『スパロボDDコラム』メインストーリーがターニングポイントを迎える“第1章Part12”開放!【#34】
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11月の“第1章Part11”開放から約2ヶ月ぶりに、新シナリオ“第1章Part12”が追加! 今回は『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』『コードギアス 反逆のルルーシュ』『機動戦士ガンダム00』の3作品がストーリーの主軸となっており、『反逆のルルーシュ』と『ガンダム00』は、それぞれ原作の第1シーズンに相当する展開が結末を迎えます!
さらに『鉄血のオルフェンズ』から新ユニットとしてガンダム・グシオンリベイクと、そのパイロットとなる昭弘・アルトランドが参戦!!
今回の『スパロボDD』コラムは、そんな“第1章Part12”のハイライト紹介からスタート! 『スパロボDD』のストーリーは、ここがひとつのターニングポイントとなることでしょう!!
満を持してガンダム・グシオンリベイク&昭弘が参戦!
ガンダム・グシオンリベイク&SSR グシオンリベイクハルバード
【ユニットデータ】ガンダム・グシオンリベイク
【ユニットパーツデータ】グシオンリベイクハルバード
ガンダム・グシオンリベイク&SSR グシオンリベイクハルバードの評価(SS)
ガンダム・グシオンリベイクは、攻撃&防御タイプ、通常攻撃は射程3の斬撃という能力で登場。グシオンリベイクハルバードのメイン効果は、気力が10上昇する毎に攻撃力・防御力が6%増加、被ダメージ時と攻撃命中時の気力上昇量が1増加、気力130以上のとき、75%の確率で新たに受けるアビリティによる弱体効果を無力化するというもの。
つい先日追加された、カイザーブレードと似たような性能で、非常に強力といえる。特に気力上昇系のチップを所持している場合は、ぜひとも装備させて、さらなる強化を図っていこう。
同タイプのコン・バトラーVが対抗となるが、グシオンリベイクハルバードの性能が非常に優秀なため、コンVに新パーツが追加されるまではこちらをメインに使っていけばいいだろう。
というわけで、ついについにガンダム・グシオンリベイクの参戦です! 鉄華団が宇宙海賊ブルワーズのクダルを撃破し、その乗機だったガンダム・グシオンをろ獲したのが、第1章Part5でのことでした。本当に長かったですね……。
ガンダム・グシオンリベイクは、その名の通りガンダム・グシオンを“rebake(焼き直し)”した機体で、『スパロボDD』でも突っ込まれていましたが、ズングリムックリとしたガンダム・グシオンからシルエットが一新され、スマートな機体として仕上がっています。
原作第14話では、工業コロニー・ドルト2での改修作業の模様が描かれており、ガンダム・グシオンの頭部装甲を取り外し、ガンダム・バルバトスと同型の“ガンダム・フレーム”のフェイス部が露出するカットがあります。『鉄血のオルフェンズ』における“ガンダム”とは、(一部の例外を除き)この300年前の“厄祭戦”の後期に活躍したガンダム・フレームを用いたモビルスーツを指し、全部で72機が建造されたといいます。
72柱の“ソロモンの悪魔”の名前を冠したガンダムですが、本編作中ではわずかに5機が登場したのみ(改修、偽装などを含まない)。現存するガンダム・フレームを使用した機体は全部で26機とされており、スピンオフ作品『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼』や『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント』にも、複数の機体が登場しています。
同一フレームを内蔵しているため、各ガンダムのパーツは基本的に流用が可能で、ガンダム・グシオンリベイクはガンダム・バルバトスのパーツを用いて改修されたため、胴体や脚部などにその面影が残っています。
また、機体シルエットはまったく別物に変わったものの、ガンダム・グシオンの背面装甲がシールドに、脚部装甲がバックパックに流用されるなどしています(このバックパックには特筆すべきギミックがあるのですが、それはまたの機会に……)。これらが短期間でのロールアウトに繋がり、第16話では完成した姿を見ることができました。
その初陣は第17話。『スパロボDD』の戦闘デモで再現されている特徴的なフェイスオープンも、この際に初披露されています。頭部を閉じた状態は、ろ獲したマン・ロディから移植した阿頼耶識システムを通し、超長距離や電磁波の流れまでをも見ることができるセンサーを有効化した照準モードで、ガンダム・バルバトスのものと同型の300mm滑空砲や、120mmロングレンジライフルの使用時などに併用されています。このギミックは、ちょっとガンダムデュナメスに似ていますね(笑)。
ちなみに、厄祭戦のさなかに開発されたフレームはガンダム・フレームのほかにヴァルキュリア・フレームやロディ・フレームなどがあり、戦後にもギャラルホルンがグレイズ・フレーム、テイワズがテイワズ・フレームを開発するなどしています。
イベント“ブレイキングメモリー”追加SSR必殺技パーツ“ホロボルトブレイカー”と“ローリングツインバスターライフル(MAP)”を解説!!
