました。『とある』シリーズを知っている方も知らない方も、『黒ウィズ』のユーザーさんには、ぜひ楽しんでいただればと思っています。
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クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ
- メーカー: コロプラ
- 対応端末: iOS
- ジャンル: RPG
- 配信日: 2013年4月22日
- 価格: 基本無料/アイテム課金
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クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ
- メーカー: コロプラ
- 対応端末: Android
- ジャンル: RPG
- 配信日: 2013年3月5日
- 価格: 基本無料/アイテム課金