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はいかイエスで答えてもらいますわっ!(マルガリータ)【軌跡シリーズ名言集】

Zenon
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 日本ファルコムの名作ストーリーRPG『軌跡』シリーズの名言集をお届けします。

 みなさん、“恋に積極的な女の子”はお好きでしょうか? 本記事では、『閃の軌跡』の登場キャラクターの1人、マルガリータ・ドレスデンにまつわるセリフを紹介します。

 『閃』シリーズ屈指の“濃さ”を誇る彼女の記念すべき“初絡み”を振り返っていきましょう。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

はいかイエスで答えてもらいますわっ!(マルガリータ)

●第3章 鉄路を越えて ~蒼穹の大地~(英雄伝説 閃の軌跡I:改 -Thors Military Academy 1204-)

 今回の名言は、サブクエスト“まだ見ぬ差出人”からの紹介です。いつものように生徒会経由で依頼を受けたリィンは、指定された場所(グラウンドにある体育倉庫の裏)へと向かいます。そこには2年I組の先輩、ヴィンセント・フロラルドが待っていました。

  • ▲フロラルド伯爵家は《四大名門》ほどではありませんが、海都オルディスに居を構える、帝国のなかでもかなり有力な貴族です。その御曹司たる彼が、人目を忍んでなにを頼もうというのか……?

 依頼内容は“探し人”。それも彼に熱烈なラヴレターをくれた1年生の女学生を探してほしいというものでした。愛の告白に使われる花《グランローズ》が手紙に添えられていたことから、まずは花屋への聞き込みをすることに。

  • ▲ウキウキしながら手紙の女の子を探してほしいと頼むヴィンセント先輩。その先に待つ自身の未来を、この時の彼は知るよしもなかった……。
  • ▲手紙に書かれていたニックネームは“グランローゼ”。それはかつて皇族に嫁いだ絶世の美女の名前で、時の皇帝から無数のグランローズを贈られたことから付けられた愛称だといいます。

 さっそく聞き込みを開始するリィン。花屋の店主ジェーンさんに「最近グランローズを購入した1年生の女子」を聞いたところ、3名の名前があがりました。いわく、1年III組のベリル、1年IV組のヴィヴィ、1年V組のロジーヌが最近花を購入していったそうです。

  • ▲顧客情報を教えていいのか悩むジェーンさんですが、リィンの真摯な説得により教えてくれることに。「背中を押すだけ」と約束し、リィンはその子たちのもとへ話を聞きに走ります。
  • ▲まずは1年III組のベリル。グランローズは“儀式”に使うため買ったという話で、ラヴレターの差出人ではない模様。それにしても一体なんの“儀式”に使ったのか……?
  • ▲続いて1年IV組のヴィヴィ。グランローズは双子の姉リンデをからかうために購入したとのこと。これより前にリィンはグランローゼが愛の告白に使われる花と知らずに、リンデに届けさせられるというイタズラを受けたことがありました。
  • ▲最後に1年V組のロジーヌ。教会でシスター見習いとして働く彼女は、教会に飾るためにお使いで買っただけと語ります。非常に奥ゆかしい感じで、ヴィンセント先輩のイメージは多分ロジーヌのような女の子だったハズ。

 3人の女の子に聞き込みを終えましたが、全員ハズレ。どの子も恥ずかしくて嘘をついている訳でもなさそうで、捜査は手詰まりとなったので一旦報告に戻ることに。

  • ▲ソワソワしながらリィンを出迎えたヴィンセント先輩ですが、見つからなかったと聞いてガッカリ。

 そして花屋でグランローゼを買ったのでなければどうやって花を手に入れたのかと、2人で考えているところへ響いたのが、あの“野太い声”の持ち主、マルガリータ・ドレスデンでした。

  • ▲いきなり現れて「ムフフ~」と笑いながら、手作りクッキーを渡そうとしてくるマルガリータ。自ら体育倉庫裏なんて場所を選んだせいで、ヴィンセント先輩に逃げ場はありません。