ここからは、開催期間も残りわずか(1月31日13:59まで)となったイベント“ブレイキングメモリー”で追加されたSSR必殺技パーツをご紹介! 今回は、ゼーガペイン・ガルダ用の“ホロボルトブレイカー”と、ウイングガンダムゼロ用の“ローリングツインバスターライフル(MAP)”の2種となっています。
SSR ホロボルトブレイカー
【ユニットパーツデータ】ホロボルトブレイカー
ホロボルトブレイカーの評価(S)
戦闘回数に応じて攻撃力・運動性が3.4%増加(最大17%)、自分のアクション時のみ、回避率が45%増加、命中時に防御力が25減少する弱体効果を敵ユニットに付与し(敵ユニットが2アクション行動する間有効)、気力を30減少させる。
攻撃の効果はやや寂しく、運動性も自アクション以外では不安は残るが、それを差し置いてもデバフ効果に関しては1級品。ビーム属性の回避壁には、アルティールがいるので、壁としての出番は少ないかもしれないが、間違いなく防御デバフと気力下げ要員として、しっかり出番は来るだろう。
パイロットスキル“ガンナー(ルーシェン) ”はLV2で、攻撃力+274、運動性が2.6%増加、気力が120、150以上のときステージ中1度“熱血”がかかる。弱点である、火力と運動性を補える能力となっているので、こちらもあわせて強化していきたい。
ルーシェンが乗るゼーガペイン・ガルダ(ルーシェン機)最強の必殺兵器。それがホロボルトブレイカーです。原作第16話で初使用されたゼーガペイン・アルティール(キョウ機)のホロボルトプレッシャーや、第22話でゼーガペイン・アルティール(トガ機)が使ったホロボルトグラビティと同じ“ホロボルト兵器”のひとつで、第24話でアンチゼーガ・マインディエに対して放たれました。
しかし、アンチゼーガ・マインディエの障壁によってダメージを与えることはできず、ゼーガペイン・ガルダはQL(エネルギー)切れに陥ってしまいます。その後、舞浜サーバーをかばい、アンチゼーガ・マインディエから集中攻撃を受けて、ルーシェンとメイ・ウーはゼーガペイン・ガルダもろとも消滅してしまうのです……。彼らの最後の一撃となった渾身のホロボルト・ブレイカー、『スパロボDD』で思う存分使ってあげてくださいね!