 「貴様のことなどこれっぽっちも知らん!」と拒否する先輩ですが、そこへマルガリータは「あたしこそが《グランローゼ》」と衝撃の事実を言い放ちます。そして自身の本名を名乗り、グランローズは実家の名産品であると種明かしをしてくれました。

  • ▲ドレスデン男爵家こそが、かつて絶世の美女《グランローゼ》を輩出した名家であると自慢げに話すマルガリータ。
  • ▲「あ、ありえんっ」と現実逃避するヴィンセントに対し、マルガリータは「ありえないくらいに美しい」と、あくまでポジティブシンキングの姿勢を崩しません。強い。

 そしてもったいぶってきた種明かしを終えたところで、いよいよラヴレターの返事を聞かせてほしいとヴィンセントに迫ります。そう、それこそが今回の名言となります。

「あたしとお付き合いするかどうか――はいかイエスで答えてもらいますわっ!」

  • ▲どちらの選択肢もおなじぃー! 見習いたい、この押しの強さ(笑)。

 「そんなものはノーに決まっている!」ときっぱり断ったヴィンセント先輩ですが、その態度ですらマルガリータにとっては可愛いものらしく、“本音を隠すタイプ”と自己完結。“食べれば本音を出せるようになるクッキー”を手に、ゆっくりとにじり寄ってきます。

  • ▲ヴィンセント先輩はいよいよ本気で恐怖を感じ始めた様子。「心配なさらないで、すぐに楽になります」などと言いながら近づいてくるマルガリータ。リィンも他人事ながら、どうしていいか判断がつきかねていました。

 そこへ(ヴィンセント先輩にとって)天の助けが舞い降ります。彼のお目付け役でもあるメイドのサリファが駆けつけてくれたのです。

 サリファは機転を利かせ、もっともらしい口実でヴィンセントをその場から逃がし、マルガリータの顔も立ててクッキーを預かり、ついでにヴィンセントを手伝ったリィンにお礼を渡して、あっという間に全方位を丸く収めて去っていきました。

  • ▲秩序崩壊5秒前みたいな状況を、一瞬でまとめていった状況判断力。これがデキるメイドってやつですか……。
  • ▲「あのメイド……なかなかどうして侮れないわねぇ」と1本取られたことを認めるマルガリータですが、そこは前向きな彼女のこと、すぐさま次の機会を狙うべくクッキー作りへと戻っていきました。
  • ▲そしてリィンも「なんというか……濃い人ばかりだったな」とため息をついて疲れた様子。そりゃそうよ。

 おまけでその後のマルガリータの足取りを少し追ってみました。恋愛成就の秘訣は“押しの強さ”というのも、ひとつの真理なのかもしれませんね。

  • ▲ちょ、ニコラス先輩(調理部部長)、なんてことを!?
  • ▲再び危機が訪れるヴィンセント先輩。果たしてこの窮地を脱することはできるのか!? なお、頼みの綱のサリファはこの状況を楽しみ始め……もとい、この機会にヴィンセントが成長してもらえるよう見守る姿勢に入っている様子。
  • ▲“ラブ・エッセンス”ってなに!?

 ヴィンセント先輩とマルガリータ嬢の恋路(逃避行?)は、今後もまだまだ続いていきます。最新作『創の軌跡』までプレイ済みのみなさんなら、結末は当然ご存知だとは思いますが、あらためてこの頃の2人を追いかけてみるのも、またおもしろいかもしれません。

 シリアスなものからコメディ的なものまで、軌跡シリーズにはほかにも数々の名言が存在します。今後もそれらをピックアップしてお届けしていく予定なので、お楽しみに!

  • ▲???「うぅ、思い出すぜ……。扉を開けたど真ん前に彼女がいたときの衝撃ときたら……」。

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※画面はPS4『英雄伝説 閃の軌跡I:改 -Thors Military Academy 1204-』のものです。
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