ところで、『スパロボDD』では割愛されているのですが、ゼーガペイン・ガルダは第6話までブルーカラーの光装甲で登場していました。第6話でルーシェンがこの機体を自爆させたため、以降はピンク色の光装甲を備えた機体が使用されることとなりました。
そのほか、頭部形状が異なるゼーガペイン・ガルダゼロという機種も登場しており、第21話の回想シーンでクロシオらが搭乗していたほか、ドラマCD『ゼーガペイン audio drama OUR LAST DAYS』でもルーシェンとメイウーが乗っていました。
このエピソードは本編の前日譚にあたり、ルーシェンがかつての知的なキョウにメロメロな姿が描かれているので必聴ですよ! なおアクションフィギュア・ROBOT魂では、ゼーガペイン・ガルダ(ブルーカラーVer.)の頭部を差し替えることで、ゼーガペイン・ガルダゼロが再現できます。
SSR ローリングツインバスターライフル(MAP)
【ユニットパーツデータ】ローリングツインバスターライフル(MAP)
ローリングツインバスターライフル(MAP)の評価(S)
メインは攻撃&命中タイプの移動力が1、MAP兵器以外の最大射程が1、気力上限が10、照準値が12(17)%、自分のアクション毎に攻撃力が8%増加(最大24%)する効果を持つ。
特性+0では範囲はやや狭いのの威力は十分で、アビリティ効果も優秀。まずは射程が最大になる特性+3を目指して強化していきたい。
パイロットスキル“強靭(ヒイロ) ”はLV2で攻撃力+270、攻撃力が3%増加、攻撃を命中させたときの気力上昇量が2増加する。命中タイプであり、メインで気力上限をアップさせる効果も持つので、ウイングガンダムゼロとの相性はピッタリ。総じて最低でも1つは入手しておきたいパーツといえる。
“ホロボルトブレイカー”と同時に追加された、“ローリングツインバスターライフル(MAP)”。ちょうど1年前に追加された“ローリングツインバスターライフル”のMAP兵器版ですね。ツインバスターライフルを分割し、回転しながら射撃することで敵をなぎ払うという豪快な戦法で、基本的なアクションは同一ながら戦闘デモは単体版から一新されています。
前回は“OVA『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』でのウイングガンダムゼロはこの技を一度も使っていない”というトリビアを紹介しましたが、にもかかわらず『スパロボ』シリーズファンにはウイングガンダムゼロの代名詞的なMAP兵器としておなじみ。なんと、条件付きで手に入るユニットとして初登場した『スーパーロボット大戦F完結編』から使い続けているんです。
天使の翼のようなウイングバインダーを備えたこの機体、当初は“ウイングガンダムゼロカスタム”という名前で登場し、TVシリーズのウイングガンダムゼロの改修機という扱いでしたが、本来はまったく同一の機体であるということで、次第に“ウイングガンダムゼロ(Endless Waltz版)”や単に“ウイングガンダムゼロ”などと呼ばれるようになっていきましたね。ややこしいので、ここでは“ウイングガンダムゼロ(TV版)”と“ウイングガンダムゼロ(EW版)”としておきます。
特徴的なウィングバインダーをはじめシルエットが大幅に変わるので、筆者はウイングガンダムゼロ(TV版)とウイングガンダムゼロ(EW版)が同一の機体であるという事実に、長年にわたってなんとなくモヤモヤを感じていたのですが、このあたりを逆手に取って、TVシリーズのリメイクにあたるマンガ『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光』では、作中において機体フォルムが大幅に変わるという展開が描かれています。
同作には、ウイングガンダムプロトゼロという、ウイングガンダムゼロ(EW版)の前身となる機体が登場。ウイングガンダムゼロ(TV版)とよく似たシルエットを持つこちらが、我を失ったカトルが乗ってローリングツインバスターライフルを撃った機体となっています。
その後ウイングガンダムプロトゼロは、ゼロシステムによって暴走したトラント特尉によって自爆。大破したその機体を、トールギスF――宇宙空間用に改修されたトールギス――のウイングバインダーを移植して修復したものがウイングガンダムゼロ(EW版)として完成したのです。そのため、愛機トールギスに深い愛着を抱いていたゼクスは、ウイングガンダムゼロ(EW版)を“トールギスの魂が乗った機体“と呼びました。
ちなみに『敗者たちの栄光』でも、ウイングガンダムゼロ(EW版)はローリングツインバスターライフルを使っていません(笑)。ウイングガンダムプロトゼロでは多用していたんですけどね……。
ここまで書いて気がついたのですが、今回パーツが追加されたゼーガペイン・ガルダとウイングガンダムゼロ(EW版)は、その前身として“ゼロ”を冠した機体が存在していたという点で共通していますね。これは偶然か、はたまた……。
といったところで今回はここまで! 今後の『スパロボDD』は、メインストーリーが大きな変革を迎えそうですね。次回の新シナリオ追加が待ち遠しい! これは目が離せません!!
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スーパーロボット大戦DD
- メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
- 対応端末: iOS
- ジャンル: SRPG
- 配信日: 2019年8月21日
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